長所短所を含め、貴方のセールスポイントを自由に記載して下さい。

私の強みは周りを巻き込んで主体的に行動できる点にあります.私はスノーホッケーというウィンタースポーツに力を入れて取り組んできました.小学生の頃から競技をしてきましたが,高校卒業を期に北海道外へ出る選手が多く,大学に入学してからはメンバー集めに挑戦しました.しかしスノーホッケーはマイナーかつローカルなスポーツであり,新しくメンバーを集めることは容易ではありません.実際に,冬になってもメンバーが揃わず,大会出場は不可能かと思われましたが,諦めずに各方面への声掛けを続けた結果,メンバーが不足しているチームをなんとか見つけることができ,チームの合併を推し進めました.新チームでは監督,コーチ,およびキャプテンを兼任し,チームのマネジメントや選手の育成にも尽力することで,3度の優勝,2度の準優勝を手にしてきました.初めの頃はメンバー同士の仲もそれほどよくありませんでしたが,今では一緒に遊びに行くほどになりました.また,小学校で指導を行ったり,協会の事務局員として大会運営に携わるなど,その普及活動も行いました.しかしその反面,私は自己主張が強く,ときに自分の意見を押し通してしまうこともあり,最近では客観的に周りの意見を取り入れる努力をしております.以上の経験を通じて,目標を達成するために周りを巻き込んで,最後まで諦めずに行動する力を身につけることができました.

研究のベースとなる学問領域(表記例:有機化学、電気化学、流体力学、材料力学、等)

電気化学

研究テーマの概要を説明してください。 研究テーマの学問上・工業上の意義・目的・目標、又研究を通じて学ぼうとしている事、研究で力を入れているポイント等についても説明して下さい。 (研究室未配属又は研究テーマ未定の場合、希望又は取組予定の研究テーマの学問上・工業上の意義・目的について、どの様に考えていますか。又、研究に対して今後どの様に取り組んでいこうと考えていますか。)

私は「機能性官能基によるシクロデキストリン混合単分子層の包接特性制御」というテーマで研究を行っています.シクロデキストリン(CD)は, D-グルコースがα-1, 4 結合で連結した環状オリゴ糖で,底の抜けたバケツのような形を持つ大きな分子です.別の分子のサイズや構造を認識し,特定の分子を内部のナノ空隙に包接します.そのため,CDを表面に並べた自己組織化単分子層(SAM)修飾電極は,CDの包接特性を活かした選択的な電極反応の場となり得ます.このCD-SAMにおいて,機能性官能基(具体的にはカルボキシ基)を配置することにより,包接特性をより高度に制御できると期待されます.そこで私はCD-SAMの周辺にカルボキシ末端アルカンチオールを埋め込んだ混合SAM修飾金電極を構築し,CDナノ空隙に入りやすいフェロセン(Fc)を包接しました.その結果,中性溶液中でFcの酸化還元電流を観測できました.通常のCD-SAMでは,酸化体であるFc+の生成に伴い,疎水性ナノ空隙からFc+分子が抜けてしまいますが,末端に負電荷を有するカルボキシ基と,Fc+がイオン対を形成することで, Fc+がCD内に強く包接したまま保持されたものと考えられます.また,強酸中では官能基が中性化され,Fcの酸化還元は見られなくなりました.このように,カルボキシ基をCDの周辺に配置したことにより,電荷を利用した包接特性制御を実現しました.また,pHによって包接特性を制御させ,取り込んだ物質を放出するシステムを構築することができました.

今後は本研究で用いた電極に,生体内の呼吸鎖に存在する金属酵素であるシトクロムc酸化酵素やラッカーゼなどの反応中心を模倣した多核金属錯体を疎水性空隙内に導入し,その性能を生体触媒に近づけ,酸素還元反応に対して高活性な電極触媒へと発展させます.現在,電極触媒として一般的に使用されているのは白金族金属合金です.しかし,白金は地殻内の存在量が限られており,高価な貴金属であるために,燃料電池のグローバルな普及のためには,その代替材料の開発が不可欠です.現在も様々な材料開発が世界各地で競争的に行われています.本研究には電気化学のみならず触媒化学分野の急速な発展に寄与できる可能性があります.

私にとって修士課程からの新テーマであり,新たに学ばなければならないことも多かったですが,今冬に学会発表を経験したことで自信をつけることができました.今後も電気化学をはじめとした様々な分野の知識を身に付けてゆきます.

あなたが三菱レイヨンで実現したい「Best Quality」について記載して下さい。 参考)三菱レイヨンは「Best Quality for a better life」を経営理念とし、それを具体化した行動憲章を制定しています。 行動憲章については以下のURLをご参考下さい。 http://www.mrc.co.jp/company/moral.html

貴社における私の位置づけと,社会における貴社の位置づけを常に意識することでBest Qualityを実現したいです.私はビアホールでのホールスタッフのアルバイトに力を注いできました.多くのお客様やスタッフと関われることからこの仕事を選択しました.3年目からはリーダーとしてアルバイトの教育に積極的に関わるようになり,効率的な新人教育のため,その改革に挑戦しました.従来では教育者によってその内容に差異が見られ,教育のたびに引き継ぎが必要で非効率的でした.そこで私は社員やベテランのアルバイトと協力し,教育項目を洗い出し,チェックリストを作成しました.このリストにより教育内容を可視化し,教育者と新人の間での共有を可能とし,スムーズに教育を進めることができました.その結果,接客に関する教育に多くの時間を割くことができ,高品質のサービスを実現しました.

このようにお客様の視点に立ち,直接的,間接的を問わず,提供可能なサービスの高品質化に取り組んできました.この経験は貴社においても活かすことができます.お客様が貴社に対して求めている製品やサービスについて考え,自らの能力を最大限に発揮するためにできることを模索し,常に変革を求め行動していきたいです.

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