内定取り消しになる理由とは?
内定取り消しはよほどな事がない限り起こりませんが、主に学生本人の様々な事情が理由となることがあります。
例を上げてみましょう。
① 学校を卒業できなかった
② 履歴書などの提出書類と事実に大きな相違があった
③ 入社時に必要な書類の提出や資格が取得できなかった
④ 健康を著しく害してしまった
⑤ 採用に差し支えるような犯罪を犯した
などの理由が上げられます。
特に「①学校を卒業できなかった」という理由一番多いようです。
第一志望の企業にしっかり入社するためにも、単位くらいはしっかり取っておきたいですね。

極稀な内定取り消し理由
また極稀にですが、下記のような理由で内定を取り消されてしまったケースもあるようです。
① SNSで不適切な投稿
→最近は人事担当も常にSNSをチェックしています。
SNSが公共の場であることを分かっていない軽率な発言で内定取り消しとなってしまうこともありますので、SNSで軽はずみは発言は絶対にしないようにしましょう。
② 会社側の不況
→某旅行会社が不祥事で倒産し、内定を出していた就活生全員が内定取り消しになった事件もありました。
このように会社の存続が危ぶまれる状況に急遽なってしまい、取り消されてしまう例もあります。
③ 入社前に妊娠
→これは女性の場合ですが、内定が出た後に妊娠してしまった場合は内定取り消しになる確率が高いようです。
企業側としては、4月から働くことを前提にしているので、新人のうちに産休に入ってしまうのは困ります。
この場合は法律的に妥当のようです。

内定取り消しは違法か?
もし内定取り消しをされてしまった時の大切なポイントは、
「企業都合の内定取り消しは違法になる可能性が高い」
ということです。
例えば入社1週間前に“企業の都合”で内定を取り消された場合、学生は1週間内で次の就職先が決まる可能性は無いに等しくなります。
この場合は法律では違法となります。
内定承諾書に「内々定中に問題を起こした場合は取り消しとなる」というようなことが記載もありますので、
先程紹介した“内定者側の都合”では、内定取り消しをされても違法にはなりません。

対処法
内定者側の都合でなく、企業側の都合での内定取り消しの場合は違法になることが多いです。
裁判で違法として訴える際は、必ず証明できる物が必要となります。
内定取り消しを違法として訴える場合は「内定承諾書」を必ず保管しておきましょう。
これが大きな証拠となります。
基本的に内定承諾書があれば訴えることはできおますが、自分ではどうしょうも無いときは、大学内に顧問弁護士がいると思いますので、
大学のキャリアセンターに相談してみましょう。

まとめ
以上、いかがでしたでしょうか?
内定者側の不注意で取り消されてしまうことの原因は、ほとんどがSNSか留年です。
せっかく苦労して決めた内定を取り消されないよう、単位はしっかり取り、社会人としての自覚を持って最後の残り少ない学生生活を楽しみましょう。
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