あなたが学生生活で特に力を入れて取り組んだ部活・サークル、課外活動について具体的内容と成果を教えてください。

学外バレーボールチームのコーチとして、選手たちと試合での勝利を目指したこと。選手と向き合い信頼関係を築くことで指導を改善した。結果、チームは5年ぶりに試合で決勝リーグに進出することができた。

上の経験の中で、特に苦労したこと、そのことを通じてあなた自身が得たことを教えてください。

技術不足が原因で選手に不信を抱かれたことだ。そこで私は、プレーで率いるコーチ像ではなく、選手と向き合うコーチ像を目指した。粘り強く対話をし、選手との関係を従来の上下関係から意見交換をする関係に改めた。自主練で技術を磨いたり教本で知識を身に着けたりして、関係性を重視するだけでなく行動でも熱意を伝えた。これらの取り組みは選手の信頼獲得と本音を聞き出すことに繋がった。この経験から、困難に向き合うには「自分なりの視点を持つこと」と「根気よく熱意を示すこと」が重要だと学んだ。

あなたの「これは誰にも負けない!」という強みを教えてください

「組織を団結させる力」だ。①では、目標の一致が班の団結には必要だと考え、班員各人の想いを探った。結果、プレゼンを目標にする班員とプレゼン能力に自信がない班員の士気の差に気が付いた。私は「良い論文の作成それ自体」を目標にすることを提案した。論文が評価され優秀班に選出されれば、全員が自信を持ちプレゼンに臨めると考えたからだ。結果、全員の士気が高まり、ひとつの目標に向かって団結することができた。このように人の意見を尊重し全員が納得できる着地点を探ることで、組織を団結させることができると自負している。

生活基盤を支える社会インフラの1つである首都高の社会的役割について、あなたの考え方を教えてください。

「世界一安全で便利な都市を人々に提供すること」だ。国際的に見ても東京には日本のヒト・モノが集中している。この世界一の一極集中には人口の過密や災害による日本全体の機能停止などのデメリットがある一方で、物流の効率性や国際競争力向上などのメリットもあるはずだ。首都高速道路がデメリットを軽減させ、メリットを増大させることで、東京は世界一の都市になるポテンシャルを有していると考える。デメリットを軽減するには、考案するまでもなく老朽化した構造物を更新・修繕し、日々の維持管理をすることで確実な安全性を提供することが不可欠だ。これは首都圏で災害が起きた時、被害を最小限に抑えて首都圏の物流を途絶えさせないことに繋がる。メリットを増大させるには、都心の慢性的な渋滞を緩和することで交通の利便性を向上させることが必要だ。人口過密のデメリットを感じずにヒトが移動することができ、物流のスピード感が増し首都圏の経済性は向上する。このように、首都高速道路はヒト・モノの流れを安全かつスムーズにすることで、世界一安全で便利な都市・東京を人々に届ける役割があると考える。

あなたの強みを活かして首都高でやってみたいことを教えてください。

「世界一便利で安全な都市を人々に提供する」という役割を果たすには、首都高速道路単体では限界がある。私は首都高速道路を要とした東京の交通網の一体化を目指したい。例えば、用賀や八潮のパーキングエリアのように、鉄道・高速道路間をスムーズに乗り継げる施設は交通のニーズを分散させ両者の混雑解消に繋がっている。こういった取り組みをさらに拡大し、交通各機関を快適に乗り継げるようになれば、東京の価値は高まり世界一便利で安全な都市に近づくだろう。私は東京の交通網の一体化の実現や新規路線建設のために必要になる「用地取得」の業務に携わりたいと考えている。地権者の方が大切にしている土地買収の交渉は一筋縄ではいかないと想像できる。上記の強みは組織外に向けて発揮するときは「信頼関係を築く力」になると考える。地権者の方の想いを大切にして、納得していただけるまで足しげく通う。そして信頼関係を築くことで、用地取得に結び付けたい。道路建設の一歩目に関わることで、東京を世界一便利で安全な都市にするという構想を実現させたい。

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