説明会に予約すらできなかった時代
最近ではそんなことなくなってきているかもしれませんが、大学のキャリアセンターの方が仰ってお話です。ある高学歴就活生Aさんと低学歴就活生Bさんは、とある大手企業の説明会を一緒に予約しようとお互いパソコンを開いていました。大学は違えど高校の同級生で仲が良かった二人は奇遇にも志望業界が一緒、志望企業まで一緒だったのです。せっかくだから一緒に説明会に参加しようと意気揚々と企業ホームページへ飛び、同じ企業の同じ日程の説明会に同時に予約しようとしていました。そんな最中、悲劇は起こりました。なんと、低学歴Bさんだけ説明会の定員一杯の案内が表示されたのです。。。この話は結構有名なので聞いたことがあるかもしれませんが、昔は割りと露骨に学歴フィルターがかけられていたそうです。今でこそやれ平等にしろだの権利がどうのといったことが持て囃され、説明会には基本的にどんな大学の就活生でも参加はすることができるようになりました。では、実際のところ学歴フィルターはどれくらい存在するのでしょう?
高学歴でもバカは落ちる、試験
就活をしていく中で、大手企業では必ずといっていいほど遭遇するのが試験です。SPIやら一般常識やらよくわからない単純作業をひたすらやるテストやら、様々な試験が課されると思います。ここで就活生の皆さんによくわかっていてほしいのが、結局低学歴馬鹿は試験通らないから高学歴の本当に頭の良い人達が残るだろう、という企業の考え方です。逆にとれば、学歴は大したことないけど試験は満点合格ならひとまず残れる可能性もあるということです。あくまで可能性なので企業によって違うかもしれませんが、そういった意味でも学歴に自信の無い方はとにかく教養を高め、知識量を増やし、より多くの種類の問題に慣れておくことが自らの可能性を広げることになるでしょう。そしてMARCHクラスの就活生の方でもバンバン落ちるのがこの試験です。学歴はあくまで判断材料の一つと捉え、学歴で最終判断はしないという企業も増えてきているので、高学歴のプライドはある程度で留めておきましょう。
高学歴ではない僕のお話
ちなみに僕は高学歴というわけでもなく、どちらかというと低学歴です。しかし低学歴は変えられないですし、大学でいろんなことを学び、研究し、学外の活動において多くの人と交流し、感じたことがあります。それは高学歴馬鹿には負けない、という気持ちです。正直受験勉強はできたかもしれないですが、根本的に馬鹿、根が真面目じゃない、そんな人たくさんいます。そういう人に限って高学歴ということに謎の安心感を覚えているんですね。そんな奴らには絶対負けない、将来的には低学歴でも大成功をおさめて見返してやりたいという気持ちを就活中全面に押し出していました。その甲斐あってか、学歴フィルターバリバリの企業から内定をいただくこともできましたし、かなり知名度のある企業からも内定をいただくことができました。結果、学歴フィルターなんて考えても始まらないので、深く考えず、高学歴就活生がライバルになった時は、こいつには絶対負けない、という気持ちで挑むことが大切だと思います。
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