【自分の考え方に影響を与えた出来事、どのように自分が変わったのかをエピソードと共に教えてください。その題材を選んだ理由も教えてください。(800文字)】

私の考え方に影響を与えたのは中学時代所属していた卓球部での出来事です。この経験が人生の中で最も大きいターニングポイントとなったので選びました。私は小学生のころまで習字やテニス、水泳、サッカー、マウンテンバイクなど様々な経験をしていましたがそのどれもが親から言われたから始めたという、何事にも受動的な人でした。しかしその中で結果を残そうと努力していましたがそれよりはるか上の結果を残す幼馴染や親友がいて、その度に何をしても認められないと感じ、より主体性を発揮しなくなっていった記憶があります。そんな私は中学で、興味を持っていたテニスに名前が近いという安直な理由で卓球部(テーブルテニス)に所属しました。そうしたところその部活は県大会常連の学校で、本当に世間一般で聞く卓球部なのかと疑いたくなるような筋トレや練習メニューが待ち構えていましたが、なんとか乗り越え、次第に上手くなり、ついに3年になって最後の試合というところで問題が起きました。卓球にも団体戦というものがあり、そのレギュラーは毎回総当たり戦を行って、その順位に沿ってコーチと部長が決定していました。その試合の前も総当たり戦を行ったのですが、試合で上位に入り十分レギュラー内だった人がレギュラーから外れていたのです。当然その人は怒り、部活は二分しました。そこで私は、「最後の試合にこんな不完全燃焼は嫌だ」と感じて自ら主体的に両者の間を取り持つように働きかけ、なぜそんなオーダーにしたのか聞いたり、それを周知させたりと奔走しました。その結果部内の仲は戻ったことで、主体的に動くことの大切さを感じたと共に、友人たちから「お前がいてくれてよかった」と言われ、初めて認められた実感することができ、人からの信頼こそが認められたと実感できることであると考えるようになりました。それからというもの、常に主体的に、「信頼」に重きを置いて行動しています。

【強みや得意なことを具体的に教えてください。(800文字)】

 
私の強みは2つあります。その内の1つは能力面で課題解決力があること、もう1つは精神面で目標達成に向かって根気よく取り込むことができることです。
能力面である課題解決力についてまず説明します。私はイベントの企画・運営をする150人規模のサークルで副代表を務めていました。そのサークルはフリーペーパーの作成やプレゼン大会の開催などの企画を発案から運営まで行います。そこで私は副代表として、サークル内部の課題や不満を解決してメンバーが企画を打ちやすい環境を作るという役割を果たしていました。例えば、データやヒアリングから現状の課題や不満を洗い出し、それらの本質的な原因を探り、それに対して論理的に解決策を提案するというものです。例えばヒアリングから人によって把握している情報量に差があるという課題を発見し、それはどういった層との間で格差があるのか、発信から把握までのどこで格差ができているのかなどから原因を探り、メールからグループウェアにツールを変えることによってその問題を解消するなどです。こうした経験から課題解決力を培って参りました。
次に精神面である目標達成に向かって根気よく取り込むことについて説明します。私は中学生の時、小学生の頃少しの期間塾に通わせていただけたため、ある程度勉強ができるそこら辺にいる少年でしたが、勉強が他の人よりも少しできるだけで慢心し、受験勉強をほとんどしませんでした。その結果高校受験で大失敗をしました。この経験から、目標を達成するには何事も継続した努力が必要だと身をもって知った私は、大学受験では志望校合格に向け継続して努力をし、第一志望に合格することができました。こうして学んだことは勉強以外にも活かされており、今でも人からよく「粘り強い」「諦めない」などと言われます。
こうした能力面、精神面両方を仕事でも活かしていきます。

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