【エントリーシートの書き方】インターンと本採用の違いについて

さっそくですが、エントリーシートの書き方として、インターンと本採用との違いはあるのでしょうか?それぞれの特徴に違いはあるのでしょうか?

①就活におけるインターンシップの位置づけ

昨今、ほとんどの大手企業はインターンシップを設けています。私も人事に携わり、インターンシップの企画運営をしておりましたが、このインターンシップでは、いかに優秀な人材、自社にあった人材を早く見つけて早く採用するかという点に着目していました。

企業側のインターンシップの位置付けを考えると、やはり就活生としてもインターンシップを就活のスタートだと位置づけたほうが良いということです。

②インターンシップにおけるエントリーシートの重要性

インターンシップが就活のスタートの位置付けなどすると、その企業のインターシップへの
エントリーシートが最初にすることになります。

本採用であろうが、インターンシップであろうが、エントリーシート提出はその人を見るための一番最初のツールなので、大事な第一印象になるわけです。

就活生にとって現代は、入りたい会社であれば間違いなくインターンシップには参加しますので、そこへのエントリーシートは必須ですよね。そして、そのインターンシップも人気の企業であれば、何千、何万通集まるので、企業としても選別が大変なのです。

しかし、本採用の時よりは少ないため、企業側も比較的見るという事に関しては余裕が少しあります。ですのでアピールチャンスは、インターンシップでのエントリーシートになってくるでしょう。

③本採用におけるエントリーシートの重要性

そもそもエントリーシートの重要性が年々位置づけとして高まってきていますが、本採用に置ける位置づけはそんなにここ数年変化がありません。
なぜなら、一番変化してきたのは、インターンシップが主流になっていることなのです。そしてそのインターンシップにもエントリーシートがあるので、そこが最も重要。
本採用は、インターンシップに参加していない人、インターンシップの無い企業にとっては重要な存在になってきます。

【エントリーシートの書き方】インターンと本採用の違いについて

エントリーシートの書き方のここを見ている!インターンシップ

インターンシップにおいてのエントリーシートの書き方として、企業側はどこの部分をどのようにチェックしているのか気になりますよね。そのポイントを押さえて作成することで効率的になります。

①企業はインターンのエントリーシートのここを見ている

インターンのエントリーシートの企業が見ているところを紹介してきます。
・エントリーシート全体の丁寧さ、キレイさ、まとまりなど
・誤字脱字などがないか
・自己PRと志望動機
これが主に見ている箇所で、自己PRと志望動機に関しては、優秀さもありますが、自分の企業とどれだけマッチした人材なのかというのを中心にチェックしています。

どういうことかというと、例えばAT業界では引く手あまたで、どこの企業もその人材を欲しいと取り合いをしていても、サービス業で求める人材ではなかったりします。ですので、いかに自社とマッチしている、自社に貢献できるかを基準に見ています。

②エントリーシートの書き方にはコツがある

エントリーシートの企業の見ている点を紹介しましたが、そこを網羅するにはコツがあります。

まず、全体をキレイに、誤字脱字も無く、常識あるエントリーシートにできるかどうかという点では、下書きが重要です。ベースを下書きで完璧に作成しておくのです。そして、その下書きは第三者にいちどチェックしてもらうことをお勧めします。

自分の癖があって、話ことばになる文章で書いてしまっていたり、思い込みの誤字もありますので、客観的目線が入ると間違いがなくなります。

それと上記でも説明しましたが、自己PRと志望動機は、いかに自分の強みと会社の求める人材像が一致するかという点に着目して書くことがコツです。

③インターンだからこそのエントリーシートの書き方

インターンでのエントリーシートで意識する点は、どちらかと言えば熱意のアピールです。

単純にどれだけこの業界の仕事が好きで、どれだけ企業の事を好きでというアピールです。精神論強めですが、まずは熱意を見せる事がお勧めです。

なぜこの業界を志望しているのか、どうしてうちの会社なのか、その理由を明確に書いて、
だからこそインターンシップという貴重な機会に参加したいんだという熱意を表しましょう。

エントリーシートの書き方のここを見ている!インターンシップ

インターンのエントリーシートの書き方のポイントを押さえよう

インターンに参加したいため登録を済ませ、いよいよエントリーシートの作成です。自分の企業への第一印象なので、しっかりポイントを押さえて書きましょう。

①エントリーシート書き方例 インターンの志望動機

エントリーシートの書き方例インターン志望動機編を紹介します。

コンサル業界志望
元々、自分で企業し経営することに興味を持っていましたが、大学で経営学について学んだり、企業研究をしているなかで、数多くの企業が悩んでいることを知りました。

私自身の兄も経営者なのですが、そのような悩みなど知る由もなく、コンサルという業種に興味を持ってから話しを聞くと悩みの深刻さを目の当たりにしました。

そしてそういう問題を解決していくサポートをしたり支えになりたいと考えるようになりました。
その中で、貴社は様々な大企業や、幅広い分野の顧客を抱え、問題を解決していることを知り、ぜひ自分の力で御社に貢献したいと志望しています。

貴社は年功序列ではなく、能力主義で年齢や性別に関係なく機会を与えてもらえる会社です。私の強みである、実行力とスピード、粘り強さと思いやりで、顧客に寄り添える、そして結果を出せるコンサルタントになりたいと考えております。

御社のインターンシップでは、さらにコンサルというものを深く知れる事、自分がどう貢献できるかを深堀できること、貴社で働くイメージを今以上に濃厚に持つことができることを考え参加希望しています。

②エントリーシート書き方例 インターンの自己PR

次に自己PR編を紹介します。

私の強みは、挑戦力です。
新しい場所、環境になっても物おじせずすぐに飛び込んですぐに慣れ、どんどん挑戦んしていけることです。私は、世界で通用する人間になりたいということで、留学を決意しました。単身で現地に飛び込み、サポートのない中で家も一から自分で探し、アルバイトの経験もしました。新しい環境に飛び込むことはもともと得意ですが、海外なので言葉の壁や文化の壁にぶつかりました。すこし時間がかかりましたが、それも挑戦する気持ちで乗り越え、英語力の向上、文化の理解など自分の可能性をさらに広げることができました。

自己PRにおいては、自分の長所、強みが会社の必要な人材とマッチしているか、そしてそれが強みであるエピソードや根拠を紹介することが説得力へ繋がります。

③インターンを突破するエントリーシートはコレだ!

何度か前述してきましたが、インターンを突破するエントリーシートの押さえるべきポイントは、
・企業と自分のマッチ度の高さがわかるエントリーシートになっていること
・業界、業種、企業への志望熱意が伝わること
・文書の礼儀、マナー、誤字脱字がないなど、全体が丁寧に作成されていること

これがインターンシップのエントリーシート突破法です。

インターンのエントリーシートの書き方のポイントを押さえよう

まとめ

インターンのエントリーシートはその企業への第一印象になります。そして企業は現代、インターンシップの位置づけを重要視しています。いかに早く優秀な人材と出会えるかというのを模索しています。
インターンシップは、その人探しにおいての一番最初の入口です。企業としても積極的に取り組んでいるのです。
それに本採用より少し早めなので、本採用のエントリーシートチェックより、インターンのエントリーシートのほうがじっくりチェックできますので、ねらい目はインターンのエントリーシート。
これでどこまで自分をアピールし、いかに自分が企業の求める人材と一致しているのか、どれだけ企業に貢献できるのかを伝えきれるかどうかです。

インターンシップのエントリーシート一枚で企業から求められる人材になれるような書き方にチャレンジしてみましょう。

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