返信する前に抑えておこう!お祈りメールとは?

お祈りメールとは

お祈りメールとは、採用試験を受けた企業から送られてくる不採用の旨が書かれたメールです。
メールの文末に「貴殿の今後のご活躍をお祈り申し上げます」とよく書かれていることから、お祈りメールと呼ばれています。就活生の誰もが一度は受け取るのではないでしょうか。
 

基本的に返信不要

就活のルールでは、企業からのメールを受け取ったら24時間以内に返信するというのが鉄則です。しかし、不採用の連絡で今後の展開も見込めないお祈りメールは返信する必要があるのでしょうか。

答えは「基本的に返信する必要はない」です。
企業にとってお祈りメールは、応募者との最後のやり取りである認識です。本来であれば、企業としても採用に関わる連絡ですから、電話で直接連絡をするのが望ましいところです。しかし新卒一括採用というシステムの中で、何百人、何千人という応募者がおり、1人1人に直接連絡するのは時間がかかるため、一斉送信できるメールを使って連絡しています。
そのため、企業からしてみるとお祈りメールは通知メールと同じようなもの、返信がある想定で連絡はしていません。つまりお祈りメールに返信は基本的には不要です。
 

お祈り返し、嫌味や暴言はこどものすること

なかには、せっかく対策をしたのに選考から落とされてしまったやっかみから、お祈り返しメールや返信メールの中で嫌味や暴言を書く人がいます。自分の憂さ晴らしはできるかもしれませんが、印象が悪くなることは間違いないです。企業によっては大学名を確認して、大学に連絡をしたり、今後同じ大学からは採用しないという判断をするところもあります。絶対にそのような返信はしないようにしましょう。
 

気持ちを切り替えて次の選考に備えよう

お祈りメールは基本的に返信不要ですから、気持ちを切り替えて次の選考に備えましょう。
悔しい気持ちはとてもよくわかります。しかし、日系企業の採用は個人の能力の高さと「会社に合うか合わないか」も重視する傾向があります。「自分とあの企業はちょっと合わなかっただけ、ここで気づけて良かった」という気持ちでいきましょう。

返信する前に抑えておこう!お祈りメールとは?

返信必要!お祈りメールに返信した方がいい場合

しかし、お祈りメールに返信をしたほうがいい場合もあります。
企業としてはやり取りが終わっている認識ですが、個人的に企業にお世話になった場合などは、こちらの感謝を示すためにメールを送ります。
 

◇採用担当者にお世話になった場合

その企業の社員の方にリクルーターとして支えてもらったり、インターンシップを通して社員の方と親交があった場合は、ここまで指導してもらったことへの感謝を表す返信メールを送りましょう。
また、お祈りメールに個人宛の面接のフィードバックやメッセージなどが書かれていた場合も、フィードバックしてもらったことへの感謝や、メッセージに対しての返信をします。
 

◇最終選考まで残った場合

最終選考までいったということは、そこまでに何度か面接をして、さまざまな社員の方にお世話になったと思います。ここまで選考してくれた感謝を伝えられると良いでしょう。企業によっては、返信メールの内容を見て「もう一度面接をしようかな」と思い直し、実際に再検討して内定を出す話もあるようです。ただし、あくまでも感謝を示すメールです。押し付けがましく自己PRをしたり、もう一度考え直してくれないかと懇願するのはスマートではないのでやめましょう。
 

◇誰かからの紹介の場合

部活やサークル、大学の先生などからの紹介で、選考へ招待してもらった場合も、改めて感謝を示すものとして返信をしましょう。きちんと印象よくやり取りを終わらせることで、自分の後輩もまた選考の機会をいただけるかもしれませんし、今後何かの機会に会うかもしれません。人とのつながりは大切にしましょう。
 

◇再応募を考えている場合

再応募できる企業でもう一度エントリーしようと考えているのであれば、今後もやり取りをする可能性があるため、お祈りメールに対して返信をしましょう。今回は残念だったが、再エントリーした際はここをあらためて再度挑戦しますといった旨を伝えられると良いです。

