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サラリーマンは面白い!~学生が就活をためらってしまうもう一つの理由~

サラリーマンは面白い!~学生が就活をためらってしまうもう一つの理由~

目先の就活は先の見えない初体験の連続です。だから不安が先行し、なかなか前向きになれません。しかし学生には、就活に躊躇してしまうもう一つの理由があるものです。皆さんはいかがですか?

生意気盛りの学生にとってのサラリーマンとは?

あくまで私の個人的な想いですが、学生というのは生意気なくらいがちょうどいいと思ってます。何の裏打ちされる根拠もなくても、自分の考えに自信を持って行動できるのは学生のうちしか出来ません。 

マナー違反を犯したり、人に迷惑をかけたりしないのであれば、なんの問題もないと思うし、むしろ分別があって、何でも人に丸め込まれたり、意見を言わないよりは、よっぽど健康的だと思っています。

常識的な大人から見ると、「なんであんなに自信たっぷりに言えるのだろう・・・?まだまだ青いな・・・。」と言われるのがオチですが、青いから言えることもあるしね。

学生が就活を始める前は、

「サラリーマンだけには、なりたくねえ」
「毎日、スーツにネクタイ、満員電車、ああ、めんどうくさい」
「客に文句言われたり、アタマ毎日下げて、ウザイなあ」

という風に、社会の表面上のことに対して嫌悪感を露骨に示すことになります。その心理の奥には、

「自分は、かっこよくスマートに生きたい!」
「自分は、周りとは違うんだ!」
「束縛されず自分の思い通りに生きてやる!」  

という、いわゆる”世間を知らない”ところからくる願望。これには何の根拠も具体的展望も、ビジョンもないんですが、本人たちは真剣です。

「平凡に生きたくない。自分は勝負したい!」

なんていう思想。学生にとってサラリーマンやOLとは、平凡と負けの象徴の場合が多いものです。多かれ少なかれそういう要素って、心のどこかにあるはずですよ、学生時代にはね。少なくとも僕はそうでした。

「転職」や「起業」という言葉に憧れを抱くトリガー

働き出すと分かりますが、学生時代の個人の価値観は過信です。経験不足、知識不足、世の中の酸いも甘いも分からず、臭いものにフタをして、ただ自分の狭い視野だけで、物事をジャッジしているに過ぎません。だから学生の考えが合っているか合っていないか?という観点で言うと、相対的には間違っているでしょうね。世の中そんなに甘くないから。

でもそれはいずれ分かるし、分かった時に軌道修正していけばいいことです。

学生は「転職」とか「起業」とかっていう言葉に非常に敏感です。心の琴線に触れるらしい。学生にとって就活は、やらなければならないけど、イマイチ積極的にやれない。それは平凡と負けの象徴に足を踏み入れることになるから。もっと自由でいたいのに・・・。もっとかっこよく生きたいのに・・・。こういった想いが、「転職」や「起業」という言葉に憧れを抱くトリガーになります。

でも、そこを乗り越えて就活を前向きに行いましょう。仕方なくとか皆やっているから、とか夢を諦めたから、とかネガティブはダメ。サラリーマンやOLは平凡や負けの象徴ではありません。むしろ夢と可能性、そして勝ちへの入口です。会社勤めが平凡になるとすれば、言われたことや指示されたことだけを、淡々とこなしていくだけの毎日になるからです。こういうタイプは、将来リストラの対象となる場合が多いです。完全な負け組み。だから結局は自分の頭を使って、創意工夫と改善意欲を持てるか?というところに繋げていくことが必要になってきます。

サラリーマンは面白い!

学生が就活する際、自己分析とか企業研究とかで悩むのと同じくらい、このサラリーマンやOLになるということについて悩みます。心理的には、意外とこっちの方の締めるシェアが大きいのではないでしょうか?もちろん、就活をしたくない、ずっと学生でいたいという気持ちもあるのですが、それとは別に漠然とした将来に対する不安で、自分も平凡な人間になっていくのか・・・という”現実”に対する拒否感。あるでしょ?

でも、僕は今を生きる先輩サラリーマンの一人として、それこそ「自信」を持って言い切れるのは、

「サラリーマンは面白い!」

ということです。働く価値観にもよりますが、少なくとも僕は将来に対する夢もあるし、前向きにサラリーマンをしています。今の会社にどのくらいいるかは分からないけど、自分の描くビジョンと差が出たら、また転職するかもしれません。僕の転職は自己実現です。現実逃避ではありません。会社勤めは、非常に色んな勉強が出来るし、出会いもあるし、スキルアップにも繋がる。仕事力をつけるためには、こんないい商売はないでしょう。

社長はサラリーマンよりアタマを下げている?

経営者になるっていうのは、サラリーマン以上に、非常に泥臭いんです。サラリーマン以上にアタマを下げまくっています。サラリーマン以上におべんちゃらを他人に使っています。金融機関にもアタマを下げまくりです。でもそれは経営者の本来の仕事です。経営者は資金繰りと営業のチャネル拡大のため、日々アタマを下げ続けています。

それに比べれば、自己主張のできるサラリーマンの方が、学生の価値観に近い存在ですよ。サラリーマンは他人に対して不平や不満を口に出せるけど、経営者がそれを口にしたらアウト。雇っている従業員の生活のためにもね。一番自分を殺して、我慢しているポジションです。

だから少なくとも、こういう懸念や不安は就活では一切捨てて、安心してまずはサラリーマンになりましょう。自己実現は働き出してからでも十分できますから。むしろそれからの方が「過信」ではなく「自信」に後押しされるから都合がいい。だから企業研究も前向きにしっかりやってほしいと思っています。

僕は一浪院卒のため、26歳の年に新入社員でした。一般的な学生の新入社員は3年頑張って、僕の歳に並びます。非常にうらやましい。僕はサラリーマンを一生続けるかどうかは未知数です。けれどもそれは新卒で入った最初の会社からの経験があって初めて持ち得るビジョンです。最初の会社は非常に大切だから、安易に辞めてほしくないのです。未来がもったいないからね。

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