就活のために入部?

体育会は就活で有利と聞いて、就職のために部活をやってきた人もいるかもしれない。もしあなたがそうであるならば部活を今すぐ辞めて就活に専念すべきだ。3年間来る日も来る日も厳しい練習に耐えてきた成果を発揮する時がやってきたのだから。エントリーシートに辛かったエピソードを字数いっぱいに書き、面接で口達者に自分がどれだけ我慢強いか、どの試合よりも必死にアピールしよう。就活のためという動機で体育会の練習に耐えられる人は本当に尊敬に値する。自衛隊のレンジャー部隊にだって余裕でなれるのではないか。

好きで入った部活ではないのか

あなたが純粋にその競技がやりたくて部活に入っているのなら、何故就活のために休部する必要があるのだろう。これまでだって定期試験と試合が被ったこともあるだろう。これを機に2つのタスクを両立するスキルを身につけよう。入社してからも同時に二つ以上の仕事をこなさなくてはならない場面はあるだろうし、その時に上司に仕事AがあるからBはできませんとは言わないはずだ。それに、好きなスポーツを我慢しての就活はストレスが溜まる。就活生であれば部内でも上級生として指導的立場となり、スケジュールの融通や練習の欠席もしやすいのだから、極力可能な範囲での両立を探ってみてはどうだろうか。万が一それにより失敗したとしても、自分が可能な限りで精一杯取り組んだのなら後悔しないはずだし、部活のせいにするくらいなら最初から部活などやらない方がマシだ。

好きで入った部活ではないのか

やらない理由よりできる方法を

就活と部活が両立できない理由を考えるのは簡単だが、それではいつまで経っても進歩しない。それに、全員が全員当てはまる訳ではないが、両立できないからと休部している人に限って友達(就活仲間?)と飲みに行く時間はシッカリ確保していたりするから笑ってしまう。部活にフルで参加することが難しいなら、選考後に遅れて参加するなどいくらでも工夫の余地はあるはずだ。どうしたら両立できるか探る方がはるかに生産的ではないだろうか。

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