IT系企業とは?

IT業界とは、よく聞く言葉ですが一体どのような業界なのでしょうか。志望動機作成に取り掛かる前に、再確認しましょう。

IT業界の特徴・魅力

IT業界は十数年ほど前から増えてきており、先端IT技術の進歩もめざましく、これからを支えていく業界と言っても過言ではありません。世界的に有名になったGoogleやfacebook、Apple、Amazonをはじめ、多くのIT企業がますます発展していくでしょう。

loT(さまざまなものをインターネットにつなげ、遠隔での操作や情報伝達を可能にする技術)の拡大や、インターネットをはじめとしたネットワークを経由してソフトウェアやストレージなどのサービスを提供するクラウド化の進行、ビッグデータというIT技術の進歩によって容易に集められるようになった膨大な量の情報をAIに学習させ、マーケティングなどに活かすことができたり、他業界と密接に関わりうるので、今後も無限の可能性を秘めている業界といえるでしょう。

IT系企業の業種・職種

IT業界の中でも、「ソフトウェア業界」「ハードウェア業界」「インターネット業界」「情報サービス業界」に分類することができます。

職種に関しては、「営業」「システムエンジニア(SE)」「プログラ
マー」「ITコンサルタント」「WEBデザイナー」など幅広くあります。

業界・職種によって業務は異なるので、どのような職種につきたいのか、何をしたいのか考えて、選考を受けましょう。

IT企業の業界動向

システムで生活なども支えられている今、IT業界はなくてならなりません。他業界と関わりがあるため、コロナウィルスの影響を全く受けなかったわけではありません。ですが、コロナウィルスの影響により、リモートワークなど一気に進み、今後も引き続きITの重要性はますます高まってきていると言えるでしょう。

IT系企業の業種別解説

業界ごとにどのような特徴があるのか、具体的に見ていきましょう。

ソフトウェア関連業界

「ソフトウェア」とは、PCやスマートフォン上などで多様な処理を実行するプログラムを指します。以下の3つに分けられます。
1)オペレーティングシステム(全システムを統括するソフトウェア)
2)アプリケーション
3)ミドルウェア(1と2を仲介)
ソフトウェア業界のIT企業は、企業向けに顧客情報や経営情報など各種情報を管理する業務用ソフトウェアや、個人向けのアプリケーションなど、企業や社会のニーズに応じてソフトウェアを開発しています。個人用には文字入力や図表作成のオフィスソフトやゲームソフト、セキュリティソフトなどのアプリケーションソフトがあります。、法人向けには、オフィスソフトやセキュリティソフトに加え、経営管理ソフト、勤怠管理ソフト、在庫管理ソフトなどをイメージすると良いでしょう。
ソフトウェアの開発には顧客のニーズに応じてイチからソフトを開発する「受託開発」と、ユーザーのニーズなどを捉えて自社でパッケージ品を開発して販売する「パッケージ開発」の2つがあります。

代表企業例:日本マイクロソフト、東芝テック etc

ハードウェア関連業界

ハードウェアとは、電子機器類のような「目に見える」機械や設備、装置などを指します。以前は「ITを活用する端末=PC」でしたが、最近では私たちの身近にある家電やスマートフォンなどのあらゆるものにIT化が進んでいます。「IoT(Internet of Things)」つまり、「モノのインターネット」とも呼ばれ、身の回りのものが将来的にインターネットに繋がる仕組みが進み、ハードウェア業界はこれからさらにニーズが高まっていく業界と言えるでしょう。現在、ワイヤレス化が進んではいますが、今後も次々と商品が開発され、より便利な社会になるためには成長は見込める業界と言えるでしょう。
代表企業例:日立、SONY、パナソニック etc

