気分転換の本当の重要性

 
 
ちょうどこの頃、希望している企業の役員面接を控えていました(最終面接の一歩手前)。本当にこの企業に行きたくて、業界研究や面接時の質問事項を自問自答しながら対策を練っていました。
しかし、役員面接で聞かれたことは会社の理念に対する自分の考え、今の会社に対する疑問といった想定していないことを聞かれ、返答はしたものの手ごたえが今一つでした。
 
 
 

結果はお祈りメールでした。この時は本当にガックリしました。
前回の反省を踏まえた結果を出したにもかかわらず自分の思いが届かなかったことに自分自身のふがいなさを感じましたし、就職活動に対する気持ちの線も切れかかっていました。
 
 
 

ちょうどその時にゼミのメンバーと共に旅行に行く機会がありました。
私は一度就職活動をストップさせてゼミ旅行である新興国を訪問することを決めました。
一切就職活動のことは思い出さずにゼミ旅行を100%楽しむことだけに集中しました。
縁があって訪問先の新興国に進出している日本企業の社員と話す機会がありました。(筆者が第一志望にしていた業界の社員でした。)
 
 
 

帰国してから私は就職活動をリスタートさせました。
旅行する前と後で違う点は気持ちのリセットができたことです。
旅行後はあこがれの業界で働くために今自分が働くべき企業を探す目標ができ、それに向かってひた向きに業界研究、面接に向かうことができました。
 
 
 

就職活動期に旅行というのは不謹慎に聞こえるかもしれません。
しかし、ここで筆者が一番言いたかったことはスランプの時こそ気分転換をすること、気持ちのリセットをすることです。
 
 
 

何でも構いません。旅行であれ、スポーツであれ、読書であれとにかく自分が好きなことを精いっぱいやること(筆者は旅行、スポーツ、読書全て実行しました…。)で自分自身を充電し、来たる戦いに備えることが重要ではないかなと思います。
 
 

継続は力なり

 
8月から9月にかけて、筆者はとあるエージェント会社に登録して企業に自分を紹介してもらう就職活動を始めました。
実は筆者が内定を頂いたのもエージェント会社からの紹介がきっかけでした。
幸いなことに内定先の企業と面接の機会を賜ることができました。
 
 
 

予め、面接で聞かれる内容をエージェントから教えてもらったので入念に準備を重ねました。4月からの失敗や経験を生かすことを考えながら、なんとか1次面接、2次面接を突破することができました。(簡単に書きましたが、内心はビクビクしていました。)
 
 
 

最終面接では志望動機、最近自分の中で気になったニュース(時事問題)などでした。
しかし、面接で述べたことの大半はこれまで就職活動で経験したこと、失敗したこと、その企業への思いでした。自分でもこの企業に入るために今まで半年以上就職活動を続けてきたのかなと思いました。
 
 
 

結果は最後の最後で内定を頂くことができました。ちょうど10月1日の内定式1週間前でした。
 
 
 
振り返ってみて半年以上就職活動を続けてよかったと感じています。
露頭に迷うこともありました。就職活動への気持ちの線が切れかかりそうにもなりました。
でも継続していれば今までの失敗も経験もノウハウとして生かすことができると信じて結果、内定を頂けたと個人的に思っています。
 
 
 

これから就職活動をする皆さんに上手く伝わっているかどうか不安ですが、少しでも私の体験談を参考にしていただければ幸いです。
 
 
 

継続は力なり

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