OB訪問は誘われる側になろう

OB訪問へと向かう目的を内々定まで貰う道筋を作るために行くのならば、まずはこちらからお願いをして訪問をさせてもらう立場からむしろ企業からお誘いを受ける立場にならなければなりません。
普通にOB訪問に出かけて普通に話をして、そこから興味を持たれて面接を、という流れはなかなか無いですし、誘われるということは企業が自分を欲しているということですから面接のハードルも下がります。
訪問をして最終的な着地点は何処かと言えば就活を決めるところにありますから、就活を決めるためにはまず実績を作れるかどうかを確認しておく必要があります。
どのようなことでも良いのですが、パブリックな場で成果を出しておくことによって繋がりが生まれ、そこから訪問に来ないかという誘いを受けることがあります。
それは研究成果であったりビジネスコンテストなどで優勝をすることであったり企業をしたりと手段は様々です。
その道で何か成果を残せることを行っておくと、そこから繋がりが出来て企業に注目をされるようになります。

お願いする立場でも一目置かれるようにしよう

とはいえ何か成果を出せれば良いですが、大抵の学生は成果を出すほどの何かを行うことが出来ませんし、もう少し言えばもうすぐ就活が始まる、今就活の最中という学生にとっては今から成果を出しても遅いです。
効率化を図るにはデメリットの方が多くなりますし、時間がない状況では奇跡のような勝率しかない分の悪い賭けでしかありません。
この場合は自分からOB訪問をお願いして企業に行くのですが、勿論内定までのハードルも自分で下げなければなりません。
まず社会人を相手にするのでマナーは完璧に出来ておくことが重要ですが、訪問先の企業のことくらいはきちんと調べておきましょう。
こんなことも知らないのかと思われるのはデメリットですので、よく調べておいてうちの企業に興味があるのかと関心を持たれるようにしましょう。
また調べておくことで突っ込んだ質問も出来るようになりますし、一目置かれるようになります。
話の内容をメモしておくのもポイントが高く、もしどうしても録音をしたい場合はその旨を相手に伝えましょう。
情報漏えいの問題もありますからこっそり録音するのはNGです。
また、清潔感のある服装をしておくのも重要なことであり、これは就活のどの場面においても言えることで不潔に見られる格好では悪印象しか持たせられません。

食事に誘われても断らなければならない場合は誠実に対処しよう

もしOB訪問で食事を持ちかけられたら素直に受けるようにしましょう。
謙虚な姿勢を見せる必要はありますが、ご飯に誘うというのは親切心ではなくもう少し学生と話をしたいというあちらの意図もあります。
ただし、だからと言っておごってもらって当然という態度をするのはいけません。
もし事情があって難しい場合は正直に言うようにし、頑張れば30分程度は都合が付けられるという場合ならそれも話をするようにしましょう。
断るにも誠実さをアピール出来れば悪印象ではないので、相手が納得する理由を求めることが重要です。

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