なぜ面接で志望動機を問うのか
面接官が志望動機を聞くのでしょうか?
その意図は下記のような事を確認したいという意図が隠れています。
・企業への志望度を知りたい
・就活生のやりたい事と企業の方針が一致しているか
・志望理由から就活生の人柄を知りたい
これらの意図を押さえておくことで、より効果的な回答ができる様になります。
まず企業は「能力があり」かつ「仕事・企業への情熱がある人」を取りたいと考えています。
その学生のやりたい事が企業の方針とマッチしており、なおかつ人柄の良い学生を採用し、共に働きたいと考えています。
そのため、その希望に沿った学生かを確認するために志望動機を聞いているのです。
ポイント1:業界内における企業の強み
上記の企業の意図を踏まえて、的確な志望動機を答えて行きましょう!
まず、一つ目が「業界内における企業の強み」を説明する方法です。
業界内でも、企業が得意としている分野や強みはそれぞれ異なります。
(例)
「ある商品・サービスに関しては御社がシェアNo.1」
「御社の◯◯なところは業界一位にも負けていません」
「御社は主力事業だけでなく、○○事業にも力を入れている」
「御社の○○なところは△△社(業界一位)にはない特徴です」
など、を説明するのと同時に、自分がその企業を志望する理由をセットで述べるといいでしょう。
「自分がどんな人間か」
「自分の志望している事業内容がどんなものか」
自分の性格や目標、考え方が企業の得意としている分野をどれほど一致しているかを述べることで、同業他社と比較した優位性の高い理由にもなり、しっかり業界研究していると評価してもらえるようです。
ポイント2:社風と企業理念
二つ目は「社風と企業理念」を説明する方法です。
この社風と企業理念は企業によって大きく異なり、働き方にも大きく影響してきます。
業界上位企業と中位企業で比べてみましょう。
業界上位企業の場合、その地位を守るために組織力を高め、あまりチャレンジはせず安定性を目指す傾向があります。
一方業界中位企業の場合、上位企業に勝つために積極的に様々な事業にチャレンジする傾向がありますが、それ故に安定性に欠けることがあります。
どちらが良いかは人それぞれなので、志望する企業の社風と企業理念が自分に合っている課どうかはかなり強い理由になりえます。
ポイント3:そこで働いている人の魅力
三つ目は「人の魅力」を説明する方法です。
今まで述べた二つの志望動機の中でもあまり強くない動機ですが、「その企業で働く人に魅力を感じた」と伝えるのも一つの方法になります。
この志望動機は、実際にOB訪問や会社説明会、面接の場で実際に出会った人が、他社よりも魅力的だったため第一志望であると説明する事が多いです。
また、自分が魅力的に感じた人の下で働きたいという十分な理由になります。
そのためには、とにかくOB訪問をなるべく多くし、説明会などにも積極的に参加するようにしましょう。
OB訪問をたくさんしている就活生は、それだけ志望度が高いという事を示すことができるため、とても有効な手段になります。
その上、就活している時点での企業の施策や問題を的確に把握もできるため、他の就活生と比較して優位に進めることができます。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか?
上記の三つの説明方法を準備しておけば、志望動機も心配ありません。
是非三つの方法を押さえながら志望動機を考えていきましょう!
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