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【実録】噂の『内定辞退』をやってみた

2018.07.04

就活において、「内定辞退」には様々な噂が飛び交っていますよね。

今回は、私の知人であるKさん(大学4年)が実際にとある企業の内定辞退した際のエピソードです。

ハッキリ言って衝撃です。

はじめに

こんにちは。
大学4年のKです。

今回は僕が実際に経験した「内定辞退」の模様を事細かにお話します。

「内定辞退ってヤバイの?」

「コーヒーかけられるって本当?」

「学校にまで電話かかってくるの?」

そんな疑問も私のエピソードを見れば解決するかと思います。

そうだ!内定辞退しよう!

私が内定辞退をしたのは、金融業界のとある会社です。

4月の初めにそちらの会社(以下A社)から内定を貰ったのですが、
4月下旬にA社よりも志望度の高い会社から内定を頂き、
内定辞退をせざるをえない状況になりました。

「内定辞退なんて簡単だろう」
そのときの私はそう思っていました。

しかし甘かったのです。

その時の私は、
その後始まる壮絶な攻防を知る由もありませんでした。。。

A社「お前、とにかく一度来い」

5月上旬、私はA社に電話をかけました。
 
 
私「プルプル・・・・・・」

A社「・・・もしもし、A社ですが。」

私「お世話になっています。○○大学、そちらから内定を頂いているKと申します。」

A社「おー!K君!久しぶり~」

たまたま知り合いの人事部の方が電話に出ました。
 
 
A社「どうしたの?何か用事?」

私「はい、実は・・・」
 
 
「内定辞退、したいんです」
 
  
 
A社「えっ・・・どういうこと・・・?」

私「はい、実は、他社から内定を頂きましてそちらに進もうk」

A社「他の会社受けないって言ったよね?(食い気味で)」

私「・・・申し訳ないです。」
 
 
A社「とりあえず、本社来て。○日の△時ね。」

私「・・・その日は予定がありまして・・・」

A社「・・・ん?何言ってるの?お前の予定なんて関係ないでしょ?とりあえず来なさい」
 

うわあ
 

この電話から、私のカオスエピソードは始まるのです。

破滅へ一直線!!やたら広い部屋にて①

ということで、
私Kは指定の日時に本社を訪れました。
 
 
「○○大学のKです。」

受付でそう言うと、
ほぼ最上階のやたらと広い部屋に通されました。

しーんと静まり返った部屋で、私は10分ほど待ちました。
 
 
そして、
ついにそのときが訪れました。

部屋のドアノブが動き、
お前絶対学生時代アメフトで主将やってただろ、と思わせる肩幅の屈強な男性社員が現れました。

正直私はこの時点でかなりちびりそうだったのですが、
負けてはいけないと思い恐怖を表情に出さず彼と向き合いました。
 
 
アメフト「K君だよね」

私「・・・はい、そうです。」

アメフト「今回はどういう件かな?」
 
 
お前絶対知ってるだろ!
思わずノリツッコミしそうになりましたが、私はしっかりと
 
 
「内定辞退をしたく思います」
 
 
そう言い放ちました。

アメフト「ふ~ん、で?」

私「(で?ってなんだよ・・・)せっかく内定を頂けたのに申し訳ないです。」

アメフト「で?」

私「・・・で、誠に申し訳ありません。」
 
 
ここでアメフトが爆発しました。

アメフト「謝罪が先だろ謝罪がぁぁぁぁぁあああああああ!!!」

私の後回しの謝罪が、
彼のアメリカンフットボール魂に火をつけてしまったようでした。
 
 
ここから怒涛の地獄が始まるのです。

怒涛の攻撃!!やたら広い部屋にて②

そこからはテポドン並みのスピードと破壊力で、私に攻撃を畳み掛けました。
 

アメフト「君の親はどういう教育をしてきたのかなあああ!??」

アメフト「謝って済む問題じゃないことくらい分かってるよね??ね??」

アメフト「誓約書書いたよね?誓約書の意味分かる?大丈夫??」

アメフト「君って本当にひんまがってるよね~頭おかしいんじゃないの?」
 

もはや人格否定すら入っています。
 
 
アメフト「だいたいさァ!キミのサイヨウにイクラかかったカワカッテルノォオ!??」
 
 
もはや興奮しすぎてネイティブアメリカンのようです。
 
 
その後もこのくだりは30分(盛ってません)ほど続き、
 
最後は

「モウイイヨ!!!!!!!!!!!」

と中国のカンフー映画のような捨て台詞を吐いてドタバタと部屋を出ていきました。
 
 
嵐が去ったやたら広い部屋には、私だけが取り残され、
 

私はトボトボとその場を後にしました。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

全ての会社の内定辞退がこうだ!という訳ではないでしょうが、
やはりこの内容は衝撃的ですよね。

この記事を読まれた皆さんも就活の際には是非とも、「内定を貰ったらどうするのか」を自分なりにしっかりと考えて頂ければと思います。

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