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【理系学生のお悩み相談Vol.1】 「専攻以外の業界を受けても大丈夫?」のお悩みに採用のプロがお答えします!

2016.10.10

今回は理系の方向けに書いていきたい。
と言うのも毎年多く理系の学生とも接することがあるのだが、彼らは理系ゆえの悩みを持っているように感じており、多くの相談を受けることが増えているからだ。
いくつか例をあげると…

「自分が大学で専攻する分野でも大丈夫だろうか?」
「研究が忙しくなりそうで、就活になかなか時間が割くことが出来ない」
「周りが院に進む人が多くて、進路に迷っている」
「学部とか研究室からの推薦があるけど、どうすれば良いのだろう(あまり行きたい所ではない)」

などが良く耳にする悩みや相談だ。

今回はこうした理系学生特有の悩みを2回に分けてお答えしていきたい。

理系以外の方にとっては若干関係のない話になってしまうかもしれないが、興味があれば是非読んでみてほしい。それはそれで役に立つ事があるかもしれないし、もし近くで悩んでいる理系の友達がいれば、是非ともアドバイスをしてあげてほしい。

今回の第1回目では、理系学生の皆さん全般に関わることについてお答えしていく。
次回の第2回目では、理系学生のかた特有の「進路」についてお答えしていきたい。

それではまずは第1回目の内容からお答えしていこう。

理系学生のお悩み①:︎「理系は選択肢が狭い」はウソ。逆に理系の方が有利だ。

理系の学生の人から良く耳にするのは…

り「自分は⚪︎⚪︎を専攻しているのですが、知識がなくても金融とか受けても大丈夫だろうか?」という声である。

では逆を考えると、金融を受ける人は全員金融の知識を持っているかと聞けば、全くもってそんなことはない。会社としても大学生が知っている程度の知識は、正直新入社員研修で習うような超基礎的なもの。学生が「専門知識があります」と言ったところで、就活でなにも有利になることはない。

つまり専門的な予備知識は一切必要ない。

ある程度一般常識としての知識、つまり日経新聞が少しわかる程度の基礎知識は必要だが、そうした知識は企業研究や企業のセミナーに参加していれば、誰でも簡単に身につくものだから安心して大丈夫である。むしろ、企業としては理系の学生を強く求めているのだ。これは以前も理系学生の特徴について説明した記事でも述べたのでここでは省略するが、理系学生の方が選択肢の幅が広いのは間違いのである。ちなみに私が運営する就活スクールにも毎年理系の学生が来るが、彼らは金融、保険、人材、教育、コンサル、ITなど、本当に幅広い業界から内定を貰ってきている。

ぜひ「理系だから選択肢が広い」という前向きな考えを持ってほしい。

理系学生のお悩み②:理系学生ほど︎就活は「早めに始めた方が有利」だ。

2016年度から就活開始が後ろ倒しになったのはご存知だと思う。就活サイトがオープンするのは3月、選考(面接)が開始するのは6月というように、恐らく理解の方にとっては卒業研究とかなり重なる厳しいスケジュールとなっている。

であるからこそ、是非とも理系の皆さんには早くから就活を開始する事をおススメした。
理由は2つある。

(1)早くから内定を貰える可能性が高くいから

これは理系学生の皆さん以外にも当てはまる事ではあるのだが、特に理系の皆さんには強調しておきたい。就活開始が遅れて開始される今年は、8月よりも前の段階で内定を出したり、内定に近い形で特別選考に進ませるケースがかなり多くなる。

特に理系の皆さんは研究などが重なる8月に就活が出来ないのは企業としても当然理解している。
そこで企業は「理系学生専用セミナー」や「理系学生優先エントリー」などを行なうために、そのようなセミナーなどを見かけたら、「チャンス!」と思って、ぜひとも参加して欲しい!それだけで大分内定への可能性は高まるはず。

(2)理系学生の人は、就活で苦戦する可能性が高いから

逆言うと、早めに動かない理系の学生にとっては苦戦する事になるだろう。学業と就活を両立することは物理的にも精神的にも厳しいはずだ。

更に遅く開始してしまうと、既に大半は「早め内定」で実は企業は採用の80〜90%は終了している可能性がある。そうなると貰えるはずの企業からも内定も貰えなくなってしまうし、なによりも行動量も減ってしまうその時期では、どうしても選択肢の幅が狭くてなってしまう。

自分がより有利で楽に就活を過ごすためにも、特に理系の皆さんには早めに就活を行なう事をおススメしたい。

まとめ

以上で今回の理系の皆さんの大半が持っているだろう悩みに対する私の答だ。

いかがだっただろうか?とても大切なことについて書いてきたので、よく内容を理解した上で「就活」という人生における重要な期間を過ごして欲しいと思う。

さて、次回は理系の皆さん特有の「進路」についてお答えしていく。主に大学院進学や推薦などについてだ。

次回も大切な内容だ。ぜひ読んで参考にして頂きたい。

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