さて早速お話を伺っていこうと思います。まずはどのようなインターンシップをやられているか教えてくれますか?

はい。僕はいま起業されている先輩のところで営業としてインターンシップをしています。売っているのはネット広告ですね。始めたのは9月からです。就活が終わった4月なので、その間もインターンではないですが先輩の仕事の手伝いをしていました。

なぜ今回このインターンシップをやろうと思ったのですか?

僕がインターンシップをやろうと思った理由は2つですね。
まずはもっと成長したいと思ったからです。僕が社会人になるのは卒業してからですが、それまでの残りの学生生活の間で社会人としての経験を積んで、同期の人よりも一歩二歩進んだスタート地点に立って、さらにそこからスタートダッシュをしたいと思っています。

ほとんどの人は大学受験が終わった後と同じで、就活が終わったあとに遊んだりして堕落した生活を過ごしてしまうのですが(笑)、実は就活が終わった後の残りの学生生活はとても重要な時間だと思っています。そこでいかに良い経験を積むか、いかに就活のモチベーションを維持してもっと成長出来るかが、社会人になってから圧倒的に抜きん出るには必要だと思っています。

もちろん、インターンシップだけではなくて、旅行に行ったり卒業研究をやったりと、大学生としてもちゃんとやっていますよ(笑)。だけどただ時間を無駄に流して過ごすのではなく、目的を持ってメリハリを付けて日々過ごしているので、1つ1つのことが成長に繋がっているなあ、とそう充実した感じを持つ事ができています。

なるほど。成長のために、というのが1つ目の理由ですね。もう1つの理由は何ですか?

もう1つの理由は、営業経験をしておきたいと思ったからです。社会人になってから経験出来ないことを今のうちに経験するためです。

どういうことかと言うと、僕は外資系コンサルに就職するのですが,そこでは営業をやることは10年後くらいまでほぼありません。最初はコンサルタントとしてスキルを付けることが求められるからです。
僕は「それはちょっとまずいなあ〜」と思ったんですね。というのも、僕は3年でその会社を辞めて起業したいと思っていますが、起業したら絶対に営業しますよね。だけどそれまで営業していないと困っちゃうなと。だったら今のうちに営業をしておこうと思って今のインターンシップをやっています。

そしてコンサルタントになって勘違いしないようにするためっていうのもあります。
たぶん内定者の中には「コンサルの方が営業よりも偉い」という意識を少なからず持っている人が多いと思います。「ああいう泥臭い仕事はしたくない、カッコいい上流の仕事が良い」と。でもそれって絶対に間違っていて、営業がいるからコンサルの仕事がいる訳で共存しているはずです。そしてコンサルもクライアントというお客さんがいるので営業のスキルがないと生きていけないと思います。
つまり「コンサルの方が偉い」という勘違いを消すために、営業の経験をしたいと思いました。そしてその方が視点も多く持って仕事が出来るようになるので、コンサルトしても他の人より活躍出来るのではないかとも思っていますね。

将来起業するために営業の経験をしておこうということと、コンサルという仕事でより成果を出すために営業という仕事の視点を持とうと言うのが、理由ですね。確かに独立して起業されている人は営業スキルがかなり高い人が多いです。もっというと営業スキルがないと独立は難しいと思います。そういう意味でも営業を経験しようという考えは正しいなと思いますね。

おわりに

前編のインタビューはここまで。続きの後半のインタビューは次回お届けしていこう。
後半では「長期インターンシップで学んだ事は?」ということについて伺っていく。次回の内容も貴重なものとなっているので、ぜひ次もお楽しみして頂きたい。

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