【エントリーシート書き方講座1】エントリーシートの意義と書く時の心構え
まずは、エントリーシートの存在、作成することの意義、書くときの心構えなどを、エントリーシート書き方講座1として紹介します。
①エントリーシートの意義って何?
エントリーシートって履歴書を変わらず、自分の紹介をするものというイメージですよね。
その安易な気持ちが、惹きつけの弱いエントリーシートを作ってしまう要因です。
エントリーシートを企業側は侮っていません。
企業側は侮っていないからこそ、毎年ブラッシュアップされた新しいエントリーシート原本になっているのです。企業として求めている人材とマッチングした入社率を高めるため、質問項目を考えたり、チェックのポイントを考えたりしています。
いわば大切なあなたの第一印象がエントリーシートによって決まっているのです。
②エントリーシートを制する者が採用を制する?
エントリーシートは、あなたの第一印象だとお伝えしました。
人は第一印象で9割決まるというベストセラーも出たくらい、第一印象は大切です。
逆を返せば第一印象が悪ければ、どこにもあなたを必要とする会社はありません。
あなたは、本当の自分が紙でわかるわけがないと思いますか?
そう思っていることが紙に現れてしまうのです。
一番最初の登竜門、エントリーシートを制することが結論、採用と勝ち取るのです。
人柄やあなたという人がエントリーシートにすでに現れていますので、面接はそのすり合わせみたいなものです。
③エントリーシートを書く時の心構え
エントリーシートには人柄やあなたという人が現れていると言いました。
それはどこに現れるのかというと、難しいことではなく、気持ちの問題なのです。
エントリーシートを舐めてかかっている人は、字が汚かったり、誤字脱字が多かったり、内容がマニュアル的だったりするので、一目見てわかります。
エントリーシートにすべてを注ぎ込もうとした人の字は熱意があり、整っており、オリジナルな内容になっています。
この時点で、内容を読まなくとも合否が決まります。
つまり、エントリーシートに臨む心構え次第で、すでに合否が見えているということです。
エントリーシートを作成する際は、これ一枚で自分の魅力を最大限に表現して、このエントリーシート一枚で採用に結び付けようという心構えが必要です。
【エントリーシート書き方講座2】一番重要!志望動機と自己PR
それでは、エントリーシート書き方講座2としまして、重要ポイントである、志望動機と自己PRの書き方を紹介していきます。
①エントリーシート志望動機の書き方
エントリーシートの志望動機の書き方として、
・業界を志望した理由
・その業界の中でこの会社を志望した理由
この2点は必ず書いてください。
そして書く内容としては、もちろん自分の素直な気持ちを入れるので良いのですが、
しっかりと事業研究、会社研究をしておいてください。
会社が欲しがっている人材、会社が目指している未来などを把握して、そこに自分がどう貢献できるか、つまり会社としてこの学生を採用したときのメリットを感じられる内容にしてください。
独りよがりの自分の思いだけでなく、会社と自分の思いをマッチングさせるような内容にすることがベターです。
②エントリーシート自己PRの書き方
自己PRの書き方の基礎ポイントも志望動機と同じで、いかに会社にとってこの人物が必要か、この人を採用したいと思ってもらえるか、そこに観点を置いて作ります。
ようするに、単に自分の凄いところ、良いところを自慢するような書き方ではなく、それが会社の必要な人材とマッチするように書くことが必要なのです。
例えば体力勝負の会社に、一生懸命頭の良いことをアピールしても意味がないということです。体力勝負の会社に、自分は体力に自信がなければ、いかに頭脳を使って仕組み作りをするかを考える提案等の方向に持っていくのです。
自分の得意なことや好きなことPRしたいことと、会社の求めている物と一致させて書いていくことがポイントになってきます。
③志望動機と自己PRを書く上でのポイントと注意点
志望動機と自己PRを書く上でのポイントと注意点をお伝えいたします。
■ポイント
・志望動機、自己PRとも、会社の欲しい人材とマッチさせて書くこと
・志望動機はエピソードがあると深みがでる
・志望動機は、業界の理由と会社の理由をそれぞれ書くこと
■注意点
・志望動機、自己PRとも独りよがりの物にしないで、会社研究をしてからマッチさせて書くこと
・志望動機、自己PRとも、自己分析をしっかりして自分だけの偏見でなく、客観性も取り入れてかくこと
【エントリーシート書き方講座3】文章、言葉使い、マナーを押さえて採用GET
エントリーシート書き方講座3として、全体の文章の構成、言葉使い、マナーなどを紹介していきます。
前述しましたが、エントリーシートはあなたの第一印象です。内容はともかく、まず基本の文章、言葉使いなどに就活の姿勢が見えます。そこをしっかり心得て書いていきましょう。
①エントリーシートの文章を書く上での注意点を紹介
エントリーシートを文章を書く上での注意点を紹介していきます。
・~であるという言い切り調ではなく、~です・ます調で丁寧な文章にする
~である文章も間違いではありませんが、上目線の印象を与えますので、敬語交じりの~です・ます調を使って書く方が無難です。
・句読点をしっかり使っていきましょう。句読点がなさすぎると読むのに疲れるしわかりづらい文章になります。正しい場所に句読点を使いましょう。
②エントリーシートで使う言葉使いの注意点を紹介!/h3>
エントリーシートの言葉使いの面の注意点を紹介します。
上記の文章を書く上での注意点と被るところがいくつかありますが、それも併せて紹介します。
・二重敬語を使いがちになるので注意しましょう。
・話し言葉を書かないように注意しましょう。一度自分より目上の人に文章がおかしくないかチェックしてもらうことをお勧めします。
・文章と同じですが、「です・ます」調の語尾で統一して書きましょう。
③エントリーシートのマナーを守って採用GETに繋げよう!
エントリーシートのマナーというと、守らなければいけないというより、知っておいてちゃんとやっておいた方が評価は良いという程度です。
凄く小さなところですが、2名からどちらか一人をこのエントリーシートで選ぶとなったときには意外と中身より、マナーや言葉使い、全体の印象から選ぶのです。
例えば、西暦と和暦の統一をしてあるか?とか、改行、句読点、学歴の書き方、などなど。
こういうマナーが最後のポイントになってくることもあり得ますので、知識は持っておきましょう。
まとめ
エントリーシートの書き方講座をお送りしました。
エントリーシートには、人柄や就活への姿勢が現れるので、しっかり心構えをして書くことが大切です。
志望動機や自己PRは、自分独りよがりの気持ちを書くのではなく、しっかりと企業分析と自己分析をして、企業の欲しい人材と自分の強みをマッチングさせるように書くことがポイントになってきます。
そして文章のマナー、言葉使いなどもきちんと整えておきたいところです。
こういう点は、自分では気づき辛いので、周りの人にチェックをしてもらうと良いでしょう。
とにもかくにも、エントリーシートを侮ることは就活を侮ることになります。エントリーシートだけで採用される!位の気持ちをもってとりくみましょう。
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