◆歴史

歴史は古く、創業者の鳥井信次郎氏がぶどう酒の製造販売業の鳥井商店を開業したのが1899年(明治32年)です。
この頃のお話はNHKの朝ドラ「マッサン」でご存知の方も多いのでは?
この鳥井信次郎氏をモデルにしたと言われているのが、堤真一さんが演じた国産初のウイスキー誕生を創出した鴨居欣次郎です。
で、この時、京都郊外の山崎と言う場所に日本初となるモルトウイスキー蒸留所を建設。1929年に国産初の本格ウイスキー「サントリーウイスキー白札」を発売します。
以降、「角瓶」「オールド」「トリスウイスキー」などを戦前から戦後にかけて発売。ビール事業にも進出していきます。
「サントリー」に社名を変更したのは1963年。
3代目社長・鳥井信一郎氏就任後には、第1号の新薬である抗不整脈薬「サンリズム」を発売。栄養ドリンクや健康食品の市場にも積極的に展開していきます。
生花関連の事業では、世界初となる青いカーネーション「ムーンダスト」を1997年に発売。後には「青いバラ」の開発にも成功します。
2000年代に入り中国でのビール事業を拡大。タイでの飲料ブランド立ち上げ、中国の青島ビールとの合弁会社立ち上げ等、アジア市場への参入にも積極的になります。
近年は特保飲料が好調。特保のペプシや伊右衛門を飲んだことのある人は多いのではないでしょうか。

◆「やってみなはれ」

この言葉は、創業者である鳥井信治郎氏がことあるごとに口にした言葉だそうです。
サントリーの歩みをみると、日本初とか世界初が多く、チャレンジ精神に満ちた事業展開であることが伺われます。サントリーの企業風土は、まさにこの言葉に集約されているようですね。
『「結果を恐れてやらないこと」を悪とし、「なさざること」を罪と問う社風』とHPにも記載されています。

◆「人は財産」

「人は財産」と考えるサントリー。
年に数回上司と面談を行い業務や考課について話し合う制度や、自分自身のキャリアについて考える機会を設けるキャリアビジョン制度など、個人の希望を吸い上げ、モチベーションを挙げる制度を整えています。
また定年を65歳とし、定年退職者再雇用制度「エルダーパートナー制度」を導入。2012年は定年退職者の約82%が希望し、そのうちの約98%にあたる57名を再雇用しています。

◆平均年収

サントリーHDの平均年収は約980万円、社員の平均年齢は42.3歳(ともに年収ラボより)です。
平均年収ランキング(平成25-26年版)ではキリン、大塚、アサヒに次ぐ第4位。

◆まとめ

「やってみなはれ」精神を大切にしているサントリー。
新たなチャレンジをしたい、と考えている就活生さんにぴったりの企業かもしれませんね。

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