①「○○さんがこの会社でこの事業はおもしろいと思う事業はどんなものがありますか」
私が最もオススメする質問はこれです。
「○○さんが関わったものでも関わってないものでもどちらでも構いませんが」などといった前置きがあるとより引き出しやすくなります。この質問をすることで、ホームページやパンフレット、説明会でも知られない事業を知ることができる可能性が高くなります。例えば「○○の事業に関わりたい」とESで書いたら…「○○の事業があるとお聞きしたんですが、今後もこのような取り組みはされますか?」と面接で聞けたら…企業研究してきたんだな、と採用担当者に思わせることができるでしょう。
②「御社の社会的意義は○○というものがあると思いますが、実際の業務の中でそれを体感できたエピソードはありますか」
やはり企業がまず見るのはその人がうちの会社で何をしたいのかということ。例えば単に「人々の生活を支えたい」というのなら、どの業界でもいいわけです。質問も「なぜうちの業界なのか、うちの会社なのか」ということは必ず聞かれます。この質問により、具体的な仕事のエピソードが得られ、そのエピソードを用いて、「○○という仕事を通じ、貢献できるから」などとイメージではなく具体性を持った答えができるようになります。やりがいを聞くだけでは、そういった社会的意義をくりかえすだけの答えしか出てこず、業界とあなたの間に溝ができたままになってしまうでしょう。
③「○○の業務の中で大変なこと(or面倒なこと)はなんですか」
企業は活躍しそうだなという人を採用したいと思います。そのためには仕事上で大変なことを乗り越えてくれると思わせられる存在になることが必要です。この質問により、日々の業務で乗り越えるべきポイントが分かります。それを乗り越えられるアピールを逆に言えばすればよいのです。「調整が大変だった」と言われれば、「~という経験で培った調整力を活かし、~したい」と持ってこれば、厚みの出る志望動機になるでしょう。しっかり業務を絞ったうえで、かつ自分なりに大変なことを予想した上でそれをぶつけてみると、より具体的な業務内容、そして求められるスキルが見えてくるはずです。
④「これまでのお仕事で印象的なものは何かありますか」「リーダーとして気をつけられていることは何かありますか」
最後は面接の最後の質問におけるテクニックです。前者の質問は若手中堅の方に、後者はベテランの方に聞くと効果的です。面接官にいい気分になって話をしてもらうことで、結果的にその人の印象もよくなることが多々あるそうです。経験が浅い人は若い自分が大きいことを成し遂げたことを誇りに思う一方、経験を積んでいるベテランは、逆にその質問は答えが一つに絞れなくて困ってしまいます。そんな中、管理職の愚痴を聞いてあげる、あるいはリーダーとしてのプライドをくすぐると喜ぶのです。
まとめ
いかがでしたか?この質問術であなたの志望度と好印象っぷりをぜひぜひアピールしてみてください!!
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