夏でもリクルートスーツを着用したほうがいい、ってマジ!?

東洋経済オンラインで公開されている、就職四季報プラスワン編集長・田宮寛之さんの記事が、いま就活生の間で話題となっています。
その内容をざっくりご紹介すると、、、
「リクルートスーツでは個性を主張せず、真夏でも黒系を選んだ方がいい」
というもの。
就活におけるスーツに、決められた規定があるわけではありません。
ですから、基本的には、何を着ても本人の自由といえるでしょう。
しかし、就活の目的は「内定」を取ること。それならば、やはり内定が取れるスタイルで臨むのがベストというわけです。
記事中で、田宮さんはこう書かれています。
「就活は俳優のオーディションではない。就活において、個性は面接やそのほかの選考試験で発揮するものであって、服装で発揮するものではない。中身で勝負だ。目立つ格好に対して、プラス評価をする面接官はいるが、マイナス評価をする面接官も必ず存在する。就活にクールビズを取り入れるのは問題ないが、無難なスタイルにするべきだ」

実際、就活生の間では
「暑いけどやっぱりリクルートスーツのほうが良さそうだな」
「無難にいきたい」
という声も。
では、真夏の就活を少しでも快適なものにするために、
同じスーツでも、工夫をして暑さを軽減していきましょう。

スーツにひと工夫して暑さをしのぐ

スーツは、秋冬用と春夏用で裏地や表面の素材が異なります。そのため、経済的に許すのであれば、夏のリクルートスーツを用意しておくことをオススメします。先にご紹介した東洋経済オンラインの記事でも、夏場にオススメのスーツスタイルを提案しています。
たとえば、ポリエステル100%で夏も涼しく着られるスーツのほか、自宅の洗濯機で洗えるスーツ、従来タイプよりも風通しがよくて涼しい「サマーネクタイ」、薄い生地で涼しいYシャツなどです。
最近では、冷却効果のあるハイテク素材を使ったシャツや肌着も販売されていますので、そのようなアイテムを選ぶのもいいでしょう。こうした素材のインナーを着るだけでも、体感温度は1度ほど下がるそうです。
速乾性のあるインナーを選べば、汗のベタつきによる不快感をやわらげることもできます。
クールタイプの制汗剤や、食品用の小さな保冷剤をバッグにしのばせておき、外出先で首裏や脇の下など大きな血管が通っている部分を冷やすのも、クールダウンに役立ちますよ。

ギリギリまで上着やネクタイを着用しない

ジャケットをはじめ、ネクタイを着用することで、体感温度は2度くらい上昇するといわれています!!真夏の2度はデカイですよね。。。
そのため、暑さがピークの時には、ジャケットやネクタイを着用せず、手に持って移動することをオススメします。
就活中とはいえ、きちんとしなければならないのは、会社に入ってから。目的地付近までは、体力を温存するためにも、ジャケットやネクタイは外しておくといいでしょう。
目的地の近くに到着して、コンビニやカフェなどの涼しい場所できちんと着用すればOK!
面接や説明会を行う会場内は、空調で快適な温度に保たれているはずですから、あとはそれほど暑く感じることはないでしょう。

スーツに意味はない!クールビズを推奨している会社も!

衣料専門店のAOKIが、マイナビスチューデントと共同で行った調査によれば、
「就活生がクールビズを取り入れることについてどう思うか」という問いに対して、
「適度に取り入れるのであれば問題なし」と回答した企業は49%、
「積極的に取り入れてほしい」が23%となり、
実に70%以上の企業が、就活生のクールビズに理解を示していることがわかりました。
また、就活生と企業のマッチングを行う企業の「アイプラグ」は、クールビズでの就活を呼びかけ、5月末までに、「日産自動車」「コクヨ(文具大手メーカー)」をはじめとする81社から賛同を得たといいます。
このような企業であれば、むしろ夏は「ノージャケット」「ノーネクタイ」のクールビズを推奨してくれることも珍しくありません。あらかじめ情報をチェックしておくといいでしょう。

まとめ

年々、暑さが厳しくなっている日本では、ただ移動しているだけでも、どんどん体力を奪われてしまいます。
暑さで頭がボーっとして、面接や試験で「実力が発揮できなかった……」ということのないよう、充分な対策をしておきましょう。

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