① 人としての印象(一緒に働きたいと思うか お客様に好かれそうか)
まずは人としてあなたがどんな人かを面接官は見ています。表情が明るいかどうか、服装はどうかという見た目の印象。声が大きいか、自分の意見を伝えるときに自信を持って伝えることができるかというコミュニケーションの印象。議論にどんな心持ちで臨んでいるかという印象。そういった「あなたがどんな人か」を社員は見ているのです。
② ディスカッションに貢献しているかどうか(議論ができる能力があるか)
そして、内容についてよく見ます。ディスカッションへの貢献を見るときによく利用されるのは下記の項目です。
【発信力】
理解度に関わらず自分の意見を伝えることができるか
わかりやすく相手に伝えることができるか
など
【受信力】
相手の話に耳を傾けることができるか
相手の意見を引き出そうとしているか
など
【他メンバーを巻き込む力】
議論を進めるために相手に働きかけることができるか
議論を進めるためにリーダーシップを発揮できるか
自らの役職の働きを全うできているか
など
いろんな視点からグループディスカッションを評価しているのです。
もちろんここで話をした内容だけではなく、企業によっていろんな観点から評価をされます。
グループディスカッションで選考を通過する為の本質
どんな評価基準があったとしても通用することは、「グループディスカッションをする中で、必ずチームの役になれるように一生懸命考えて発言しよう。」ということです。
学生の皆さんから「この間のグループディスカッションに落ちたんだけど、俺が話しているときに社員が見に来てないから落ちたんだよねー。」と話を聞くことがあります。
その時点で、落ちて当然です。
グループディスカッションをする上で最も重要なのは、議題内容についてチームとしてBESTの回答をしなくてはならないのに、自分がどう評価されるかということに意識を取られ、議論内容に意識が向いていないからです。
自分が選考を通ることを考えるのではなく、チームとしてBESTの回答を出す為に自分はいま何ができるのかを考え、発言することがグループディスカッションを通過する上で最も重要なのです。
だからこそグループディスカッションは経験回数を重ね、自分がチームに貢献するためには何を学び、どのようにみんなに働きかけたらいいのかを振り返ることで成長していく必要があります。
「自分が選考を通るか」ではなく「このチームでBESTな回答を出す為に自分は何を発言すべきか」について考えるようにしましょう。
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