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アルバイトで培ってきた経験をガクチカに活かすためには|気になるポイントについて

アルバイトで培ってきた経験をガクチカに活かすためには|気になるポイントについて

新卒での就活する際の質問として、学生生活で一番力を入れていた活動は何か、というものがあります。この質問は、略して「ガクチカ」とも呼ばれ、面接やエントリーシートで必ず聞かれると言っても良いほどです。中には、学生時代はバイトばかりで胸を張って言える活動なんかしていない、と思う人もいるかもしれません。

しかし、伝え方によってアルバイトの経験は、学生時代に頑張ったこととして、企業にアピールすることが可能です。ここでは、アルバイトを魅力的なアピール材料にする具体的なポイントから書き方まで解説しています。具体例もあげていますので、ぜひ参考にしてみてください。

アルバイトでの経験をガクチカに活かすことができる

アルバイトでの経験は、十分ガクチカに活かせます。しかし、こんなところで働いていた、と単純に経験を述べただけでは評価されません。何をしてきたのかより、物事にどう取り組み、何を学んだかを採用する側としては知りたいのです。

今まで自分がやってきたことを突き詰めて、洗い出してみましょう。その時感じたことや考えたこと、さらにはその後の学びにつながった点をリストアップし、自己PRにすることではじめて就活でアピールできる内容となります。

一般的に、新卒採用は中途採用と異なり、正規の就業経験がないのが一般的です。雇用形態は違っても、現場で働いていた事実は社会経験があるとして通用します。書き方のコツをつかんで、アルバイト経験を自己PRの武器に変換しましょう。

アルバイトでの経験をガクチカに活かすことができる

アルバイトでの経験をガクチカに活かすためのポイント

ポイントは5つです。5つのポイントを把握することで、魅力的なガクチカを仕上げられます。5つのポイントをそれぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

何のアルバイトをしてきたかを伝える

1つ目のポイントは、仕事内容を具体的に伝えることです。ストーリーに具体性があることは、魅力的な回答の必須条件と覚えおいてください。ただアルバイトをしていたと伝えるのではなく、具体的にどんな業務をしていたのかまで伝えましょう。詳細を伝えることで、その後に加える課題や克服方法が相手に伝わりやすくなります。

「飲食店で働いていた」ではなく「会社帰りのサラリーマンが多い居酒屋で接客を担当していた」とした方が、イメージしやすいのではないでしょうか。具体的であればあるほど、その人にしかできない体験に結びつきます。抽象的な話は論点がボンヤリしているうえ、誰にでも当てはまる内容になりがちです。相手に伝える際は、具体的な内容に落とし込むことを意識してください。

どのような姿勢でアルバイトしてきたかを伝える

2つ目のポイントとして、働くときにどのような態度を大切にしてきたかを伝えましょう。お客様の注文をとる、という業務内容一つをとっても、自分なりに気をつけていたことがあるでしょう。

また、もっと大きな視点で見て、職場の雰囲気を円滑にするために心がけていたこと、アルバイト仲間とのシフト調整でお互い助け合おうとしていたこと、など仕事全体に対する姿勢もアピールポイントになります。

多くの場合、入社後に任される仕事は、大学までのスキルを直接活かせるものではありません。だからこそ、働くことへの向き合い方や考え方は面接において重要な判断材料となります。

仕事をしてきた中で「大切にしてきたこと」「意識していたこと」「自分の考え」など具体的なレベルまで明確にしておきましょう。

アルバイトの中でどのような取り組みを行ってきたかを伝える

3つ目のポイントとして、与えられた仕事をしただけでなく課題解決について自分で考え行動した内容を伝えましょう。例えば、「よりお客さんの満足度を上げるために〇〇をした」「業務を効率化させるために〇〇をした」などです。

取り組みを伝える際は、ストーリーから「気づき→仮説→検証」という3つのプロセスを感じ取れるようにしましょう。例えば、

・お店のアンケートを見てみるとお客さんの満足度が低い(気づき)

・料理の提供スピードを上げれば満足度が上がるのではないか(仮説)

・料理の提供スピードを上げるために〇〇を改善した(検証)

このように自分の視点で問題に気づき、その原因を考え、解決策を実際に試すことができる人は、社会人としても重宝される人材です。自分が何かアクションを起こした時は、自然と3つのプロセスを踏んでいることも少なくありません。これまでの経験でこのステップを踏んでいるものがないか思い出してみましょう。高評価につながる経験が見つかるかもしれません。

