業界研究

やりたい仕事が見つからない、どんな業種でどんな職種があるのか分からないという方にとって、将来やりたい事や就職したい企業を見つけるために業界分析が1つのスタート地点になります。

効率のいい業界分析のポイントを知り、自分が興味ある業界を見つけていきましょう。

意外に知らない業界のこと

業界を分析するうえでは、どんな業界があるかを知る必要がありますが、例えば、あなたがいつも利用している大手チェーンの飲食店やコンビニがどの業界に属しているか分かるでしょうか。

飲食業界、コンビニ業界と細かな分類もできますが、一部上場企業のそのお店の株価を業種のジャンルで直ぐに見つけだすことができますか。

飲食業界はサービス業に属し、コンビニ業界は小売業に属します。

食べ物を作って売るという飲食業界がサービス業と言われて、初めて食べ物を作るのが楽しそうとか、食べることが好きだからといった理由だけで選ぶべきではなく、サービスを提供する業界であることを知り、そのためにどんな人材が求められ、どんな業務が行われているかを知る必要があります。

効率的に研究するためのポイント

数ある業界分析を効率的に行うために、5つのポイントを抑えておきましょう。

業界の全体像を捉えること、業界ごとの特徴を理解すること、業界の成長性があるかや安定性を確認することが大切であり、さらにどんな方法で知れるかを確認し、積極的にリサーチ活動に出ることが5つのポイントとなります。

株式市場のジャンルをみても分かるように、大きくモノを作るメーカー、モノを消費者に売る小売、形のないものを売るサービス、モノを動かして利益を獲得している商社、お金を動かして利益を得る金融、情報を伝達するマスコミ、情報に付加価値をつけて売っているソフトウエア・通信などがあり、メーカーの中にも機械や自動車から、食品や化粧品、衣類など幅広いジャンルがあるのです。

具体的に掘り下げて行こう

モノを作る、売る、サービスを提供するといっても、どんな製品やサービスを対象にしているのか、誰を対象にしているのかは様々です。

企業が消費者向けに提供するB to Cがメインなのか、企業が企業向けに提供するB to Bがメインなのかも異なります。

たとえば、家電製品は一般消費者向けや法人などにも供給されていますが、大型機械メーカーとなれば企業の工場や大型施設など企業向けが中心になります。

また、その業界に将来的な安定性や成長性があるのかや、少子高齢化、人口減少の時代に次なる手を打っているかなども調べることが大切です。

今後何十年と働いていくわけですから、将来も見据えて業界分析を行いましょう。

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