情報処理関連業界

情報処理業界の企業は、さまざまな業界の企業の業務内容に応じたシステムの設計・開発や、システム構築、その後の運用・保守を請け負って、企業が円滑に業務を進められるように支えている業界です。情報処理業界の企業は、法人向けのビジネスを主としており、顧客企業が必要とするシステムの構築や運用の支援などを行います。また情報処理業界の中には、自社で持っているソフトウェアや情報処理の仕組みを使って顧客のデータ分析などのサービスを行う企業や、顧客企業にITを活用してより良い業務の進め方をアドバイスするなど、コンサルティング業務を担う企業もあります。

代表企業例:富士通、NTTデータ、日立製作所 etc

IT系企業の業種別解説

IT企業の職種別業務内容

次に、職種について、具体的に何をするのか見ていきましょう。

営業職

情報システム開発やソフトウェアの導入、Webを活用したマーケティング、Webサイトやコンテンツ制作など、ITビジネスに関連する営業活動を行う職種です。営業活動のスキルだけでなく、取り扱う商品やサービスに関する専門的な知識が求められます。
基本的にはIT関連の製品やサービスを販売・提供する業務を担当します。顧客とのコミュニケーションを一任されるケースが多く、またプログラマーやシステムエンジニア、デザイナーなど社内外の技術関係者とのコンタクトを取る場合もあります。そのためコミュニケーションや案件の管理に関する業務が多くなりやすいです。
IT業界における営業は顧客折衝から販売・契約後のアフターフォローまで担当する場合が多いため、資料作成能力やプレゼン能力に加え、誠実さや親切さといった人間性も求められる職種です。人間性が顧客満足度に影響することも多いので、顧客との信頼を築ける人材かどうかも重要視されます。

システムエンジニア(SE)

システムエンジニアとは、主にクライアントの依頼を受け、システムの設計を担当する職種のことをいいます。SEの仕事は、顧客の要求から仕様を決定し、大まかな設計をするまでの情報システム開発における工程を担当します。その際、予算や人員、進捗管理などのマネジメント業務も大切な仕事です。そのため、クライアントやユーザーの要望を的確にとらえてシステムを作れる人が向いています。具体的にはクライアントの意見をきちんと反映させることができる実行力、最後までシステムを完成させる遂行力などが必要とされています。

プログラマー

プログラマーとは、システムエンジニアのシステム設計書を基に実際にシステムを設計をします。いわば、システムエンジニアが建築家で、プログラマーが現場の大工というイメ―ジです。システム上のバグを発見することもプログラマーの重要な仕事のひとつ。システムエンジニアの計画どおりに設計しても、意図しない動作をする場合もあります。したがって、テストを繰り返してバグを処理し、不備のない状態で納品できるように修正します。プログラマーは、プログラミングの知識はもちろん、そういった起こりうるバグを修正する忍耐強さや根気強さが求められます。中には、プログラマーとして現場経験を積んだ上で、システムエンジニアとしてのキャリアステップを目指す方も多いです。

ITコンサルタント

ITコンサルタントとは、クライアント企業のIT関連分野全般におけるアドバイス業務、及び、システム導入支援を行うコンサルタント業務を行います。ITコンサルタントは、IT分野に問題を抱えている、あるいは今ある問題の解決をIT技術によって解決を試みるクライアントに対してリサーチを行い、問題の原因分析、解決策の提案、そして実行支援としての、システム導入・改善まで、一貫したサービスの提供を行うことで、問題の解決を行い、利益増を目指すことを究極の目的としています。
システムエンジニアは、システム構築のプロとしてシステム開発や改修に携わるベンダー側としてプロジェクトに関わります。それに対して、ITコンサルタントは問題解決のプロとしてITを武器に経営課題の解決案を提示し、プロジェクト成功に導きます。よってITコンサルタントは、ユーザー側の立場でプロジェクトに関わります。