アルバイトを通じてどのような結果を得られたかを伝える

4つ目のポイントは、どのような結果に結びついたのかを明らかにすることです。結果は、客観的な事実として挙げられる内容であれば説得力が増すでしょう。例えば、家庭教師であれば、教え子の点数を〇点から〇点にあげた、などです。結果を伝える際は、「なぜその結果が生まれたのか」という要因も明確にしましょう。

結果を出すために、自分が取り組んだことや工夫したこと、大切にしていたことを伝えます。どれだけ結果を出していても、そこに背景が無ければ魅力的とは言えません。得られた結果(客観的事実)と、結果を出すための取り組み(自分の考えや行動)を必ずセットで考えましょう。

アルバイトを通じて一体何を学んだかを伝える

5つ目のポイントは、何を学んだか伝えることです。学びがその人の成長度と比例することは言うまでもありません。一つの物事から、何かを学べるということは、成長できる人間であることを意味します。

ワンランク上を目指す人は「学びをどう活かしていくか」「学びを活かした行動」にも触れてみてください。仕事を通して得た学びが、他の問題解決にもつながっていった経験を話すことができれば、グンと魅力的なガクチカに仕上がります。

ガクチカを書く際は一体どのような工夫をしないといけないのか

ちょっとした工夫をすることで、高評価につながるガクチカを書くことができます。工夫すべきポイントは5つです。「経験以上」「正直」「具体的」「ニーズ」「整理」これら5つのキーポイントについて解説していきますので、参考にしてみてください。

アルバイトの経験だけを述べるだけで終わらない

学生時代に頑張った経験を伝えるだけが、ガクチカではありません。経験から学んだことや、姿勢、取り組み方など経験の背景までしっかり伝えることが大切です。例えアルバイトであっても、経験以上のものを伝える必要があります。

経験以上のものを伝えるために、最低でも以下4つの点から掘り下げましょう。

1、姿勢(大切にしていたこと)

2、主体的に行った取り組み

3、失敗体験と成功体験

4、得た結果、学び

これら自分と向き合う作業は慣れるまで時間がかかるかもしれません。その分得られる収穫が大きいのも事実です。一度考えを整理することで、ガクチカはもちろん、面接の受け答えもスムーズに行えるようになります。

嘘をつかずありのままのことを伝える

ガクチカには、嘘がないようにしましょう。あくまで正直にありのままを伝えるのが鉄則です。一つ嘘をついてしまったがために、面接でつじつまが合わなくなってしまうことも少なくありません。当然ですが、嘘をつく人材は採用の対象外でしょう。自分が思っている以上に、嘘をついていることは面接官に伝わります。

また、就活は企業とのお見合いのようなものです。自分を偽ってまで入社しても、どこかで綻びが出てしまいます。嘘をつかずとも、ポイントをおさえ、自分の良い部分を表現することができれば、企業から見て魅力的なガクチカになるでしょう。上手にコツを掴んで、ありのままの自分を最大限PRできるものを作りましょう。

抽象的な表現をせずに相手にイメージしやすいガクチカを作る

ガクチカは、具体的であればあるほど良いと覚えておきましょう。具体的な内容にすることで、相手にストーリーや情景をイメージしてもらえます。また、エピソードは具体的であればあるほど、自分だけのオリジナリティあふれる経験として相手に伝わるでしょう。イメージできる、独自性の高いエピソードは記憶に残りやすいものです。

反対に抽象的な表現は、相手の印象に残りません。以下、いくつか言い換え例を紹介します。

・アルバイトをしていた→〇〇のアルバイトをしていた

・バイト先の売り上げを上げた→売り上げを〇%アップさせた

・工夫して取り組んだ→〇〇な点を工夫した

抽象的になっていないかどうかを確かめる際は、第三者に一度聞いてもらうのがおすすめです。自分ではイメージできていても、相手には伝わっていないことも少なくありません。完成したら一度、友人や就活エージェントなどにみてもらいましょう。

企業が求めている人材をイメージしてガクチカを作る

企業が求める人材をイメージすると、ガクチカは作りやすくなります。採用試験は企業が入社して欲しい人材を見つけるためのものです。企業が求める人材像に近いほど、内定を貰える確率は上がります。なかなか書けない人は、まず企業がどんな人材を必要としているのかを考えてみましょう。

