挑戦したい職種分野 と その理由

生産管理
 
ものづくりの根底を支える製造現場において、安定的な供給を図ると同時に製品のコスト削減を目指します。私はものづくりに関わりながらも幅広い視点を持てる人材となりたく、経営工学を学んできました。その中でものの流れを考えるにあたり、原価管理や統計的手法など幅広い知識を要する生産管理分野に興味を持ちました。現在は環境・エネルギーに関する研究をしていますが、全体の流れを把握・管理し、最適な方法を選択するという点において業務に通ずる所があると考えます。また、私は製造各部門の強い連携を支えていく立場となるためには、現場を経験する事の必要性を強く感じています。そのため現場研修を行う際に「ヒト・モノ・カネ」の流れを意識し、開発から生産までの生産計画を行うためのバランス感覚を身に付けたいです。安定的な自動車製造を支えるために、経営工学の強みである多角的な視点で物事を捉えることが出来る分野が生産管理であると考え志望致しました。

これは変えた方が良い」とあなたが考え行動したことは何ですか?または、「これは変えた方が良い」とあなたが考えていることは何ですか? (題材は何でも結構です。)※400字程度

私は授業委託で学部生に生産システムの実験を指導しています。レポートを見る中で実験の目的を理解していないために、課題への考察が不十分であることに気付きテキストの改善を行いました。私は目的の理解が浅い原因が実験の作業にばかり気をとられ、実験の原理・原則を見落としている点にあると考えました。そこで、学部生が分かりやすいように実験内容をフローチャート図にし、それまでの作業一つ一つに対しても「なぜ?」と問いかけました。加えてシミュレーションを行うファイルに関しても、一部プログラムの構築を行わせることで、機械的に行われていただけの作業の本質を考える工程を設けました。また、5週に及ぶ実験がどのような繋がりを持つのか体系的に学んでもらうために、前週の結果を基にした実験計画の立案を行う項目を加えました。その結果、レポートの平均点は飛躍的に向上しました。私は物事の本質を理解するためには論理的な思考が必要であると改めて感じました。

新規会員登録はこちら
ページトップ