[1]あなたが学生時代に打ち込んだことのなかで、より多くの人と関りながら成し遂げた経験について簡潔にお答えください。(50字以内)

早稲田吹奏楽団で舞台演出を担当した際、来場者満足度の向上を目標に、演出方法を準備段階から刷新した。

[2][1]でお答えいただいたことについて、あなたは周囲の人の中でどのような役割を果たしましたか。簡潔にお答えください。(100文字以内)

プロジェクトのリーダーとして、より多くの関係者を巻き込んでいく役割を担った。従来は分業体制がとられていたプロセスを複数チームによる共同作業に変えるために、チームメイトの対立解消や説得につとめた。

[3][1]でお答えいただいたことについて、その取組内容と具体的なエピソードについてお答えください。(200字以内)

私が舞台演出担当に就任した際、ステージの来場者満足度が70%と低いことが問題になっていた。原因は「舞台のテーマ性の薄さ」であった。そこで1つのテーマに沿った舞台作りを行うために、従来は選曲、演出、舞台配置の3班による分業体制がとられていたところを、3班共同で準備を行うよう呼びかけた。結果、「ニューヨークのジャズクラブ」というテーマに沿って、選曲から演出まで一貫したステージプロデュースが可能になった。

[4][3]でお答えいただいたエピソードについて、もっとも苦労した点は何でしたか?また、克服するためにあなた自身がとった行動について、具体的にお答えください。 (200文字以内)

「分業体制」という伝統的な方法を変更するという点について、反対する団員が多かったことである。彼らの不安や疑問を解決するために、「アンケートの分析」と「団員へのヒアリング」の2点を行った。アンケートの結果を定量的に分析し、課題を明らかにすることでプロセス変更への理解を得た。また、反対理由について団員からヒアリングを行い議論の場を設け、ひとつひとつに解決策を提示することで対立解消を図った。

[5][3]でお答えいただいたエピソードについて、失敗が許されないような状況を経験したことがありますか?もしあれば、その時、どのような心境で、どのように対応を取りましたか?結果も含めてお答えください。 (200文字以内)

演奏会は一度きりなので、本番での失敗は許されなかった。ここまで団員が積み重ねてきた努力を何としても来場者に伝えたい、という一心だった。そこで、本番中に起こりうるであろうトラブルのリスクを全て洗い出すために、専門業者や過去の舞台演出担当者を交えた討議の場を毎週設けた。全てのトラブルに対して対応指針を作り、シミュレーションを重ねることで、本番をミス無く終えられた。結果、99%の来場者満足度を得た。

[6] [3]でお答えいただいたエピソードによって得られたことについてお答えください。(200字以内)

周囲を巻き込みながら、チームを成功に導くためのリーダーシップスキルを得た。具体的には、1)チーム内の問題意識の共有、2)問題点をひとつひとつ潰していく緻密な議論、3)チームメイトの誰にも負けない想い、である。このスキルは舞台演出の場面だけではなく、チームのサイズや背景が異なっても活かすことができるということを吹奏楽団以外の活動、特に留学生活中に実感した。

三井住友銀行を志望する理由についてお答えください。(200字以内)

日本の既存産業の強化と、新産業の隆盛に貢献したいと考え志望した。米国での留学生活とゼミ活動を通じて、日本は国際的に評価され得る先端技術を生み出すことには長けているものの、それをビジネスへと発展させていくことが苦手であると実感した。この課題を解決し、再び日本が国際競争力を取り戻すことに貢献したいと考えて銀行を志望している。中でも、多くの行員の方に魅力を感じた貴行を志望している。

企業の挑戦を支えるにあたって、海外進出は避けて通ることのできない道であり、最も重要な部分であると考えている。実際に留学中には、日本の生み出した技術が世界で評価されているのを目の当たりにし、「これを外へ向けて積極的に発信していく必要がある」と強く想った。私が留学生活を通じて身につけた、多様な背景を持つ人々とのコミュニケーション力を活かして、企業の海外進出を最前線に立って支えていきたい。

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