企業のニーズを書き出し、ニーズに当てはまる経験や自身の考え方を整理します。例えば、企業が求めている人材が「物事を冷静に分析し、課題解決に向け主体的に行動できる人』だった場合、これに当てはまる経験がないかを掘り下げてみましょう。

企業が求める人材から逆算することで、ゼロから作るより簡単にガクチカを作成できることはもちろん、その会社の面接に有利なものをつくれます。

アルバイトでの出来事を一度整理する

ガクチカを書く際は、アルバイトでの出来事を一度整理しましょう。なかなか作成できない人の中には、何を書いたらいいか分からず、ペンが進まない人もいるかもしれません。書けない原因は2つです。「1、最初から完成形をつくろうとしていること』「2、頭の中だけで整理していること」、これらの状態におちいっていないか確認してください。

そこでおすすめなのが、アルバイトで起きた出来事(事実)を紙に書き出すことです。最初から学びや姿勢は書けなくても、出来事(事実)なら、思い出しながら書くことができるでしょう。一度起こったことを整理してみると、そこから得た学びや自分の姿勢もスラスラ書けるものです。難しく考えず、まずは出来事の整理から始めてみましょう。

アルバイトの経験を活かしたガクチカの例文

アルバイトの経験を活かしたガクチカの例文を3つ紹介します。悪い例と良い例を紹介していますので、比較しながら参考にしてみてください。

悪例:スーパーでのアルバイト

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私が学生時代に最も力を入れたのは、スーパーでのアルバイトです。私は、お客様の笑顔が見たいという理由からスーパーで働き始めました。業務では、いかにお客様に喜んでもらえるかを意識し、毎日お客様と接してきました。なかなかうまくいかないこともありましたが、続けていく中でお客様にも喜んでいただけるようになったと思います。アルバイトで得た経験を社会人としても活かしていきたいです。

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良例1:家庭教師のアルバイト

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私が学生時代に最も力を入れたのは、家庭教師のアルバイトです。私は小さい時、勉強が苦手で周りのペースについていけず苦しい思いをしました。そこで、少しでも過去の自分と同じような思いをしている子の力になりたいと、家庭教師をはじめました。

家庭教師に取り組む上で、大切にしていたのは、常に相手の立場に立つことです。最初はコミュニケーションに苦戦しましたが、勉強の時に使うシールを教え子の好きなキャラクターにするなど、その子がしてもらって嬉しいことを考え実行することで打ち解けることができました。テスト前には、掛け算の苦手な箇所を反復できるよう、自分でノートを作って渡しました。結果として、自分が担当していた数学のテストの点数は、20点上がりました。

この経験から、常に相手の立場に立って物事を考えることの大切さを強く実感しました。社会人としても、常に相手の立場に立ち、「相手が求めていることは何か?」を考え行動していきます。

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良例2:飲食店のアルバイト

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私が学生時代に最も力を入れたのは、飲食店での接客アルバイトです。私は大学1年から大学4年まで約3年間、個人経営の居酒屋で働いていました。私が働いていた居酒屋では、お客様アンケートを置いていたのですが、アンケートの結果があまり良くないと店長に聞きました。とくに、料理の提供スピードに不満を持っているお客様が多くいました。

そこで、私はメニューの横におおよその提供時間を記載することを店長に提案しました。お客様が提供スピードに不満を感じるのは、提供スピードが遅いこと自体に問題があるのではなく、「自分が思っているよりも実際の提供速度が遅い」というこのギャップに問題があると感じたからです。

メニューごとの提供時間を記載して半年後、アンケート結果を集計してみると、お客様満足度は9%向上していました。とくに提供時間に関する満足度は、前回の集計時より20%向上していました。

私はこの経験から、課題を分析し、原因に対し解決策を実行していく重要性を体感しました。仕事で課題に直面しても、状況を冷静に分析し、解決策を実行して乗り越えていきます。

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以下、悪い例と良い例で大きく異なるポイントを3つまとめています。

悪い例

・抽象的

・行動や学びが不明確

・誰にでも当てはまる内容

良い例

・具体的

・仮説→検証のプロセスが明確

・オリジナリティの高いエピソード

アルバイトの種類に関わらず、良いガクチカにはこのように共通のポイントがあります。テンプレートを参考に、書くべきポイントや流れをおさえることで、自分のガクチカ作成にも活用できるはずです。ぜひ、自分のアルバイト経験に当てはめてみてください。

