内定取り消しになる理由
内定取り消しの理由として、以下のことが挙げられます。
① 学校を卒業できなかった
② 入社の際の必要書類の提出や資格の取得がなかった
③ 健康を著しく害した
④ 履歴書などの提出書類と事実に大きな相違があった
⑤ 採用にさし支えるような犯罪を犯した
これらの理由が挙げられます。
一番多いのは、①の学校を卒業できなかったことらしいです。
単位くらい、しっかりとりたいですよね。
内定取り消しの事例
では、実際に内定取り消しの事例をいくつかご紹介します。
同じようなことをしていないか、注意してみてください。
《事例1:Twitterの投稿》
ある大学生が、ツイッターで不適切な発言をしたことが、ネットで炎上し、騒動となりました。
名前が特定され、内定先の企業に電話やメールを送って、内定取り消ししよう!との呼びかけが始まり、実際に内定取り消しされました。
《事例2:Facebookでの投稿》
Facebookで、人事部長のことを「きもいオヤジ」と発言した学生が、メディアリテラシーがないとして、内定を取り消されたそうです。
SNSは公共の場であることがわかっていなかったのでしょうか。人事担当はSNSをチェックするようになってきています。
《事例3:妊娠した》
ある女子学生は、彼氏との間に赤ちゃんができたことがわかり、それを内定先に伝えたところ、内定を取り消されてしまいました。
これは、法律的には妥当なようです。
内定取り消しは違法なのか?
もし内定を取り消されてしまったら、どうすればいいでしょうか。
ここで大切なポイントは「企業都合の内定取り消しは違法になる可能性が高い」ということです。
時期にもよりますが、例えば入社1週間前に企業の都合で内定取り消しをされたとします。
1週間で就職先が決まる可能性はないに等しいでしょう。この場合、法律では違法となります。
さきほど紹介した、内定者側の都合では、内定取り消しされても違法にはなりません。
内定承諾書に「内々定中に問題を起こした場合は取り消しとなる」というようなことが記載されているはずです。
内定取り消しされたときの対処法
実際に内定を取り消されてしまったら、どう対処すればよいでしょうか?
内定者側の都合ではなく、企業側の都合での内定取り消しは違法となることが多いです。
その場合の対処法をご紹介します。
違法として訴える際は、証明できるものが必要です。
この内定取り消しを違法として訴える場合は、内定承諾書を必ず保管しておきましょう。
大きな証拠になります。裁判は、証拠がないと証明ができません。
基本的に内定承諾書があれば、訴えることはできますが、自分ではどうしようもないときは、大学のキャリアセンターに相談しましょう。
大学内に顧問弁護士がいるはずです。
まとめ
いかがでしたか?
せっかく入社を決めたのに、内定取り消しになってしまってはもったいないです!
内定者側の不注意で取り消されてしまうことの原因は、ほとんどがSNSか留年です。
しっかり単位をとって、社会人としての自覚を持って、残りの学生生活を楽しんでくださいね!
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