【秋田国際教養大学がすごいこと言いだした!】
就職率がとても高いことで有名な秋田国際教養大学が、就活の常識とされてきた事を覆す出来事が起きました。
なんと、2014年10月中旬の学内就職ガイダンスにおいて、
「本校の学生はリクルートスーツは着なくてもよい。」と言いだしたのです。
こうした理由を、この決定まで結びつけた同大学のキャリア開発センターのセンター長、栗谷俊明さんはこう語っています。
「夏の熱い時期に、秋田から黒いスーツを着て就活に行くのは非効率的である。」
去年の年末の時点で、今まで同大学の学生に内定を出してきた約180社のうち40の企業には趣旨を説明しており、
この動きはさらに進んでいる様です。
もちろん、服装が自由だというわけではなく、常識をわきまえていて、
企業の意向にそぐわない形であれば、ということだそうです。
日本の就職活動の様子は、世界からみれば異様な光景です。
ロボットのようにみんな同じ格好をして、同じようなことを発言する風潮を少しずつ変えていかなければ、企業が押し進めている「グローバル化」は本当の意味で進むことはないと思われます。
そういう観点でみると、秋田国際教養大学の試みは素晴らしいものですね!
画像引用:http://dime.jp/genre/44928/
【スマホ・PCがなければ就活はできない?】
社長に直接会いに行って自分をアピールする、なんて勇気のある人は別ですが、
この情報社会でスマホやPCを持ってない人はそもそも就活が出来ない時代になりました。
僕の友人を例に出すと、
金融業界志望の彼は、同じ業界志望の友人と情報を共有し、内定獲得の為には必ず出席しなければならないという説明会のエントリー送信ボタンを押すタイミングを、じっとパソコンの前で待つこともあると言っていました。
志望度の高さを示すために大切だという、大手銀行の説明会に全出席するためには、そうしなければいけないそうです。
自分の行きたい企業の情報はどんどん調べていかないと、痛い目に遭いそうですね・・。
画像引用:http://matome.naver.jp/odai/2139745822407708701/2139746120710592203
【面接よりインターン重視?!】
企業にとって、これから一緒に働いていく人材を、つい最近まで学生だった若者から選出することはとても難しい事で、慎重にならざるを得ません。
しかも最近は、就職しても3年以内に約3割の人が会社を辞めてしまうといいますよね。
従来のような面接による選考だけでは限界がある、多くの企業がこう考えています。
そこで採用されているのが、インターンやアルバイトです。
短期間に見極めを行うために、インターンなど実践的な機会はとても有意義なものです。
今後は、面接でどう受け答えするかよりも、
「大学時代から仕事に近い経験をしていて、かつ一緒に働きたい、と思わせる学生が有利になってくる」
といわれているそうです。
【2017卒から滑り止めが無くなる!?】
一概には言えませんが、2017年卒の就活生から、大企業と中小企業の採用期間が被り、併願・滑り止めとして中小企業を受けることができなくなるのです。
多くの就活生は最初は大企業の選考を受けていると思います。
そのため、中小企業は学生の動きに合わせて採用活動を行っていたのですが、就職活動の解禁が遅くなったことで、今までのように採用にかけられる時間が大幅に短くなってしまったのです。そうして採用期間が被るようになりました。
「大手ばかり受けていては、就活は失敗する。」という可能性が去年よりも高くなっているのですね。
リスクをちゃんと考えて就活のプランを練ることが大切ですね。
画像引用:https://doshishayabasta.wordpress.com/2013/04/13/syukatsu/
【まとめ】
時代とともに、就活の姿はどんどん変わっていくでしょう。
学歴ごとにエントリーできる企業が決まっていた、なんて時代もあったのです。
その頃に比べて、今は誰でもエントリー出来て一見良くなった気もしますが、
その分就活生も企業側も苦労は増えたのではないでしょうか?
採用時期が変更になって初めての代である2016卒の皆さんは、制度の変化に乗り遅れることなく、満足のいく就活が出来る事を願ってます!
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