方法は二つのみ

その方法はすごく単純で「自分が将来どんな仕事をしていきたいかを社会人に話すこと」と「沢山の具体的な仕事のイメージをつけること」とで少しずつ作っていくことができます。
将来どんな仕事をしていきたいかを社会人に話すこと仕事のイメージをつけることとは同時並行に進めなくてはならないということだけ注意してください。

①自分が将来どんな仕事をしていきたいかを社会人に話すこと

自分が将来どんな仕事をしていきたいかという質問は面接でも訊かれます。説明会で会った社員の人に、「自分は〜〜〜という仕事をしたいと思って説明会に参加したのですが、御社では実際にそういった仕事をすることはできますか?」と訊いていくことで、自分の理想だけで物を語るのではなく地に足のついた理想を描くことができます。
 
自分が将来どんな仕事をしていきたいかを話すと必ず質問をされます。中には否定されることもあるでしょう。しかし、そういった他人からの質問に答えることで自分の中の理想の仕事がだんだんと具体的に明確になっていくのです。
 

② 沢山の具体的な仕事のイメージをつけること

「具体的な仕事のイメージ」とはどのようなものか。 
それは、社会人の人に細かく話を聞いたり、説明会に参加して理解を深めたり、インターンシップなどセミナーに参加して理解を深めていくなかで段々と具体的になっていきます。
 
例えば、「広告代理店の営業職」とはどんな仕事をしているのでしょうか?
 
得意先の直接担当として、課題のヒアリング、オリエンテーションに参加し、プレゼンテーションから広告実施まですべての責任を担います。社内ではマーケティング担当や制作(クリエイティブ)担当者、媒体担当などすべての担当者をまとめる調整役。スケジュール管理、コスト管理、業務品質管理等の責任を担います。広告会社内では得意先の代表としての役割、得意先では広告会社の代表としての役割を果たさねばなりません。
 
※株式会社マスメディアン マスナビ2016から引用
 
ここに書いてあることは一般的な内容で、今回お話する「具体的な仕事のイメージ」とはもっと皆さんがイメージできるレベルの内容をさします。
 
まず「得意先の直接担当として、」とありますが、まず得意先とはどこだと思いますか?食品メーカー、化粧品メーカー、ホテル、保険会社などなど、得意先に既にいろんな可能性があります。OB・OG訪問をしたときは具体事例を訊くといいですね。
 
OB・OGが話してくれたのが化粧品メーカーの話だったとしましょう。「課題のヒアリング、オリエンテーションに参加し、」とありますが、具体的に化粧品メーカーの課題とは何なのでしょうか?新商品のブランディング、新商品の販促、既存商品のブランドチェンジなど得意先の状況によって千差万別の課題が存在します。
 
というように、インターネット上から勉強した仕事内容に関する説明を覚えても仕事を理解したことにはなりません。この説明文が実際はどんな意味なのか、自分がイメージできるレベルで仕事を理解しなければならないのです。
 
 
家にこもって1人で考えていても会社選びの軸はできません。必ずイベントやセミナーに足を運び、少しずつ形作っていきましょう。

新規会員登録はこちら
ページトップ