一般常識とは?

就活における”一般常識”とは、主に社会、経済の問題が問われますが、国語・数学・理科・英語が問われることもあります。
社会人になるのですから、これからの世の中にどれだけ目を向けれているのか、採用担当者としては気になるところです。
面接では、一般常識の中でも志望する会社の業界のニュースなどについて意見を求められることもあったりします。こういった時に一般常識がないと少々苦しくなってしまいます。

一般常識を出題する目的とは?

一般常識を行う目的、それは人材をふるい分けするためです。面接、書類である程度はその学生がどんな学生なのか把握できますが、書類や面接ではどうしても見ることができない側面もあります。
採用担当者も時間が限られていますので、どうしても短時間に多角的に吟味した上で学生をふるいにかける必要があります。
採用担当者が一般常識のテストを通して知りたいことは、主に下記の2つが挙げられます。

能力的にその仕事ができるか
興味・関心が高いことは何なのか

例えば事務職志望の人であれば、経済や時事問題に多少弱くても数字や言語に問題なければ業務に支障をきたすことは考えにくいなど、仕事に応じて求められる能力は多少変わってきます。このようにして、採用側として仕事内容と最低限の能力を満たしているのか判断しています。

一般常識で出題される問題とは?

一般常識とは、読んで字のごとく、一般常識と思われる内容が出題されます。難易度はそれほど高くなく、中学・高校レベルの学力、日頃のニュースをチェックしていれば対処できるものが殆どです。
しかしながら、苦戦するところは何と言っても出題範囲が広いところです。

突拍子もない問題が出題されたりもします。

例題:「才能、画才」これと同じ関係にあるのは?
A:熊、動物 B:惑星、火星 C:チーズ、牛乳
→答えはB

どの程度選考に影響するのか?
そもそも学生をふるい分けするために行われるものなので当然選考に影響してきます。

一般常識の対策はどうすればいい?

“一般常識だし、これといった対策はしなくて大丈夫だろう”と高を括るのはNGです。難易度は高くないですが、先ほども申し上げましたように出題範囲が非常に広いです。対策をせずに望むと出題範囲の広さから予想以上に難しかったと感じてしまうことがあります。

一般常識の対策としては
問題集を買う

最近では一般常識の対策のための問題集も用意されています。ただ単にニュースを見るよりも、様々な出題範囲で問題が用意されていますので、まんべんなく勉強できると言えます。
出題されるジャンルの正解率のバランスが悪いと企業側に悪い印象を与えることもあります。そのようにならないためにも、こういった問題集をいくつか用意しておいて対策するといいでしょう。

ニュースをチェックしておく

とにかくニュースをチェックすることです。チェックする際に大事なことは、ただ単に見るだけではなく、分からない用語が出てきたときはチェックするようにしましょう。ニュースの背景を調べることで知識の幅が広がったりします。また、ニュースに目を通す際は、その内容を要約するなりして自分の意見を持つようにしましょう。面接でトピックについて聞かれたときに効いてきます。

まとめ

今では多くの企業が採用試験に一般常識を取り入れています。一般常識の試験では、一般常識が備わっているだけではなく、その仕事にふさわしい能力を満たしているのかも合わせて試されています。ただ、正答率にあまりにもバラつきがありすぎると、選考にも響いてしまうので、まんべんなく幅広いジャンルを抑えるためにも問題集を一冊用意してしっかりと対策を行いましょう。

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