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【アクセンチュア選考レポートVol.1】 実際の内定者のエントリーシート(解説付き)

【アクセンチュア選考レポートVol.1】 実際の内定者のエントリーシート(解説付き)

世界最大のコンサルテンィングファーム「アクセンチュア」の内定者の実際のエントリーシートを私の解説付きで公開しよう。このエントリーシートが通過したポイントも合わせて解説していく。コンサル業界を目指す人はぜひ参考にしてほしい。

【設問1】「未来のアクセンチュアに必要なDNA」で最も共感しているものは何か。また、その理由は何か。

【背伸びしてでも目標に手を伸ばさずにはいられない】

これが最も共感した貴社のDNAである。理由は「⑴過去の自分の特性との一致」「⑵現在の自分の取組みとの一致」の2点である。

⑴の事例は私が米国留学中に行った初フルマラソンである。私はこのフルマラソンで、経験者からの「難しいが不可能ではない」という助言をもとに「4時間での完走」を目標に決めた。それから私は過去の事例を調べ、その結果この目標を達成するためには「700キロの走り込みが必要」という仮説を得た。そこから私は本番までの6ヶ月のトレーニング期間で合計700キロ、1週間で30キロを走り込む計画を立てた。またこの取り組みが目標に向かっているかを確認するため、2・3ヶ月目にハーフマラソンに出場することに決めた。この取り組みの結果、本番では3時間58分で完走することできた。

⑵の事例は、現在取組んでいる「1日2ケース」である。私は貴社の「和魂偉才塾」への参加をきっかけに「問題解決能力を身につける必要性」を実感した。そこで私は「1日2ケース」と題し、1日2問のケース課題に取り組み始めた。まず紙面に解き、その後パワーポイントでケース毎にスライド3枚にまとめている。私は「250問のケース課題を解く」という目標に向かって、現在までで160問のケース課題を解いた。 私はこの「自分の過去と現在の事例」を根拠として、貴社の上記のDNAに共感している。

《評価ポイント!:非常に論理的で内容も十分!》

一番の評価ポイントは構成が実に論理的であることだ。問いに対して結論が最初に書き、その結論の根拠の説明の仕方などはピラミッド型構造となっている。この学生の論理性がコンサル業界を目指すレベルにあることが見て取れる。

内容に関しては、フルマラソンとケース課題というこの学生の過去の実績を自己PRとして織り交ぜながら結論に対する理由を説明している。単に理由のみを書いても読み手には響かない。自分の体験を根拠に話しを進めることで、相手に納得してもらうことができるようになる。内容も素晴らしい。

【設問2】過去にチャレンジした中で直面した最大の困難は何か。それに対してあなたが何を考え、どう対処したか。その経験が今どのように活かされているか

【塾講師として受験生合格までの1年間】

私は講師2年目に高校受験生の担当となった。私はその頃から「受験などの成功体験をきっかけとし夢や目標持てるよう生徒を支えたい」という思いを持っていた。私はこの思いで、当初は難易度Bの高校を志望していたこの生徒を「難易度Aの高校に合格させる」という目標を立てた。しかしこの生徒は勉強への主体性が低く、学校成績も志望校レベルに達していなかった。私はこの現状は「失敗体験>成功体験」という過去の勉強経験がボトルネックだと考えた。そしてそれを克服するために⑴主体性向上⑵成績向上⑶応用力向」というステップを設けた。

その中でも私は⑴が最大の困難だと考えた。なぜならば主体性は「人の内発的な動機」という複雑さがあるからだ。逆に私は⑴を克服出来れば、あとの⑵⑶は自動的に克服出来ると考え、⑴に注力して次の施策を行った。

⑴:毎授業で高得点が取れるように設計した確認テストを行い、生徒自身も実感できる点数化した成功体験を積ませ、生徒の自信と実力を上げた。

⑵:⑴で得た自信と実力を基に学校の定期試験対策を行い、学校の試験の点数を上げ、学校の成績も上げた

⑶:入試対策として、入試レベルの問題に取り組んだ
これらの結果、この生徒は難易度Aの高校に合格することできた。私はこの経験で得た成功体験による自信で、「やればできる」という姿勢で今は何事にも取り組めるようになっている。

《評価ポイント!:見やすい文章構成と一貫性》

皆さんにもぜひ真似して欲しいことがある。それは初めに【】でタイトルを付けていることだ。これでこの人が言いたいのかが初めに明確になるため、この学生が一番伝えたいことを理解出来る。多くの学生は背景から書き始める人がほとんどだ。そのために結局何を言いたいのかが分からいない。

内容はこの人のアルバイトの経験を基にしている。アルバイトでのチャレンジしたきっかけ、それに対する対象方法、解決方法に至までの経緯、そして最後に結果。これらからこの学生の主体性の高さが分かる。そしてこの学生の書く内容には一貫性がある。前回の設問の内容から判断出来るその人の特徴と、ここに書いてある特徴が一致しているために、説得力が内容となっている。

【設問3】アクセンチュアで挑戦したいこと、実現したい夢は何か

【自分の夢を実現するために、独立に向けた準備をする】

これが貴社で挑戦したいことである。私には「自分と身近な人を大切にする社会を作る」という夢がある。私のこのビジョンは「自分を大切にする⇒身近な人を大切にする⇒社会を大切にする」の3ステップであり、まずは「自分を大切にすること」が必要である。私が「自分を大切にする状態」とは「楽しく自由に、自分の名前でお金を稼げる状態」であり、それには「独立する=特定の組織に属さずお金を稼ぐこと」が最適だと考えている。私は独立するための要素として3点あると考えている。

⑴資金:事業を起こす資金と生活を維持出来るお金

⑵人脈:自分と同じ志を持つ、国や業界を超えた人との繋がり

⑶ノウハウ:お金を作り出しそれを仕組み化する能力」 貴社はこの3要素を最も効果的に学べる環境があると考えている。私はこの環境を持つ貴社で、次の3つに挑戦したい。

⑴ビジネスがどのように組織・運営されているかを学ぶため、戦略寄りから実行寄りのプロジェクトまで幅広く参加する

⑵相手が求める基本的な事だけでなく、相手も気付かないニーズにも応えていくことで自分の価値と評価を高め、それを基に社内・社外の両方で人脈を広げる

⑶貴社が現在CSR活動として取り組む「起業家育成支援」に参加し、ビジネスの起こる過程とその仕組みを学ぶ」

私は独立に必要な3つの要素を得るために、貴社でこの3つに挑戦したい。

《評価ポイント!:自分のやりたいことと会社でやりたいことが明確》

実にアクセンチュアらしい内容だ。この学生は将来「起業したい」という目標を持ち、それを達成するためにアクセンチュアに一度入社する必要があるのだと根拠をもとにして説明している。つまり「アクセンチュアじゃなきゃ駄目」ということが良く伝わり、志望度の高さが読み取れるのだ。非常に参考になる内容である。

まとめ

以上がアクセンチュアに内定が決まった学生のエントリーシートである。いかがだっただろうか?参考になりそうなところは自分なりに吸収して、自分のエントリーシートのレベルアップを是非図って頂きたい。

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