就活生必見！内定承諾書とは？受け取ったらどうすればいい？

内定承諾書とは

内定が決まり、実際にその企業に就職するとなると内定承諾書の提出を求められます。
内定承諾書とは読んで字の通り、企業に入社するのを承諾したことを確認する書類のことです。

企業側は採用すると決めた学生に内定通知書を送付しますが、多くの場合は内定通知書を送付する際に内定承諾書を同封します。
内定承諾書は多くの企業で提出が求められ、就職承諾書または内定誓約書とも呼ばれます。

内定通知書との違いとは？

内定に関係する書類は内定通知書だけではありません。他にもいろいろな書類があります。

内定通知書とは、あくまでも企業側が就活生に対して”あなたに内定を出しました”と通知するための書類であるのに対し、内定承諾書とは企業に実際に入社するかどうかの意思決定を示すものとなります。

内定承諾書の役割とは

内定承諾書の役割は主に下の3つです。

他社から内定をもらったとしても、申し出を断る
内定承諾書を提出した会社に就職する
就職活動を終わらせる

内定自体に法的な強制力はありません。
例えば企業側が口頭や電話などで内定を通知したとして、それを内定者が辞退したとします。
上記のようなケースでは、内定者側が法的に罰せられるなどのことはありません。

企業側が内定を出した時点では内定承諾の意思決定は就活生にあります。こういったことから、企業側が内定を出したとしても内定者側が内定辞退をすることはしばしばあります。
もちろん内定者全員が全員就職してくれるわけではなく、ギリギリまで他にいい会社はないかと就職活動を続ける学生もいます。ギリギリになって内定を辞退されたのでは企業にとっては大損になります。
内定承諾書というのはこういったことを軽減する役割を果たします。

内定承諾書はいつ受け取る？

内定通知書と同じタイミングで送られてくることが多く、一般的には電話またはメールで内定の連絡が来た後、1週間程で届くケースが多いです。

内定承諾書の書き方

内定承諾書は書く内容が大体決まっています。書く内容は主に下の4つです。

内定通知書を受け取った日
入社を承諾した旨
本人の氏名と捺印
保証人氏名と捺印

内定承諾書には、あらかじめ必要事項が書かれていますが、それ以外の欄は特に決まったルールがあるわけではありません。内容が特に決まっているわけではありませんが、雛形を作っておくといいです。

実際に記入する際は内容をよく読んで書き方を確認しましょう。就職活動の集大成ともいえるので丁寧に綺麗な字で記入しましょう。提出する際は封筒に添え状を一緒に入れておくのは社会人としての最低限のマナーです。添え状は強制ではありませんが、もちろんあった方が、印象が良くなるのは間違いありません。

内定承諾書の例文はこちら⇩
内定承諾書 文例,例文,書き方

添え状の書き方はこちら⇩
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内定承諾書を提出すると辞退できないのか？

実は、内定承諾書に法的な強制力があるわけではありません。内定承諾書は企業が独自で作成しているものなので、法的な強制力はありません。ですので、内定承諾書を提出した後でも内定辞退することはできます。

しかし、内定を出してくれた企業、OBやOG、または大学経由で内定を頂いている場合は先輩にも迷惑をかけてしまうということは忘れないでください。

大学経由で内定を頂いている場合は、自分の大学の印象を悪くしてしまいます。さらには翌年以降の自分の大学からの採用数、つまり自分の後輩世代の就活に影響を与えてしまいます。

まとめ

今回は内定承諾書について紹介しました。内定承諾書は内定通知書とは違い、実際にその会社に入社するか否かの意思表示を示すために使われます。

就活生にとって内定を頂くということは、それだけで喜ばしいことと思いますが、本当にその会社に入りたいのかよく考えて承諾書を書くようにしましょう。

そうでないと、せっかく内定を頂いたにも関わらず迷惑をかけてしまうことになってしまう可能性があることを忘れてはいけません。
自分にとって良かったと思える就活になるよう気を付けて行動しましょう。