返信必要!お祈りメールに返信した方がいい場合

どうしても不採用の理由が知りたい場合

自分であらためて振り返ってみても落ちた理由がわからない、どうしても不採用の理由が知りたい人もいるでしょう。
しかし採用試験というものは学校の試験とは違い、採用人数が決まっているうえ、相対評価で採用する人を決めます。つまりどれだけ自分が優秀だったとしても、他にそれを上回る人がいればその人が採用されるのです。
また理由を聞いたところで、それに対する答えが返ってくることは非常に少ないです。自分が企業側だったらと冷静に考えてみてください。次の選考の準備や他の仕事で忙しい中、学生から不採用の理由をメールで聞かれたらどう思いますか。相手の立場になって考えるのもまた社会人のマナーです。

ただ、不採用の理由を聞くこと自体は明確にマナー違反ではありません。
どうしても聞かなければならないときは、これから紹介するメール文を参考に作成してみましょう。

どうしても不採用の理由が知りたい場合

お祈りメールに対する返信の書き方・構成

では、お祈りメールに返信をする必要がある人は次の書き方を参考に作成していきましょう。
 

①メールの基本は「簡潔に」「わかりやすく」

メールは時間がなくても、すぐにやり取りができることを目的にしたツールです。
そのためメールを作成するときの基本は「簡潔に」「わかりやすく」することが大切です。
メールを受信した際に一目見ただけで、誰からどんな話で返信が来たのかをわかるように作成しましょう。
 

・件名

件名は届いたお祈りメールの件名そのままに返信しましょう。その場合、自動的に件名の初めに「Re:」と付くのでそのまま送ります。追加で自分の名前と大学名を書くと、誰からのメールか一目でわかるのでおすすめです。

例 Re:選考結果のご案内(〇〇大学 △△)
 

・学校名と氏名

学校名と氏名は、膨大な応募者の中から誰であるか確認するために必要な要素です。必ず本文に、省略せずに書きましょう。件名は短くするために大学名と名前のみの記載がベストです。

例 お世話になっております。
  〇〇大学〇〇学部〇〇学科の△△と申します。
 

・敬語

「簡潔に」「わかりやすく」とはいえ、メールでも敬語は忘れずに使いましょう。
 

②メールの基本構成

お祈りメールの返信メールの構成は次の通りです。
・宛名(会社名・部署名・担当者名)
・自分の名前を名乗ってあいさつ
・選考結果の連絡をくれたことに対する感謝
・選考に対する感謝
・選考の感想や今後の意気込み
・結びの言葉

例文を見ながら、確認しましょう。

【例文あり】お祈りメールへの返信例

通常の場合

件名 Re:選考結果のご案内(〇〇大学 △△)

株式会社〇〇
採用ご担当者様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の△△と申します。

この度は選考結果のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
また、ご多忙のなか貴重な面接の機会をいただきまして
誠にありがとうございました。

☆選考結果につきましては誠に残念ではありますが、
 真摯に受け止め、引き続き就職活動に励んでいきたいと思います。

未筆ではありますが、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
△△(氏名)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
電話番号:
メールアドレス:
住所:
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

社員の方にお世話になった人がいる場合は、☆の部分にその人に宛てた感謝や、サポートを受けたことでどんな風に頑張れたかなどの感想を書きましょう。
 
 

不採用の理由を聞く場合

件名 選考結果についての質問(〇〇大学 △△)

株式会社〇〇
採用ご担当者様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の△△と申します。

この度は選考結果のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
また、ご多忙のなか貴重な面接の機会をいただきまして
誠にありがとうございました。

大変恐縮ではございますが、今後の参考にさせていただきたく、
差し支えなければ不採用の理由をご教示いただくことは可能でしょうか。

貴社への入社を兼ねてより志望しておりましたので、
ぜひ理由をお聴かせていただきたく、失礼ながらご連絡させていただきました。

ご多忙のなか大変恐れ入りますが、上記何卒ご検討の程、宜しくお願い申し上げます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
△△(氏名)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
電話番号:
メールアドレス:
住所:
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

不採用の理由を質問する場合は、件名に採用結果に関する質問である旨を書きましょう。

【例文あり】お祈りメールへの返信例

まとめ

お祈りメールの返信について、どういった場合に返信が必要かや返信メールの書き方などを解説してきましたが、いかがでしょうか。基本的にお祈りメールの返信は必要ありませんが、個人的に社員の方と関わりがある場合は、是非感謝を表すためにメールを送りましょう。悔しい気持ちもわかりますが、人にサポートしてもらったらお礼を示すのが大人の対応です。失礼がないようにスマートに対応していきましょう。

まとめ

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