【10年後なくなると予想されている職業ーオックスフォード大学の研究から】

現在も、日常生活のなかですでに移行しつつあるのが、
スーパーのレジや、映画館のチケット売り場ではないでしょうか。

タッチパネルで順番通りに進めればお会計ができる仕組みの機械が設置されているスーパーも多くなりました。混雑時に対応でき、また人件費の削減につながるため、今も拡大中です。

また、あらかじめ映画のチケットをインターネットで取り、当日劇場では予約番号などと照らし合わせてチケットを発行するだけで良いシステムが、ほとんどの映画館で導入されています。

現在は、チケットカウンターも設置されていますが、今後はどんどんと縮小化し、機械でのチケット発券が主流になってくると予想されています。

他にも、オックスフォード大学の研究では、バーテンダーも姿を消すと予想されています。
また、スポーツの審判や、ホテルのフロントマン、彫刻師など、正確性が必要とされるものほど、機械化を推し進める傾向があります。

画像引用:http://jp.freepik.com/free-photo/barman–hands–al…

【10年後なくなると予想されている職業ーオックスフォード大学の研究から】

【2030年に消える職業ー東洋経済から】

東洋経済の調べでは、2000年からの5年間で就業者が減少した職業と、増加した職業に分けられたといいます。
大工や、飲食店の店主、包装作業者、会社役員などが減少し、
介護士と一般事務員が極めて高い比率で、就業者の増加を記録しています。

2000年ごろからすでに、職業雇用の二極化は始まっていたと書かれています。

画像引用:http://www.xn--w8j3ppa5i086n4ca2dv34uvycl04g8l0a.a…

【2030年に消える職業ー東洋経済から】

【人が仕事をすることの価値はどこに?】

では、数年後、数十年後にこれほどの機械化が進むとわかっていて、これから就業する人たちは”働く”ことをどう捉え、どんな価値を見出していけば良いのでしょうか。

紹介した2つの研究結果は、あくまでも予想にすぎないので、この予想通りに未来が訪れるわけではありませんが、それでも多くの場面で機械化が進み、就業の必要がなくなる職業がでてくるのは事実だと考えられています。

わたしたちは、人だからできること、人にしかできないことを考える必要があります。
バーテンダーではなく、ロボットがつくったお酒を飲みたいでしょうか。
”ありがとうございます”の声がないスーパーのレジや、ホテルのフロントで良いのでしょうか。

それだけでなく、相手によって対応を変える必要のある介護などの仕事は、高齢化も影響してまださらに需要が増えると考えられています。

他にも、料理や音楽、文学など芸術的な創造はロボットにはできないため、より多くの人が活躍できるようになる分野だと考えられています。

なくなると予想されている職業を悲観する必要はないかもしれませんが、
今一度、働くということについて、機械化の進んだ未来を予想しながら考えてみるのも良いかもしれません。

参考
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40925
http://toyokeizai.net/articles/-/13015

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