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【ここでしか読めない留学生のための就活対策講座Vol.1】留学生の就活生が10万人もいるって知ってた?それでも留学生が就活で有利になる理由。

2014.11.29

就活生は全体で毎年60万人いる。実にその中の10万人が留学生だということはご存知だっただろうか?
今後も留学生は増えていくだろう。そうした留学生の多くが日本で就職したいと望んでいる人である。だが留学生のみなさんは日本の就職活動事情について不安を抱いている方が多いようにも思う。

「日本語のWebテストは大丈夫だろうか」
「留学生はちゃんと就職出来るのだろうか」

このような漠然とした不安を持っていることだろう。
実は私が運営する就活スクールにも、毎年中国や韓国からの留学生が入会してくれる。そうした人の大半が、就職活動に不安があり入会してくれる人である。だが最終的には彼らは毎年しっかりと実績を出している。それはもちろん本人たちの努力の賜物であるが、実はそれに加えてもう1つ大きな要因がある。

今回のこのシリーズでは、この留学が日本の就活でどのような対策をしていけば良いのか、また留学生の持つ不安などを解消していく。全3回に分けてご紹介していくので、是非全て読んで欲しい。

今回は第1回目として、留学生が日本の就活ではどのように対策をしていけば良いのか説明していく。

ここで書く内容はぜひとも日本の学生の方にも読んで頂きたい。なぜならば留学生によって日本の学生の就職活動にも大きな影響を与えているからである。それを知っていると知らないとでは、就職活動の仕方も違ってくるであろう。

ちなみにここに書いた内容は当然「日本語」で書かせてもらった。
私が英語や中国語が出来ないのもあるが、ここに書かれていることを理解出来る日本語能力がないと、就活では苦労することになるという意味も含めてである。

それでは早速説明していこう。まずは前編の内容だ。
是非最後までお付き合い頂きたい。

■留学生は日本企業からのニーズが高く、就職活動は有利

まずは留学生を取り巻く就職活動について結論から言おう。

「留学生は日本企業からのニーズが非常に高いので、就活で苦労する事は基本的にない」

まずは安心して欲しいために結論から書いた。
日本企業は、母国語に加えて日本語と更には英語も話せる留学生を非常に高く評価している。留学生の就活生は毎年10万人程度いるが、まずはこの10万人の留学生から内定が決まっていく。特に大手企業でグローバル展開を現在している企業は留学生を求めている。ある日系の企業では、留学生の採用率が全体の8~9割という企業すらあった。

それは先に書いたように「優秀」で「真面目」で「勉強熱心」であると評価されているからだ。
また特に中国出身の人は、特にこれからの時代を考えると、さらにニーズが高まっていくだろう。

ただし、「仕事に支障が出ない日本語能力がある」ことが前提となる。
これから詳しく説明していくが、つまり日本語能力の高さが就職活動を左右する事になるのだ。

■エントリーシートで正しい日本語で書けるようにしよう。

まずは初めに留学生たちの壁となるのが日本語でのエントリーシートであろう。
極一部の企業では英語のエントリーシートを受けつけているが、99%以上の日本企業は日本語のみでのエントリーシートである。

ここで一番大切なのは、「完璧な日本語」でエントリーシートを提出することだ。

恐らく皆さんの中には完璧に(日本人以上に)日本語を使いこなせている方もいると思うが、
正直日本が得意でない方もかなり見かける事が多い。エントリーシートとして提出するものは、日本が母国語の人に何度もチェックしてもらうか、苦手な部分は今から勉強して対策を立てていこう。

それだけでもエントリーシートが通過確率は上がり、選択肢の幅が広がる。

■Web学力テストはあくまで参考程度。過度な心配は無用。

留学生を悩ませる第2の壁が「Webテスト」や「筆記テスト」であろう。
ただ先に言っておくと、あまりWebテストに悩む必要はない。なぜならばWebの学力テストの点数が低いからと言って落とされることはないからだ。あくまで参考程度である。
(もちろん一部外資系企業では学力テストで判断しているところもあるが、そうした企業では、各国の言語の問題を用意している)

覚えておいて欲しいのは、「性格診断テスト」がかなり重要となることだ。

これで「企業に合う、合わない」を判断されてWebテストで落とされてしまうのである。
性格診断テストについては正直対策しようがないので、これもあまり気にしないで欲しい。その対策をする時間は、日本語力をより高めるために割いた方がずっと効果的である。

ここまでで第1回目は終了である。留学生のみなさん、ここまで読んだ感想はいかがだろうか?
是非とも一度今回ご紹介した内容を整理してみて欲しい。
さて次回は「面接」や「企業の見分け方」など、さらに進んだ内容へと進んでいく。
ぜひ次回もお読み頂きたい。

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