黒ずくめの集団、現る!

■びっくりの黒ずくめ集団
就職活動の時期になると学生がスーツ姿で街を歩くようになります。就職活動の解禁などのニュースでは、合同説明会の様子が垣間見えますが、なんとまあ揃いもそろって全員黒ずくめ。個性を売り出す場にこの風習は必要なのか、と疑問を持つ人もいることでしょう。

■個性は必要?
しかし、就職活動を経験して分かるのは第一印象の大切さ。とりわけ礼儀というのは業界業種問わず必要とされるものです。黒いスーツはその礼儀の証。TPOを弁えることができますよ、という意志表明なのです。

ネクタイで、あなたが分かる。

ファッションが好きな人は無個性な着こなしを不快に思うかもしれません。許されるラインというものを測る必要があります。経験上、黒の無地でなくてはいけない、ということはないようです。シャドウのストライプが入ったスーツの学生もいました。そして何よりこだわりを見ることができるのは男性のネクタイです。

■ネクタイで個性を出す
胸元を演出するアイテムとしてこだわりを持つ社会人も多いようですが、学生の就職活動においてもネクタイを重要視する人もいるようです。中には面接においてネクタイを選んだ理由を問われた、というケースもあります。色で与える印象というのはだいぶ変わってくるので、自分のイメージに合った色を選びましょう。

■柄に制限はあるのか?
ここで一つ疑問が出てくるかもしれません。ネクタイは様々な柄がありますが、ここに制限はあるのでしょうか。答えとしては制限はありません。どんな柄でも大丈夫なのですが、評価を気にする場合チェックなどのうるさいイメージの柄は用いず、シンプルなストライプを選ぶ学生が多いようです。無地のシンプルなものもスマートで格好良いです。

女性の服装は、これだ。

■女性の服装は?
女性にネクタイはありません。ではどこでこだわりを持てばいいのかというとブラウスです。様々な襟の型があり、自分のイメージや相手をする企業のイメージに合わせて選びましょう。オーソドックスなシャツカラーはお堅いイメージを出したいときに有効です。スキッパーカラーなどは華やかな業界向けに自分を演出するときに良いでしょう。ただ、過度な演出は控えたほうがよさそうです。髪形やメイクなどで上手にバランスをとりましょう。

■スカート?パンツ?ストッキング?
女性の場合脚元も気にする場合があります。まずスカートタイプとパンツタイプのボトムスがあります。どちらを選んでもいいのですが、やはりスカートが多いです。パンツですとデキる女性を演出できるのですが、企業が求めるのはキャリアではなくフレッシュさ、ということが多いようです。ストッキングに関しては好みで選んで構わないです。

まとめ

何かと迷いの多い就職活動のファッションですが、礼儀を考えた基本的な格好ができてれば失格にはなりません。ネクタイや襟で個性を出せばそれで十分です。また、近年では私服可の面接も増えています。結局はその人の中身が問われるので、服装に気を取られすぎないようにしましょう。基本的な格好をまずクリアして、安心して面接を受けたいですね。

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