はじめに
こんにちは。
大学4年のKです。
今回は僕が実際に経験した「内定辞退」の模様を事細かにお話します。
「内定辞退ってヤバイの?」
「コーヒーかけられるって本当?」
「学校にまで電話かかってくるの?」
そんな疑問も私のエピソードを見れば解決するかと思います。
そうだ!内定辞退しよう!
私が内定辞退をしたのは、金融業界のとある会社です。
4月の初めにそちらの会社(以下A社)から内定を貰ったのですが、
4月下旬にA社よりも志望度の高い会社から内定を頂き、
内定辞退をせざるをえない状況になりました。
「内定辞退なんて簡単だろう」
そのときの私はそう思っていました。
しかし甘かったのです。
その時の私は、
その後始まる壮絶な攻防を知る由もありませんでした。。。
A社「お前、とにかく一度来い」
5月上旬、私はA社に電話をかけました。
私「プルプル・・・・・・」
A社「・・・もしもし、A社ですが。」
私「お世話になっています。○○大学、そちらから内定を頂いているKと申します。」
A社「おー!K君!久しぶり~」
たまたま知り合いの人事部の方が電話に出ました。
A社「どうしたの?何か用事?」
私「はい、実は・・・」
「内定辞退、したいんです」
A社「えっ・・・どういうこと・・・?」
私「はい、実は、他社から内定を頂きましてそちらに進もうk」
A社「他の会社受けないって言ったよね?(食い気味で)」
私「・・・申し訳ないです。」
A社「とりあえず、本社来て。○日の△時ね。」
私「・・・その日は予定がありまして・・・」
A社「・・・ん?何言ってるの?お前の予定なんて関係ないでしょ?とりあえず来なさい☆」
うわあ
この電話から、私のカオスエピソードは始まるのです。
破滅へ一直線!!やたら広い部屋にて①
ということで、
私Kは指定の日時に本社を訪れました。
「○○大学のKです。」
受付でそう言うと、
ほぼ最上階のやたらと広い部屋に通されました。
しーんと静まり返った部屋で、私は10分ほど待ちました。
そして、
ついにそのときが訪れました。
部屋のドアノブが動き、
お前絶対学生時代アメフトで主将やってただろ、と思わせる肩幅の屈強な男性社員が現れました。
正直私はこの時点でかなりちびりそうだったのですが、
負けてはいけないと思い恐怖を表情に出さず彼と向き合いました。
アメフト「K君だよね」
私「・・・はい、そうです。」
アメフト「今回はどういう件かな?」
お前絶対知ってるだろ!
思わずノリツッコミしそうになりましたが、私はしっかりと
「内定辞退をしたく思います」
そう言い放ちました。
アメフト「ふ~ん、で?」
私「(で?ってなんだよ・・・)せっかく内定を頂けたのに申し訳ないです。」
アメフト「で?」
私「・・・で、誠に申し訳ありません。」
ここでアメフトが爆発しました。
アメフト「謝罪が先だろ謝罪がぁぁぁぁぁあああああああ!!!」
私の後回しの謝罪が、
彼のアメリカンフットボール魂に火をつけてしまったようでした。
ここから怒涛の地獄が始まるのです。
怒涛の攻撃!!やたら広い部屋にて②
そこからはテポドン並みのスピードと破壊力で、私に攻撃を畳み掛けました。
アメフト「君の親はどういう教育をしてきたのかなあああ!??」
アメフト「謝って済む問題じゃないことくらい分かってるよね??ね??」
アメフト「誓約書書いたよね?誓約書の意味分かる?大丈夫??」
アメフト「君って本当にひんまがってるよね~頭おかしいんじゃないの?」
もはや人格否定すら入っています。
アメフト「だいたいさァ!キミのサイヨウにイクラかかったカワカッテルノォオ!??」
もはや興奮しすぎてネイティブアメリカンのようです。
その後もこのくだりは30分(盛ってません)ほど続き、
最後は
「モウイイヨ!!!!!!!!!!!」
と中国のカンフー映画のような捨て台詞を吐いてドタバタと部屋を出ていきました。
嵐が去ったやたら広い部屋には、私だけが取り残され、
私はトボトボとその場を後にしました。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
全ての会社の内定辞退がこうだ!という訳ではないでしょうが、
やはりこの内容は衝撃的ですよね。
この記事を読まれた皆さんも就活の際には是非とも、「内定を貰ったらどうするのか」を自分なりにしっかりと考えて頂ければと思います。
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