アルバイトの経験を活かしたガクチカの例文
ガクチカを書く上で分からないことが出たら一体どうすれば良いか

ガクチカを書く上で分からないことがあり、思うようにペンが進まない経験はよくあることです。なかなか書けない時には、解決策が5つあります。5つの解決策をそれぞれ紹介していきますので、「分からないことがあって、捗らない」という人は参考にしてみてください。

まず一通り書いてみる

ガクチカは、一度書き上げてみることが重要です。一通り書き上げるためのポイントは、まず10点の完成度を目指すこと。最初から100点の完成度を目指している人が、書けない人のほとんどでしょう。まずは、クオリティに関係なく一度書き上げます。そこから20点、30点とブラッシュアップしていくのが、質の高いガクチカを仕上げるコツです。

最初は完成品を求めるのではなく、最後まで書き上げることを目標にしてみてください。最初から質の高さを目指すより、量とスピードを意識し訂正を繰り返す方が、結果として早く質の高いガクチカ完成に繋がります。

色々な方にフィードバックしてもらう

ガクチカを書く上でつまずいたら、色々な方にフィードバックをもらいましょう。自分一人でのガクチカ作成には限界があります。客観的な視点を入れることで、自分では気づけないような発見が得られるはずです。フィードバックは、なるべくさまざまな方からもらいましょう。

部活、サークル仲間・高校時代の友人・会社のOB・バイト先の先輩など、異なるコミュニティの方に見せることで、多角的な視点から多様性に富んだ意見がもらえます。面接官は、第三者と言える存在です。それゆえ、多くの第三者から意見をもらうことは、ガクチカの質を高める為に必要不可欠と言えます。

他の方のガクチカを見せてもらう

分からないことがあった際、他の方にガクチカを見せてもらうことも有効です。他の方のガクチカを見ることで得られるメリットは2つあります。1つ目は「良い点を参考にできること」、2つ目は「自分のガクチカを客観的に見られるようになること」です。

他の方のガクチカを見ることで、書き方や魅力的なポイントを参考にできます。見せてもらった内容がイマイチだった場合でも、「なぜ、読んでも響かないのか?」を考えることで、逆説的に良いガクチカに必要なポイントを学べるはずです。

また、自分の中に客観的な視点を持てるようになります。一度他の方のガクチカを読んだ後に、自分のガクチカを読み返すことで、新たな気づきを得られるでしょう。

アルバイト先の方に自分のことについて聞いてみる

ガクチカで悩んだ際は、アルバイト先の方に自分のことについて聞いてみましょう。アルバイト先の方に聞くことは、ガクチカで悩んでいる方に限らず、アルバイトをガクチカに活用する方全員に実践ほしい方法です。アルバイト先の方は、アルバイト時の自分の姿を唯一知っている第三者と言えます。

バイト先の方に話を聞くことで、アルバイトに対する自分の姿勢、働いている時の印象など貴重な話が得られるでしょう。アルバイト先の方から得た話は、直接的にガクチカに活用できるのが特徴です。そのままガクチカの素材として活用できるレアケースですので、アルバイトでガクチカを書くなら聞かない手はありません。

就活エージェントのサポートを受ける

ガクチカを書く上で分からないことがあった際の相談場所として、最もおすすめなのが就活エージェントです。就活エージェントがおすすめの理由は、企業が求める人材を正確に把握していることにあります。内定をゴールとした場合、ガクチカで最も大切なことは、企業側が求める人材とマッチしていることです。

就活エージェントは、就活に精通しているので「企業に必要とされる人材か?」という視点から、ガクチカの添削ができます。サポートは全て無料ですので、利用しない手はありません。就活エージェントを上手に活用して、ぜひ内定を勝ち取るためのガクチカを作成してみてください。

ガクチカを書く上で分からないことが出たら一体どうすれば良いか
まとめ

ここまでアルバイトでの経験をガクチカに活かす方法を解説してきました。アルバイトでの経験は、ポイントを押さえることで、十分ガクチカに活かすことができます。良いガクチカを仕上げる上では、とくに「具体的なエピソード」「気づき→仮説→検証」「学び」の3点を意識してみてください。

うまく書けないときは、第三者に協力をお願いするのがおすすめです。中でも、就活エージェントにアドバイスをもらうと、企業側のニーズを満たすガクチカに近づくでしょう。ぜひ当記事の内容を参考に、アルバイト経験から、魅力的なガクチカを作ってみてください。

まとめ

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