まず、そもそもブラック企業とはなんなのでしょうか。
ブラック企業またはブラック会社とは、広義としては暴力団などの反社会的団体との繋がりを持つなど違法行為を常態化させた会社を指し、悪い事やっている会社ってことですね。
狭義には新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働によって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業を指す[1]。
イメージに近いブラック企業は狭義の方なんですね。
英語圏でのスウェットショップ(英: Sweatshop)や中国語圏での血汗工場(中: 血汗工廠)の問題とはまた異なり、ブラック企業問題の被害の対象は主に正社員である[2]。
将来設計が立たない賃金で私生活が崩壊するような長時間労働を強い、なおかつ若者を「使い捨て」るところに「ブラック」といわれるゆえんがある[3]。
また近年ではブラックな働かせ方をアルバイトにさせるというブラックバイトという派生語が登場してきている。
長時間労働を強いられ、若者を使い捨てられたらたまらないです。
ブラック企業は突如として現れたのではなく、日本型雇用が変容する過程で台頭してきた[4]。
従来の日本型雇用においては、単身赴任や長時間労働にみられる企業の強大な指揮命令が労働者に課される一方で、年功賃金や長期雇用、企業福祉が保障されてきた。
しかし、ブラック企業では見かえりとしての長期雇用保障や手厚い企業福祉がないにもかかわらず指揮命令の強さが残っており[5]、それによって若者の使いつぶすような働かせ方が可能となっている。
つまり、「強大な鞭とそれに見合った大きな飴」だった日本の労働から「飴」だけがなくなってしまった状態がブラック企業ということである。
企業側が指揮命令をする際になんのルールも課されない状態、すなわち「労使関係の喪失状態」にある[6]ことが問題なのである。飴と鞭の飴だけがなくなってしまった状態がブラック企業であると。
まとめますと、ブラック企業に入ってしまいますと、
・長時間労働を強いられる。
・使い捨てられる
・飴がない。
これはイヤですね・・。
長くなりましたので、パート2でさらに深堀りしてみます。
【続きはこちら!】
元光通信マネージャーが語るブラック企業ってなに?(パート2)
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