適性は、今現在という地点ではわからない

元も子もないことを言いますが・・・
適性というのは、人生のリアルタイムの瞬間、つまり【今現在】という地点では絶対にわからないものなのではないか、と個人的には思っています。少なくとも僕はそうでした。僕は至って平凡な人間で、勉強にしても運動にしても、いろんな要素がその他大勢の似たり寄ったりだったので、就活中には自分の適性なんて全然見えませんでした。
 
僕は中学校の時は、柔道部でした。当時、中一にしては体格がデカかったのと、たまたまクラスの担任が柔道部の顧問だったこともあり、半ば強引に(脅されて?)入部したという経緯があります。

別に何が何でも柔道!なんて考えてもいなかったし、むしろ僕は弱虫だったので、痛いとかしんどいというのが嫌いだったんです。その頃は、見た目はワイルドでも、内面はマイルドだったから。もっと気楽な部活に入りたかった。
 
でも自分で言うのもなんですが、それでも試合をすれば、結構強かったんですよね。僕がいた階級は軽中量級でしたが、そこでは地区優勝したこともあるし、県でも優勝候補になったこともあります・・・優勝できなかったけど(笑)。
 
私立の高校から推薦の話もありました。でも僕は根性なかったから、そこには進学しませんでした。自分としては、柔道は練習もしんどいし、憂鬱でした。適性なんてないと思っていました。でも試合ではある程度、成績を残していたので、もし柔道推薦で高校に進学していたら、ひょっとしたらオリンピック出場?・・・まあ無理でしょうが、でも柔道に自分なりの適性を、ひょっとしたら見出していたかもしれません。
 

理系職ではなくサービス業界に適性を感じた大学時代

大学は、農学部に進学しましたが、大学時代はハッキリ言って面白くなかったです。学校で学んでいることに全く興味が持てず、学校にはほとんど行かずにバイトばかりしていました。バイトは、スーパーの衣料部門での接客の仕事で、そちらは本当に面白かったです。自分の居場所もあったし、仕事に対する責任感もあったし、向上心も持てて前向きに取り組めました。
 
おかげで僕は、理系の仕事には向いてない、興味がない、だからそっちの仕事には就かない、だって適性がないからと、その時は思っていました。その代わりサービス業のような接客営業にこそ、自分の適性があるのでは!と本気で思いました。
 
しかし、僕は就活の際、適性があると判断したサービス業には目もくれず、メーカーを中心とした業界で、事務系の仕事を選びました。理由は、「週末休みが良かった」からです。
 
・・・で、事務の仕事を10年以上やってきて、今も変わらず、事務の仕事も本業としてやっています。ただし会社はかなり変わりましたが。その本業をこなしつつ、一方で、その他にも色々な業務をやっているし、個人活動で、就活支援や悩み相談なんかにも乗ってます。
 

新規会員登録はこちら
ページトップ