①周りを巻き込みながら物事に取り組んだことのある人

三井物産では、「周りを巻き込みながら物事に取り組んだことのある人材」が求められます。

これはなぜでしょうか?

なぜなら、総合商社という仕事の特質上、そういった経験が求められるからです。総合商社は、自社にモノが無いということが特徴として挙げられます。即ち、他のの人、会社を巻き込むこと無しには仕事が成立しないのです。

他の様々な業界や個人を巻き込んで初めてそれが実現できるのです。よって、学生時代に周りを巻き込んだり、協力を仰ぎながら物事に取り組んだ経験を持つ人は大きく評価されるのです。

自身の経験を振り返り、「他人との関係性の中で自分が能力を発揮したことはないか」を再度深掘りしましょう。

②柔軟なコミュニケーションがとれる人

三井物産では、「柔軟なコミュニケーションがとれる人材」が求められます。これは当然と思う人も多いかもしれませんが、非常に重要な意味を持っています。

商社のビジネスの基礎は、やはり「物流」です。モノとモノの流れを作る、そんな仲立ちとなるのが商社なのです。よって、その2者間のコミュニケーションを、自身の柔軟性で加速させられる人材が求められます。それは例えば「調整力」や「傾聴力」という言葉に置き換えられるでしょう。

自身の学生時代の経験を振り返って、例えば「対立する意見を調整し合意形成を図った経験」や「相手の意見に耳を傾け物事に取り組んだ経験」がないかをもう一度思考してみましょう。

③柔軟さ。変化に適応できる人

三井物産では、「柔軟で変化に適応できる人材」が求められます。これは即ち「変わる、ということに対応できる知力と体力のある人材」であると言えます。

三井物産は人気企業であり、いわゆる「お堅い」イメージを持たれがちですが、実情はどんどん新しいことにチャレンジする挑戦心溢れる会社なのです。というのも、商社はその事業の領域が無限にあることが特徴であり、明日には今ある仕事がないかもしれない、逆に今は無い仕事が明日にはうまれているかもしれない。

商社のビジネスはそんな可変性を常に持っているのです。だからこそ、変化を恐れずにむしろそれに対して前向きになれる人材が求められるのです。

面接では、どんな些細な事でもよいので「自ら変化を求めて行動した経験」を語れると評価されるでしょう。

総括

いかがだったでしょうか。
本記事はあくまでライターの見解ですが、是非自身と会社を摺り合わせる際の参考にして頂けると幸いです。

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