アメリカの就職事情

アメリカの就職活動で大きな違いは〜つあります。
まず、即戦力を求められることです。日本では研修期間などが設けられていますが、アメリカでは入社後すぐに会社に貢献できる人材が重宝されています。

また、学歴や大学での成績も日本よりも重視されています。GPAの最低基準がとても高く、学生のうちは学業に専念する人がとても多いのも、就職活動を見据えている人が多い理由のひとつです。

さらに、長期のインターンシップをしない学生はほとんどいません。インターンシップでの実務経験がとても重視されるためです。

そして、アメリカでは年中就職活動を行うことができます。日本のように期日があったりと一斉スタートするような就職活動ではありません。
自分の学業や課外活動の予定ともすり合わせながら就職活動を行うことができます。

画像参考:http://gaishishukatsu.com/archives/32830

アメリカの就職事情

韓国の就職事情

大学の新卒者5人のうち、正規雇用が1人、非正規が3人、残る1人は無職という割合で就職活動が進められている韓国は、日本よりもハードルが高いです。

大学の卒業に必要な単位を取得していていも、就職留年をしなければならない人が非常に多いようです。
企業からの採用が決定するのも大学卒業間近の場合が多く、内定が取れなかった人は就職留年をする以外の道が残されない場合が多いためです。

また、英語ではTOEICが800点以上ないと履歴書すら見てもらえないような企業も少なくないといいます。
さらに、英語だけでなく、日本語や中国語の習得が最低条件に入る企業も多いです。

熾烈な戦いを勝ち抜いて就職できたとしても、そこからもまた戦いの日々が続くといいます。

画像参考:http://thebridge.jp/2013/09/theopencloset_suitrentalservice

韓国の就職事情

中国の就職事情

中国でも学歴がとても重視されますが、学生が求めている給与と、会社が求めたい人材と提示する給与の条件が合致することがなく、就職が難しくなっています。

大学院(中国の大学院は3年間)を出ていても、就職率にして3~4割と就職できている人が非常に少ないことがわかります。

また、高学歴な人が多い一方で、実践的でなかったり、それぞれが持つ学力が試験やテストだけの一過性であることが多く、即戦力になる人材が非常に少ないといいます。
しかし、学生は自分の高学歴に自信を持ち、高額な初任給を希望している人も少なくないため学生と企業や会社の条件が合わないことが多いようです。

進みたい業界が決まっていない人は100社以上にエントリーすることも多いですが、そのうち面接試験まで進めるのが半分以下、内定をいただけるのは10社に1社あれば良い方だといいます。

画像参考:http://toyokeizai.net/articles/-/20280

中国の就職事情

まとめ

他の国と比較をしても、どの国でもそれぞれ問題点があり、またそれぞれに学生も苦労しているということがわかりますね。
日本でも、高い倍率を勝ち抜いて就職の内定をいただくことも少なくないので、決して日本の就職活動が楽だとは思えませんが、他国の就活事情を知って、改めて自分の就職活動に対する態度を見直す良いきっかけになるのではないでしょうか。

参考
http://gaishishukatsu.com/archives/32830
http://toyokeizai.net/articles/-/20280
http://www.news24.jp/articles/2013/11/01/10239510.html

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