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こんにちは。
関西ライターのあざらしさんです。
後期からの内定者バイトのため、週4でひたすらに学校へ行っている今日この頃。早期内定は素晴らしいことですが、単位は早めにとってしまいましょう。

さて、今日は面接王道質問集Part3です。時期的にも本格的に面接がはしまってきているので、とてもトレンドではないでしょうか。今回の質問内容も面接を繰り返しているとどこかのタイミングで必ず聞かれる質問です。しっかりと質問の意図と目的を汲み取ってこたえられるようにしましょう。

あなたの就職活動の軸は何ですか?

あなたの就職活動の軸は何ですか?

就職活動は人生を決める分岐点といえるでしょう。しかし、いざ“就職活動の軸は何ですか?”と聞かれると戸惑う学生は少なくないように思います。

“何て答えたらいいのか分からない”と戸惑う学生は少なくないように思いますが、難しく考える必要はありません。最初から“こうなりたい”と自分の将来像が明確な人は意外と少ないです。就職活動をしていくうちに志望していた業界が変わったということもよくある話です。就職活動の軸は、学生時代に一生懸命取り組んできたことと将来なりたい自分を紐つけていくことから始まると個人的には思います。

皆さんも学生時代に一生懸命何かに取り組んだ経験が何かきっとあるはずです。
企業側は即戦力よりも学生諸君のそういった“一生懸命さ”や“学ぶ姿勢”を見ているのです。なぜかというと“目的を持っている人間”というのは強いからです。企業側は学生のそういった“ポテンシャル”を期待して採用活動を行うのです。

つまり、就職活動を行う上で “自分は今まで何をしてきたのか。どんなことに達成感を覚えるのか。何が得意なのか”を把握し目それを将来の自分の目標につなげていくことは第一ステップといえるでしょう。
ここで“自分は勉強してきてないし・・・学歴ないし・・・”と思う人がいるかもしれませんが、何も“勉強”や“学歴”が全てではありません。アピールできる何かを自分で分析し、そこで自分は何を得たのか、何を学んだのかを就職活動の軸へと紐付けていけばいいのです。
自分は何なのか、将来どんな風になりたいのかをどんどん明確にしていきましょう!!
とりあえず、行動しないことには始まりません。就職活動をしていくうちに、就職活動の軸(自分自身の軸)は構築されていくことも意外と多いです。
そして“就職活動の軸”に関する質問は選考が進めば進むほどより深いところまで聞かれるようになります。

なので、自己分析はなるべく正直に行いましょう。多少盛るのは・・・ありですが(笑)。盛り過ぎないように注意しましょう。明らかなウソはばれてしまうこともあるので。

面接官の意図としては、とりあえずでうちの企業を受けにきていないか。目的や目標をしっかりと持って就職活動をしているのか。しっかりとした軸がある人間なのか。そのようなところを見ています。
何よりもどうしてそのような軸をもったのかという深堀りがしやすい上に、はっきりとこたえられる学生とそうでない学生が別れるので面接では必ずといっていいほど聞かれます。

さらに選考が進んでいくと、面接官は就職活動の軸に関してどんどん深いところまで聞いてくるようになります。多少の正直さは必要かもしれません。

ここで、少しベターな答え方の例を紹介します。関連性のある複数の軸をこたえましょう。例えて言うならば「僕の就活の軸は3つあります。一つはIT企業であること。二つ目は年齢に関係なくバリバリ仕事ができること。三つ目は仕事をする場所が国内外問わないことです」といった感じです。この軸を持っている人が行くべき企業がだいたい予想できますよね。そしてそれぞれにちゃんとした根拠付けや経験談なども言えるようにしておきましょう。面接官がそのすべての軸が自社に当てはまっていると思えば通るでしょうし、あまり当てはまっていないとしてもしっかりとした軸を持っているということが必ず評価されます。

この質問の頻出度はほぼ100%です。いま自分自身に「就活の軸ってなんだ?」と問いかけてみてください。もしそれにこたえられないのならば自己分析不足、『とりあえず就活生』です。何も落ち込む必要はありません。諦めない限り、自分とマッチした会社は必ず見つかるはずです!まずは「どうして就職活動をしているのだろう。」から考えてみてください。

入社してからのキャリア設計を教えてください。

入社してからのキャリア設計を教えてください。

大手企業では聞かれることがあまりないようですが、ベンチャー企業や中小企業では必ずといっていいほど聞かれます。いまの学生は内定がゴールだと思っている人がとても多いです。
記事でも何度も書いていますが内定はゴールではありません。就職することは目的ではなく、手段です。大手に入れば安定だとよく言いますが、果たしてそれは正しいのでしょうか。筆者が思うに本当の安定は、30歳になったときにどんな業界、業種に放り出されても成果をあげることができる能力を持っていてはじめて安定だと言えると思っています。どちらにしても入社してからのキャリアを言えるというのは他の就活生との差別化をはかるのにもうってつけです。

面接官の意図としては、学生が自社で働くことをどれだけリアルに考えているのかということです。まだ内定ももらっていない企業で働いてからのキャリアを考えるというのも落ちたときに無駄だったと思うかもしれませんが、どこの企業に入っても将来のキャリアというのは自分が働く上での軸になるものです。考えておいて無駄ではないでしょう。

ベターなこたえとしては、アバウトなキャリア設計をするのではなく30歳までに、入社してからの10年間どういうキャリアを積むのかという短期間の設計をするのがいいでしょう。
長期的な目標設計よりも短期的な目標設計のほうが面接官には響くものです。
例えば、何年間は営業をバリバリしたあとに、人事で人材育成をしたい。など、どうしてそういうキャリアを積みたいのかも言えるようになっているとかなり評価は高いです。しっかりとしたキャリア設計をすると入社するのが楽しみにもなります。しっかりと考えておきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回の2つの王道質問はしっかりとこたえられると。類似している質問にも柔軟に対応できるようになります。自分の将来についても今まで以上に真剣に考えられるようにもなるでしょう。

まだまだ王道質問はたくさんありますが、どれもニュアンスが違うだけでこたえることはある程度かぶってきます。質問のこたえを完全に決めて覚える必要は全くありませんが、どのようにこたえればいいのかをある程度頭の中で整理しておきましょう。いまはまだこたえられなくても大丈夫です。まだまだ就職活動ははじまったばかり、たくさん面接を受けてたくさん質問されてたくさん失敗しましょう。そうすれば考えるだけでが思いもしなかったような自分の軸や将来のビジョンも見えてくるでしょう。

Part4に、、、続くかもしれません。

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