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こんにちは。
関西ライターのあざらしさんです。

18卒のみなさんも就活が少しずつ始まってくる頃かと思います。
今日は本選考の1次で必ずといっていいほど行われる”グループ面接(集団面接)”の詳細と意図。そしてこれを気をつけていれば、落ちることはほとんどないであろう秘訣をご紹介したいと思います。

そもそもグループ面接って?

そもそもグループ面接とはなんなのでしょうか?
この記事を読まれている方で知らないという人はいないと思いますが、集団面接とも呼ばれており1〜2名の面接官に対して学生2〜5名で行う面接のことを言います。

大手企業になればなるほど集団面接を実施している傾向にあります。
それもそのはず志願者数が多すぎるので一人一人と面接をしている時間がないのです。

1時間の面接であっても3名の学生がいるのならば一人の持ち時間は20分。
普通の面接とは違い、限られた時間の中でいかに自分をアピールするのかが重要になっていきます。ですが、個人面接などと違い選考の早い段階で行われますので通過率は高いと思います。

ちなみに筆者は去年の春から数々のグループ面接を経験してきましたが、落ちたことは一度もありません。これは筆者が優秀だったからではなく、たった3つのことを意識していたからです。

①質問に対して一番に手を上げて答える。

①質問に対して一番に手を上げて答える。

グループ面接の流れとしては、面接官が自分の簡単な自己紹介をした後にあらかじめ決めていた質問をいくつか学生にぶつけます。そしてその質問を学生が順番に答えていき、最後に面接官への質疑応答をして終わりという流れです。

この流れのなかで重要になってくるのが、面接官の最初の質問に対して一番に手を上げてこたえることです。人数が多いグループ面接では右から左から順番にこたえていってくださいと言われるものもあるようですが、3〜4人のグループ面接になると質問の後に面接官が「だれからでもいいですよ!」と一言いってきたりします。筆者の経験上ですが、だいたいみんな様子見で手をあげません。なので、質問内容の答えを考えていなくても一番に手をあげることをオススメします。

これのメリットは以下の5つ
①積極性を評価される(当たり障りのない答えであっても)

②2番目以降の学生のハードルが上がる。(質問のこたえが絶対に被らない)

③次以降の質問でも一番にこたえる流れができる。

④面接官と喋る時間が必然的に増える。

一番に手をあげて質問にこたえると次以降も一番にこたえる雰囲気になります。なので自分のこたえに対して面接官が常に時間を気にすることなくつっこんできます。2番目以降の学生よりも印象的になるでしょうし、より深いところまでコミュニケーションがとれるようになります。もちろん最低限の自己分析や企業研究をしていないとダメですが、、、

なんのためのグループ面接なのか、なんのために面接官は挙手制にしているのでしょうか。そのことをしっかりと考えたならばこれを実行することに対してデメリットはほとんどないでしょう。

②聞く姿勢が見られている。

②聞く姿勢が見られている。

上の画像の中で、あなたが面接官ならば喋っている人以外で誰を評価しますか?

グループ面接では自分以外の学生が喋っているときの”聞く態度”がよく見られています。自分の番が終わって安心して人事を見つめている人や、次の番の準備のために下を向いているひとはマイナス評価になります。他の学生の話を相槌をうちながらしっかりと聞く余裕があるのか、他の就活生の考えた方を聞こうという姿勢があるのか。そういったことが見られています。

筆者が経験したグループ面接では「◯◯さんの考え方はどう思いましたか?」などとつっこんで聞いてくる面接官もいました。

たとえ順番が次であっても、しっかりと他の受験者である同じ就活生の話は聞きましょう。そこから自分と違った考え方を知ることができたり、新しい発見が必ずあります。そういった面でも先ほど述べた”一番に手をあげて質問にこたえること”は他の受験者の話を余裕をもって聞くことができるのでいいですね。

③面接官への質問タイムを有効に使え!!

③面接官への質問タイムを有効に使え!!

グループ面接に限ったことではありませんが、面接の終わりには必ず面接官への質疑応答の時間があります。面接によっては選考とは関係ないので気楽になんでも聞いてくださいなどと言われるものもありますが、全く無関係というわけではありません。

やはり面接官も人間ですので驚くような意外な質問や、自分が答えづらい質問を聞かれるとその学生のことが印象に強く残ったりするものです。筆者を含めるグループ面接や面接の通過率の高い就活生は、最後の質疑応答の際にありきたりな質問は絶対にしません。例えて言うならば調べればすぐにわかるような質問や、どうして聞いたのか意図がわからない質問などはどれだけそれまでの面接の印象がよくてもマイナス評価になりかねないからです。それならば黙っている方がましでしょう。

では、どのような質問が面接において印象に残りプラスの評価となるのでしょうか?

それは”会社のことではなく、面接官個人個人のことについて深く聞く”ことです。面接官の今までの辛い経験や嬉しかった経験、もしくは今後5年のライフプランはどう考えているのか?この会社を自分の力でどう変えようと思っているのか。そしてそれはなぜなのか?など面接官に熱く語ってもらうことが重要です。

これにより、「なぜそのような考えにいたったのですか?なぜそう思うのですか?」と質問を深堀することができます。さらには会話のキャッチボールが成り立つので、他の受験者よりも多く時間を使うことができるでしょう。筆者はこれを”逆深堀質問”と呼んでいましたが、毎回の面接で必ずやっていました。するとしばしば面接官の方にこう聞かれます

面接官『どうしてそんなに僕のことをききたいのかな?』

自分「それは自分の入りたいと思っている会社で働いている社員がどのような志をもっているのか。この会社に入ればどういう人達と一緒に仕事ができるのか。そういうことを知りたいからです」

質問の意図はこれです。この””逆深堀質問”は自分がこの会社で働くことをどれだけリアルに考えているのか。それを伝えることができます。これをやっているのは自分ぐらいだと思っていましたが、周りの早期内定者も似たようなことをやっていました。

みなさんもぜひやってみてください。

まとめ

いかがでしたか?

グループ面接だろうが個人面接だろうが、人と人とのコミュニケーションには変わりありません。どのような意図でこういう面接をしているのか、何が知りたいからこのような質問をしているのか。なぜ最後に質疑応答の時間があるのか。それらを自分自身で考えてみてください。本選考に関しては意味のない行為は全くといっていいほど存在しません。

しっかりとグループ面接をする意味を考えてのぞめば、自ずといい結果がでてくると思います。

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