WEBデザイナー

Webデザイナーの主な仕事内容は、企業や個人などのクライアントから依頼されたWebサイトのデザインを担当・制作することです。クライアントが思い描いているWebサイトを制作できるよう、全体の構成を考え、使い勝手が良くかつ魅力が伝わるようなデザインを制作します。分業制の会社もありますが、デザインをするだけではなく、クライアントの「ヒアリング」、競合サイトの「調査・分析」、コンセプトや構成を決める「サイト設計」、そしてコンテンツを決める「画面情報設計」、デザイン後には、HTMLなどの文字列で構成する「コーディング」、更新しやすいシステムなどを構築する「プログラミング」を行うなど、業務は多岐に渡ります。

文系/未経験でもIT系企業に就職できるのか

文系だから専門知識がない、未経験だけど採用されるのかな、と興味はあるけれど躊躇していませんか?ここでは、その不安を解消していきましょう。

結論:文系でも可能!!

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が発刊した「IT人材白書2020 」では、IT業界における従事者のうち最終学歴の専攻分野が文系である人の割合は、先端IT従事者が30.2%、先端IT非従事者が34.6%という結果が出ています。筆者の友人も未経験、文系(経済学部)でシステムエンジニアとして新卒入社しています。
もちろん、ある程度、知識がある者のほうが多少は有利ではあります。ですが、ほとんどの企業が学問不問としており、特に新卒採用の場合はその将来性を見て採用に至るので、「文系だから・・・」、「未経験だから・・・」不採用にはなりません。
経験というよりも、学ぶ意欲や、入社意欲、適性を重視されます。
本当に自分にできるのだろうか、なれるのだろうかと不安な方は仕事内容や適性について、考え直してみましょう。

求人数が多い

コロナの影響は多少あるというものの、人手不足であると言えるでしょう。そのため、文理問わず、未経験の方でも、募集があるのです。企業から独立する人も少なくないにもかかわらず、企業が受け持つ案件の増加により今後も採用活動は拡大していくでしょう。

入社後に研修がある

新卒採用の場合、ほとんどの企業で研修が行われます。なので、文系だから大学で専門的に学ばなかったという方でも問題はありません。しっかり入社後に研修で学び、その後のOJTで成長していけばよいのです。パソコンに苦手意識あると厳しいかもしれませんが、興味があるのであれば、たとえ文系で専門的な知識を今持っていなくても、決して諦める必要はありません。

文系/未経験でもIT系企業に就職できるのか

T系企業に向いている人とはどんな人・・・??

ここでは適性について紹介します。

論理的思考能力がある人

システム構築において論理的に組み立てることは間違えないためにも重要であり、またチームに意見を伝える際、論理的に伝える必要があります。
そして、すぐにはシステムは完成しません。最短でも半年はかかるでしょう。長期的な見通しを立てなければなりません。問題が起きた際には、冷静になって対処する力も必要です。

コミュニケーションのある人

クライアントの依頼に基づいて、設計を行ったり、開発をすることの多い業界です。そのためには、その意図を理解するためにも高いコミュニケーション能力は必要不可欠です。
また業務が多岐にわたるため、部署をまたいだり、身内だけでなく、チーム単位でプロジェクトに取り組むことが多々あります。なので協調性のある人のほうが円滑に進むでしょう。

情報感度が高い人

IT業界は情報や技術の移り変わりが激しく、新しい技術が日々生まれているため、
常に最新情報にアンテナを張る必要性があります。スタンダードとされていたものがいつの間にか古くなり、新しい手法がスタンダードになっていることも珍しくありません。そういった環境の変化に柔軟に対応し、吸収できる人がこの先、IT業界において重宝されるでしょう。目まぐるしく変化する業界でもあるため、変化に適応できるかどうかもポイントになってきます。

心身ともに体力がある人

基本的に仕事量が多く、スケジュールもタイトです。また、納期に追われて仕事をすることは精神的負荷も大きいものです。そのためやり遂げる体力だけでなく、精神的な強さが重要です。完璧主義で真面目すぎる人よりも、適度に力を抜いて気分転換できるような柔軟性のある人の方が、IT業界に適していると言えるでしょう。そして、常にアップデートされ、技術を身に着ける必要があるので、コツコツできる人が向いています。

