経験や思いはできるだけ具体的に書こう

例えば
「個人指導学習塾で現代文と英語の講師をやっていました。自分の指導ひとつで成績が劇的に変わる様子を肌で感じて、教育の大切さ、人と真剣に向き合うことの大切さと重要性を学びました。」

を具体性を重視して書くと

「大学入学と同時に、個人指導塾での講師のアルバイトを始めました。今までに70名程の生徒を受け持ち、印象に残る生徒はたくさんいるのですが、中でも高校生なのに中一レベルの問題すら解けない子がいました。
本人にも全くやる気が見られず、自分も指導方法が分からず随分悩んだのですが、塾長や他の先生方のアドバイスで、小学レベルの問題から始めることにしました。
すると、徐々に「解ける」ことの楽しさが分かってもらえたようで、積極的に勉強するようになりました。最終的には記念受験でうけたようなレベルの高い大学に見事合格し、本人やご両親から大いに感謝してもらえました。
真摯に向き合うことや、周囲の方々の協力を上手く仰ぐことの大切さを痛感しました。」

となります。
こんな風に書くと、読んだ人の興味がそそられ、面接時に
「他にどんな生徒がいた?」
「どんな指導を心掛けていたの?」
「いつも困ったことがあれば周囲にアドバイスを求める方?」
など話が広がっていきますね。

また、入社後の仕事ぶりも想像ができそうな感じがします。
「周りのアドバイスを真摯に受け止めながら、真面目に仕事をしてくれそう」
な感じがしませんか?

画像引用元http://www.photo-ac.com/main/detail/48485?title=紙の資料とボールペン2

経験や思いはできるだけ具体的に書こう

熱い想いを冷静に書こう

熱い想いを伝えようとするあまり「!」を多用したり、ドラマチックすぎる表現になっていたりしませんか?
ESもビジネス文書のひとつです。小説ではありません。
一歩引いた冷静さも必要です。

そしてできれば、誰かに読んでもらいましょう。
大学の就職課やキャリアセンターの人など、経験豊富で冷静な分析ができる人がいいと思います。

画像引用元http://www.irasutoya.com/2015/03/blog-post_45.html

熱い想いを冷静に書こう

受動的なことよりも能動的なことを書こう

受け身の体験よりも自分の積極性をアピールでき、説得力もでるので、できるだけ能動的な体験を元にして書くようにしましょう。
 
「大震災の時に計10回がれき撤去のボランティアに行きました。東京に帰ってからも震災関連のボランティアに参加しました。」
ではなく
「大震災の際、サークル仲間30名に声をかけてバスをチャーターし、がれき撤去に行きました。被災者の方と一緒に撤去作業を進めましたが、作業しながら様々なお話を伺うことができ、その中で傾聴ボランティアの必要性を強く感じました。
そこで、東京に帰ってきてから傾聴ボランティアの仲間を募り、今も活動しています。」
といった感じに。
 
どちらも同じ活動をしていますが、どちらに会いたくなるのか、続きを聞いてみたいのはどちらか、一目瞭然ですね。

画像引用元http://www.photo-ac.com/main/detail/162158?title=スーツ姿の女性40&c_id=1

受動的なことよりも能動的なことを書こう

【まとめ】

とにかく1つ、時間をかけて納得いくものを仕上げてみましょう。
就活生同士で互いに読みあうのも良いかもしれません。
 
その際は、この文章を読んでこの人に会いたいかどうか、もっと質問してみたくなるかどうか、にポイントを置きましょう。

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