挫折内容は見られていない!?

そもそも何故、面接で挫折経験を聞くのでしょう?
それは、
「挫折ではなく挫折から立ち直れるか」を知りたいからなのです。
「壁にぶつかった際、心が折れないか」
「失敗・困難を改善しようと努力できるか」
そういったところを見る為に、この質問がされているのです!
絶対NG「挫折経験はありません!」

挫折経験を聞かれた時、内容はなんでも構いませんが、
「挫折経験はありません」
だけは、絶対に言ってはいけません。
面接官は
「君は何でも出来るスーパーマンだ!内定あげちゃう!」
とは、絶対になりません!!(笑)
逆に、
「自分は何でも出来ると勘違いしている!」
「失敗したら心が折れちゃうんじゃないかな?」
「楽な選択しかしてこなかったんだろう」
などとマイナスの印象がついてしまいます!
「失敗」「後悔」など噛み砕いて考える

そんなこといったって、
成績もそこそこだったし、
部活でもレギュラーだったし、
浪人も留年もしてないし、
挫折したことなんてない!!!!!!!
って人もいますよね。
実際に、私もそうでした(笑)
なので、初めてこの質問をされた時には、どうしたものか・・・となってしまいました。
そもそも挫折を、辞書で引くと、
“仕事や計画などが、中途で失敗しだめになること。また、そのために意欲・気力をなくすこと。”
とあります。
「失敗したな~」「もっとこうすればよかったな~」「悔しいな~」という経験はあっても、
「気力をなくす」まではないな、と思ってしまいますよね。
しかし、それでいいんです!
面接官は学生がどんな辛い人生を歩んできたか苦労話が聞きたいわけではなく、
失敗をどう対処するのかを知りたいのです!
なので、私は、
アルバイトで初めてのことに戸惑った経験や、部活で怪我をした経験など、
ありきたりな経験を話していました。
「その程度で挫折なの?」と言われないか心配な人は、
「“挫折”とまでは、いかないかも知れませんが、~~~」
と前置きをして話せば、問題ないと思います♪
大事なのは組み立て

みなさんも、
「失敗したな~」「もっとこうすればよかったな~」「悔しいな~」という経験は
1つくらいありますよね。
話すエピソードが決まったら、どのように伝えるかを考えましょう!
①何の経験、どのような経験か
②どのように感じたか
③失敗を分析する、対策を考え実行する
④その結果どうなったか
⑤何を学んだか
この書き方、話し方で伝えれば、ほぼ100%通過します!
通過率100% 私の挫折経験

以下は、私が実際就活している時に使っていた「挫折経験」です!
参考になるかは分かりませんが・・・(笑)
①高校2年の春に右腕を骨折し、ソフトボール部でのポジションを奪われてしまったことです。
②小学校時代から10年間務めたキャッチャーとしての復帰が出来ず、ファーストでの復帰となり気力を失いかけました。
③しかし、チームとして何が大切かを考えた時、ファーストで最大のパフォーマンスをすべきであると気付きました。それからは、自らの技術向上だけではなく、声掛けやアイコンタクト、他から球を受けることの多いファーストだからこそ出来るチームメイトの送球に対するアドバイス等、チームの役に立つことを心がけ、実行しました。
④引退時には、寄せ書きに、私のおかげで頑張ることが出来た等のメッセージをもらい、チームに貢献できたと実感しました。
⑤1人よがりにならず、自分を客観的に見つめ直し、本質に気付いたことで挫折を乗り越えソフトボールに打ち込むことが出来ました。
人と比べたら大きな挫折ではないかもしれないし、自分から招いた失敗ではないし(怪我なので)、成果も具体的な数字を用いたものではないですが、それでも不満そうな顔をされたことはありませんでしたよ♪
まとめ
「挫折なんてないよ!!!」
「この程度の挫折でいいのかな・・・」なんて悩んでいる人、
挫折の規模、内容は関係ありません!
きちんと考えて行動出来たか、それをきちんと伝えられるかが重要です!
「失敗したな~」「悔しいな~」と感じた経験を思い出して、
組み立て方を参考にして考えてみてくださいね!
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