【就活面接マナー】身だしなみ編

社会人として最低限の身だしなみは整えておきましょう。「スーツがシワシワ」「寝ぐせだらけ」など清潔感のない学生は、採用担当者にマイナスな印象を与えてしまいます。第一印象はとても重要なので、さわやかな印象を与えられるよう、身だしなみにも気を付けましょう。

【意識するポイント】
・スーツがシワシワになっていないか
・表情がしっかりみえる髪型か
・ネクタイがまがっていないか
・ストッキングは伝線していないか
・メイクは自然か
・ひげをきちんと剃っているか
・身だしなみに清潔感はあるか

【就活面接マナー】身だしなみ編

【就活面接マナー】受付・控え室編

つづいて、受付や控え室でのマナーを紹介します。受付や控え室は選考とは関係ないと思い、気を抜いてしまう就活生も多いのではないでしょうか。どこで誰に見られているかわからないので、どんな時でもマナーを守って行動することが大切です。

到着時間

集合時間の指定がない場合は、面接開始10分前くらいには会場に到着するようにしましょう。30分前など、あまりに早く到着するのは、企業側に迷惑となりますので注意してください。早く到着しすぎてしまった時は、面接会場付近のカフェなどで最終確認や気持ちを落ち着けるなどしてもよいでしょう。

遅刻は絶対NGですが、万が一、電車の遅延などで遅れる場合は、必ず採用担当者に電話で連絡しましょう。電車にのっているなど電話での連絡が難しい場合は、メールで遅刻の旨を伝えましょう。無断での遅刻は厳禁です。

受付でのマナー

コートやイヤホンは建物に入る前に脱ぎましょう。コートはきれいにたたんで腕にかけるのがマナーです。また、コートは外の汚れを室内に持ち込まないためにも裏返しにしてたたみましょう。裏返しにたたむことを知らない就活生も多いですが、基本的なビジネスマナーとなりますので覚えておきましょう。

控え室でのマナー

控え室だからといって気を抜いてはいけません。待機中も社員や関係者の目がありますので、スマートフォンを触っていたり、大きな声で会話をしていると悪い印象を与える可能性があります。控え室では、エントリーシートや会社の資料に目を通すなど、静かに待機するようにしましょう。

【就活面接マナー】受付・控え室編

【就活面接マナー】入室編

入室の仕方は、第一印象の良し悪しを大きく左右します。第一印象が良ければ、その後の面接も好印象で進めることができるので、マナーはしっかりとおさえておきましょう。

入室までの流れ

①ドアを3回ノックする
②部屋の中から「どうぞ」と声がしたら、ドアの外で「失礼いたします」と返事をして、入室する
③入室したら、まず面接官に向かってお辞儀をする
④椅子の横に立ち名前を伝える
⑤面接官から「どうぞ」と着席を促されたら、姿勢を正して「失礼します」と言い、一礼してから着席する

入室でのマナー

入室後の一言目である「失礼いたします」は、明るくはっきりとした声で言いましょう。入室時が一番大事といっても過言ではありません。緊張しているかとは思いますが、笑顔で好印象を与えられるようにしましょう。

カバンやコートの置き場所に悩む学生も多いのではないでしょうか。特に何も指示がない場合は、カバンは自分が座っている椅子の横(床)に置きます。
コートがある場合は、カバンの上にたたんで置きましょう。コートかけがあれば使用しても問題はありません。

【就活面接マナー】面接編

つづいて、面接でのマナーを紹介します。特に一次面接や集団面接では、話し方やマナーを重視する傾向があるため、気を付けましょう。

面接でのマナー

面接では質問の回答内容だけでなく、話し方やマナーも見られています。「ボソボソ話す」「目を合わせないで下ばかり見てる」「腕組みをする」「敬語が使えない」など、あからさまに態度が悪い場合は「一発アウト」になる可能性が高いです。どんなに優秀な学生であっても、チームワークを破壊しかねない失礼な態度は「実力不足」とみなされるのです。また、「目を見て、ハキハキと話す」ことが苦手な学生も多いかと思います。相手の目をみて話すのが苦手な場合は、模擬面接を何度もやり、慣れる努力をする必要があります。相手の目を見ながらはっきりと話せることは、相手から好感を持たれるための基本中の基本であり、社会人として活躍するための大きな武器です。

また、集団面接では、自分が話している時だけでなく、他の就活生が話している時も気を抜いてはいけません。面接官は、話している人以外の態度もしっかりとチェックしています。他の就活生が話している時は、その人の方へ顔を向け頷きながら聞くなど、聞いている態度も意識する必要があります。

【意識するポイント】
・聞き取りやすい声の大きさか
・早口になっていないか
・表情が強張っていないか
・目を見て話せているか
・敬語の使い方
・いすに深く腰掛けたり、背もたれにもたれない
・背筋は伸びているか
・手をひざに乗せているか(男性は握りこぶし、女性は両手を重ねてひざに乗せる)

【就活面接マナー】面接編

【就活面接マナー】退室編

最後に退室時のマナーを紹介します。面接が終わったからといって、最後まで気を抜かないようにしましょう。

退室までの流れ

①椅子に座ったまま「本日はお時間をいただき、ありがとうございました」お礼を伝える
②立ち上がり、椅子の横で再度お辞儀をする
③ドアの手前で面接官のほうへ振り返り、「失礼します」と言ってもう一度お辞儀する
④ドアを静かに開閉し退室する

退室でのマナー

退室時は30〜45度の角度で丁寧にお辞儀をしましょう。
また、退室後にも注意が必要です。面接の緊張感から解放されたことで気を緩めてしまうかもしれませんが、会社の建物から出るまでは面接中と同じ意識を保っておく必要があります。退室した途端にネクタイを緩めたり、スマートフォンを確認したりするのは避けましょう。建物を出るまでが面接だと意識して行動することが合否のカギとなります。

まとめ

就活における面接マナーを紹介しましたが、いかがでしたか。マナーを意識している就活生が多いからこそ、マナーを守れていないと悪い意味で目立ってしまいます。身だしなみや話し方などは自分で気づけないこともあるので、模擬面接などをして客観的に判断してもらうといいでしょう。もちろん面接では質問の回答も重要ですが、マナーも同じくらい重視されているといっても過言ではありません。社会人になってからもビジネスマナーは大切なので、この機会にしっかりとマナーを身につけておきましょう。

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