まず、業界の種類って何があるの?

業界は、大きく分けると以下の8つに分けられます。

①メーカー
②サービス・インフラ
③商社
④小売
⑤広告・出版・マスコミ
⑥金融
⑦官公庁・公社・団体
⑧ソフトウェア

以上が主な業界です。
ここから興味のあるものや自分に向いているものなどを選びます。
というのも、それぞれの業界の中でさらに細分化されているからです。
例えば、メーカーといってもその中には自動車メーカー、化粧品メーカー、食品メーカーなど様々です。

早い段階で絞れれば、スムーズに就活が進められると思いますよ。

業界はこう絞る!

さて、ここからは業界の絞り方について説明します。
業界は絞る時期がとても重要です。
絞り込みすぎても視野が狭くなりますし、いつまでも絞らないとずっとだらだら…
なので、希望する業界をしっかりと絞って、それに向けた研究をなるべく早い段階で行うべきでしょう。
今回は、業界を絞るためのパターンをいくつか紹介していこうと思います。

《パターン①就活軸から考える》

これは、自己分析をしっかり行ったうえでまず就活の軸を決め、そこからそれに合った業界を選ぶというやり方です。
例えば、就活の軸が「大学で学んだ英語を活かせる仕事」だったとします。
そして、英語を就活の軸として選んだきっかけが、もし「学生時代に行った外国人旅行者へのボランティア活動」だったとしたらどうなるか。

海外との取引を行う商社や海外拠点を持つメーカー、外資系企業など、英語を活かせる仕事はたくさんあります。
しかし同じ英語を使う仕事の中でも、航空、ホテル、旅行会社などのサービス業界の方が、より軸の理由にマッチするはずです。

ですからこの人の場合、エントリーを行う際には英語を活かせるサービス業界の企業を中心に志望し、比較のため商社やグローバル展開をするメーカーも見ておくというのがよいでしょう。
これが、就活軸から業界を絞るやり方です。

《パターン②業界から考える》

このパターンで業界を絞る際の基本的な流れは、

①多くの業界を見る
②興味が持てる業界を精査する
③その理由を書き出す(好き嫌いやイメージではなく、企業に語れるような内容)
④自分の軸とマッチしているか確認

まずはインターネット・SNSからできるだけ多くの情報を集め、そこから自分の興味が持てる業界をさがすというやり方です。
そしてなぜその業界に興味を持ったのかを考え、その理由を比較します。
そうして業界を絞ってみてください!

この際に活用できるのが、一回で多くの業界を確認できる合同説明会や、OBOG訪問をして実際に働いている人の声を聴くことです。
その他ワンデーインターンや業界マップも活用してみてくださいね。

業界を絞る際の注意点

次に、業界を絞る際の注意点をご紹介いたします。
ここまでさんざん早めに業界を絞ること!とは言ってきましたが、急いで業界を選ぶことだけはやめた方がいいでしょう。
焦ってとりあえずこれ!と決めてしまうと、あとから実は違ったと後悔し、またイチから研究しなおしなんてことになりかねません。
業界を絞る目的はあくまで自分に合ったものを見つける、ということを忘れないようにしましょう。

また、先入観で業界を選ぶことも要注意です!好き嫌いや勝手なイメージで業界を絞ると、自分が求めていたものと違うなと感じ、立ち止まってしまう可能性があります。

業界を絞ったら、しっかりその業界を研究しましょう。

どうしてもうまく絞れない…そんな方へ

ここまで話してきましたが、そもそも自己分析の仕方が分からない、何から手を付けていいのかわからない、という人もいると思います。
そういう時は、迷わずエージェントを利用しましょう。

これらは就活のプロです。あなたの何倍もの知識を持っています。
就活の軸決めはもちろん、そこからあなたに最もマッチする業界を見つけるなど、様々なことで力になってくれるでしょう。

就活は一人でやらなければいけないものではありません。
頼れるものはしっかり頼って、あなたらしい就活にしてください!

まとめ

いかがでしたか。

就活ほど多くの業界を知る機会はありません!
せっかくなのでたくさんの説明会に参加し、自分に合った業界を探してくださいね。

辛くなったら、しっかり周りを頼りましょう!

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