「あなたが学生時代に力を入れたこと」において、「セルフチェックで高く評価した社会人基礎力項目」が発揮されたエピソードを教えてください。またその背景と、あなた自身が取った行動、その結果をできるだけ具体的に記述してください。
「使える英語」の習得です。背景として、高校時代に英語の先生からホストファミリーを依頼され楽しそうの気軽に受け入れました。しかし、今まで日本人としか話したことがなく、異文化について無知だった私は言葉の壁にぶつかっただけでなく、彼が「異なる」ということで心のどこかで受け入れていないことに気づきました。それからというもの多様な文化や人に触れ、自分を成長させるため留学したいと願うようになりました。そこで交換留学制度のある滋賀県立大学に入学したのですが、入学当時の私のTOEICの点数は大学の平均を大きく下回る300点台でした。交換留学の選考がある一年半後までに何としてでも英語力を高めなければと考え、二つの事を毎日継続して行いました。一つ目に、他大学の留学生寮に通いつめ、世界各地の学生と英語でコミュニケーションを取ったり、休日に留学生に地元を案内したり、一緒に旅行に出かけたり、生きた英語と文化を学びました。二つ目に、就寝前にThe Japan TimesやTimesなどの英字新聞を読み漁りました。その結果、交換留学先の中でも高倍率最難関の留学枠を勝ち取ることができました。留学先でも、様々なバックグラウンドを持った人と交流を深め、自らの知見を広げました。結果的に帰国後にはTOEICは880点まで伸ばすことができました。この経験から、私は目的をもって掲げた目標に向かって、成し遂げ津ことのできる実行力を持っていると自負しています。
富士通はICTの力でもっと快適・便利で、安心・安全な世の中を創ることを目指しています。 あなたは学生生活で学んだこと(研究やゼミを含む)を踏まえて、どのような世の中を創っていきたいと思いますか?
留学からの帰国後、滋賀県立大学に来ている留学生と滋賀県立大学の日本の学生とのコミュニケーションする機会がないことに気づき、問題視するようになりました。そこで、趣旨に賛同してくれた友人20人ほどと「滋賀県立大学にシェアハウスを作ろう」という活動を始めました。シェアハウスにする家を探す過程で、現在日本には有効活用されていない空き家がたくさんあることに衝撃を受けました。それと同時に有効活用されていなくて、税金も払わなくてはいけない空き家にも関わらず、実際にその土地を売るとなるとその家の持ち主から理解が得られないことも多々あり、活動は思うようには進みませんでした。しかし、一方で私たちの趣旨に賛同してくださる不動産のオーナーの方もいて、「もっと早くに君たちのことを知れたら」と言っていただいたこともあります。私はこの経験から、自前の資源があまり無く、人口も減少してゆく日本でだからこそ、ICTのシステムの力で有効活用されていないモノやヒトをニーズに合わせて、需要と供給が最適になるような世の中を作っていきたいと考えます。
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