こんにちは。
関西ライターのあざらしさんです。
暑くなってきました。これからリクルートスーツを着て外を歩き回らなければならない就活生は本当に大変だと思います。面接などの選考の際には汗拭きシートを忘れないようにしましょう。
さて、今回は引き続き面接で必ず聞かれるであろう王道質問とそれの対策をご紹介します!
今回の王道質問は一次面接で聞かれることは少ないかもしれませんが、選考が進めばどこかのタイミングで必ず聞かれるような質問です。しっかりと自分と向き合って堂々とこたえてやりましょう。
集団で行動をしているときのあなたの役割はなんですか?
聞き方のニュアンスはさまざまですが、面接では必ずといっていいほど聞かれる質問です。企業が新卒を採用する場合、ある程度人材の枠が決められているものです。リーダーシップを発揮してみんなを引っ張っていくような人材や、現状をしっかりと把握しチームの道標となるような人材。はたまたひたすらに行動する熱血系の人材や冷静で頭がキレるチームの頭脳となるような人材などなど。同じ系統の人材ばかりを採用しても仕事は上手くいかないですし、仕事の効率も悪くなってしまいます。この質問の意図はここにあります。どんな業種であっても自分一人だけで仕事をすることはほとんどありません。営業であっても、企画であっても、エンジニアであってもチームで動くものです。この学生はチームで動くならどのような役割を担うことができるのか。どのようなポジションが向いているのか。面接官はそれを知るためにこの質問をぶつけてきます。
もちろんこたえるときは、経験ベースで言うべきでしょう。「僕は冷静に物事を観察するポジションです」とだけこたえるよりも「僕にはこういう経験がありまして、その際に、、、なので僕は冷静に物事を観察して、チームが間違った方向にいってしまったときに正すポジションです」とこたえた方が圧倒的に説得力がありますよね。20年間生きてきて集団行動をしたことのない人間はいませんし、必ず役割を担っているはずです。その時のことをよく思い返して、自分はチームで動く時はどのようなポジションにいることが多いのかしっかりと自己分析しましょう。自分自身の新しい一面を発見できるかもしれません。
あなたの挫折・失敗経験を教えてください。
面接官からこの質問がとんできたとき、あなたはこたえられるでしょうか。学生時代の挫折や失敗経験というのは入社してからのキャリアを大きく左右します。どうしてその失敗をしたのか、その挫折からどのようにして立ち直ったのか、それをいまの自分にどのようにいかしているのか。挫折のプロセスから結果と反省、そして現在にいたるまでをしっかりと伝えなければなりません。なぜなら大きな失敗や挫折を若いうちに経験している学生は、入社してからも失敗を恐れずにガンガン仕事をこなしてくれる可能性が高いと考えられているからです。
たまにこの質問に対して「僕は失敗したことがありません。しっかりと計画をたててから行動するからです」のようなこたえをする学生がいますが、これは逆効果です。20年間生きてきて失敗を経験したことのない人間はいないでしょうし、面接官はあなたの失敗耐性やどのようにして立ち直ったのかを見たいからです。失敗経験というのはその人がどういう人生を歩んできたのかを自然と伝えてくれます。しっかりとこたえられるようにしましょう。
あなたの成功談を教えてください。
これは失敗・挫折経験とは逆の質問なのですが、面接の際にセットで聞かれることが多いです。<王道質問集Part1>の学生時代にがんばったことと少し重複しているところもあるので、失敗・挫折経験に比べるとこたえやすいかもしれません。面接官の意図としては、どうしてその成果を残すことができたのか、成功を成功のまま終わらせていないか、成長意欲はあるのか、といったところを見ているのでしょう。何をしたからその成果を残すことができたのかを話するのはもちろんのこと、成功して満足して終わったのか、その成功に満足せずそれをいかして次なる挑戦をしたのかどうかなど具体的に伝えることができればベターです。
失敗談・成功談、どちらにしてもその経験があったからこういうことがしたい!や、その経験があったからそれをいかせるこの企業で働きたい!などと言うことができるといいですね。
まとめ
いかがでしたか?
どの質問も面接が進めば必ず聞かれます。
質問の意図は企業や面接官によって違うかもしれませんが、ある程度はどのようなことをこたえるのか考えておいたほうがいいでしょう。とくに成功談は嘘をついたり話を盛りすぎると会話の途中で辻褄があわなくなりますので、正直にこたえましょう。
Part3に続きます!!
就活ノートに登録すると以下の特典がご利用になれます!
- ・就活に役立つメールマガジンが届きます。
- ・企業の選考情報の口コミ、通過エントリーシートが見放題になります。
- ・会員限定公開の記事が読めます。
- ・会員専用機能が利用できます。(お気に入り登録など)
全て見放題!
会員登録(無料)