IT系企業の志望動機例文

営業職

私は御社の「介護施設のポータルサイト」運営に携わりたいと考え、御社を志望しました。
2年前まで私の母が祖母の介護を自宅で行っていました。母は肉体的にも精神的にも負担がかかっていたようですが、介護施設に通わせるにもお金がかかるので自宅で介護せざるをえなかったのです。
祖母が他界する直前に御社のサイトを見つけました。条件を入れて施設を探したところ、我が家のお金の状況でも入居できる施設が見つかったのです。
私の母と同じように介護で悩む人は多いと思われます。そのような人々に最適な介護施設を提案できるよう、御社のサービスに貢献したいです。
具体的には、御社のサービスを利用する施設とユーザーの数を増加するべき営業活動を行っていくつもりです。それにあたり開発の知識もあると便利かと思いますので、入社後は開発の流れも学び、より説得力のある提案ができる営業職を目指します。

システムエンジニア・プログラミング

私が御社を志望した理由は「御社のVR技術を使ってVRゲームを開発したい」と考えたためです。昨年私は、始めてVRゲームを体験しました。これまでにない臨場感で非常に楽しかったことをきっかけに、現在もVRゲームにのめり込んでいます。御社で開発しているゲームもプレイしたことがあります。
だんだんと自分でもVRゲームを開発してみたいと考え、趣味の範囲ですが「Unity」を使って開発にも挑戦しました。
御社のゲームは他社と比べてクオリティも高く、発売した本数も多いです。より充実した開発環境が整っていると思われます。その環境で自分のアイデアをゲームとして形にしたいと考えたのが御社を志望した理由です。
VR開発についてはほぼ未経験に近いですが、入社までに一通りの流れを把握し、開発に必要な言語についても勉強しておきます。

コンサルタント

私は大学において、商店街と共同でイベントを行うプロジェクトに参加し、情報の伝達方法をメーリングリストからLINEグループに変更する実績を得ました。
この変更には商店街担当者との対話を何度となく繰り返し、丁寧に説明することで成功にこぎつけたものです。
この過程で世の中には非効率な業務がたくさんあることを知り、私の手で多くの企業の業務を改善し、業績をアップさせたいと思い応募しました。
御社を希望した理由は、「できないことははっきり企業に伝え、できることに注力する」社風が私に合っていると思ったためです。

WEBデザイナー

私は御社の「少人数で迅速な意思決定を行う」という社風のもとWebデザイナーとして働きたいと考え志望しました。
まずWebデザイナーになりたと考えた理由は、昔から絵やデザインが好きだったためです。大学進学の際、美術大学も選択肢に入れていました。この経験を仕事として活かしたいと考えています。
また私は性格上、即決することが得意で長時間悩むことは好きではありません。仕事でも素早く意思決定を行う環境が私に最適だと考えています。御社の説明会に参加した際、担当者の方が意思決定が早い職場だとおっしゃっていたので、強く志望するきっかけとなりました。
これまで紙に絵を描くことがほとんどで、Webデザインのスキルはありません。ですので入社までにIllustrator、Photoshopを使えるように勉強しておきます。御社でデザインを製作しつつ、将来的に人員が増えた際はディレクション側に回れる社員へと成長します。

IT系企業の志望動機例文

まとめ

IT系企業について、ご紹介しました。IT業界は、今後もますます発展し、必要不可欠な業界になっていくといえるでしょう。文系や未経験の方でも適性があり、内定をもらって、研修をしっかり受ければ、活躍することができます。人気の高い業界ではありますが、自己分析や業界・企業研究をきちんと行って、内定獲得を目指しましょう。

参考:https://www.ipa.go.jp/files/000085255.pdf

【新卒・文系向け】IT業界やSEの志望動機を考えるコツと例文


https://careergarden.jp/it-consultant/shiboudouki

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