エントリーシートの書き方がわかる本は読んだほうが良いの?

ではさっそく、エントリーシートの書き方がわかる本は読んだほうが良いのか?本の選び方、何冊読むのかなどを紹介していきたいと思います。

①エントリーシートの書き方の本は読んでおいた方がよい?

エントリーシートの書き方の本は、読まなければいけないことはありません。
文章を書くことなどが嫌い、苦手でない方は、ネットなので書き方をなんとなく頭に入れれば本などは必要ありません。

しかし元々文章などが苦手な人は、一冊でも持っていると安心ですし、エントリーシートを一枚作成した後にもまた見直せるので役立つかもしれませんね。

②エントリーシートの書き方がわかる本の選び方

エントリーシートの書き方がわかる本はいくつも出ていますが、選び方がいくつかあります。もちろん、全体を把握したいのであれば全体がわかる内容のスタンダードなものを購入しておけば問題ないです。

しかし、もし志望動機がうまく書けない、自己PRを上手に書きたいなど、苦手なところ、工夫したい部分というのがピンポイントであるならば、そのピンポイントに沿った内容の本を買う方が有効です。

ただやみくもにエントリーシートの本を購入するだけでは、もったいないことになります。
それであれば、自己分析の本を購入して、しっかりした深い自己分析ができて、それをエントリーシートに記入するほうが有効的です。

自分がエントリーシート作成において、どのようなことを悩んで困っているのかをチャンと考えて本を選ぶことをお勧めします。

③エントリーシートの書き方がわかる本はをみんなは何冊読むの?

エントリーシートの書き方がわかる本はたくさん出版されていますが、みんなはだいたい何冊ほど読んでいるのでしょうか?

結論から言うと、本を購入する人のほうが少ないのではないかと思います。
今は情報がネットに溢れていますから、そこで対応ができている人が多いでしょう。おそらくもし本を購入していても一冊という人がほぼではないでしょうか。

何冊購入しても同じ内容が書いてあることがほとんどですし、例えばたくさん例が記載されていますが、あまりに例を頭に叩き込みすぎると、マニュアル的な仕上がりのエントリーシートになってしまいます。

エントリーシートの攻略、マニュアル本は多くて1冊にしておきましょう。

エントリーシートの書き方がわかる本は読んだほうが良いの?

エントリーシート書き方がわかるお勧め本の紹介

それではエントリーシートの書き方がわかるお勧めの本を紹介します。独断と偏見が混じっている部分はご了承ください。

・絶対内定エントリーシート 履歴書 著:杉村太郎
この本は、エントリーシート全体のポイント等がわかる本です。1冊あれば大枠がわかる本なので、全体を把握したい、エントリーシートはこんなものだとわかりたい方にお勧めです。

・すごい自己PR作成術 著:阿部淳一郎
この本はけっこう良いポイントがあるのです。エントリーシートの中身は、自己PRになるものなので、自己PRのポイントがわかっていれば、このエントリーシートに入れ込めます。意外と、面接でも使えますよ。

・入社1年目の教科書 著:岩瀬大介
この本はけっこう売れました。でもおそらく売れたのは、入社一年目の人に売れたのだと思います。しかし、この就活段階で購入することに意味があります。入社一年目で大切なことを、エントリーシートに盛り込んでいけると意識高い感じになりますよね。

・20歳の自分に受けさせたい文章講義 著:古賀史健
この本は、文章能力の本です。個人的にはこれを学んでおいた方が、長い目で見たらよいと思うのです。ただ、この文章の能力をどうエントリーシートで活かしたら良いかわからないといけないので、難易度は高いというか応用力が必要になってきます。

このように、自分の弱いところ、苦手なところ、強調したいところを絞って本を選ぶ方が良いと思います。

①エントリーシートの大枠がわかる本

上記で一冊、絶対内定エントリーシート~を紹介しましたが、それと似たような大枠を理解するための本を紹介します。

・2021年度版 速攻ワザあり面接&エントリーシート(NAGAOKA就職シリーズ)
このような〇〇年度版は、毎年少しづつ変化する就職活動に対応して作られています。
たしかに、求める人材像も年々変化がありますので、応じて対策も必要ですね。

この〇〇年度版と名前に付いている物はエントリーシート全体を把握するものとして選びやすい本です。

②局所に絞った書き方がわかる本

上記で説明した、局所に絞った書き方がわかる本を紹介します。局所とは、エントリーシートで言えば、志望動機、趣味、特技、学生で熱中したことなどそれぞれの項目に対しての対策本です。

・内定者はこう書いた!エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR完全版2021
著:坂本直文

・実例から学ぶエントリーシート突破法 著:山福久雄

③文章の質をあげる本

文章全体の質をあげる本を紹介します。読み手に伝わりやすい、ここを一番伝えたいならどういう書き方をすればよいか、文章自体の書き方を工夫できるようなノウハウ本です。

・人を操る禁断の文章術 著:メンタリストDAIGO
こちらはDAIGOさんの著書なだけに読みやすいというか、もうその文章術にハマっているようになります。

・考える技書く技術 著:バーバラミント
この本は、けっこう社会人になってからのビジネスマンも読んだとされている本です。書くこと、考える事をスキルの一種だと捉え、磨いていくための著書になっています。
とてもわかりやすい内容です。

しかし、この文章力をあげるための本を読んでも、エントリーシートにどう落とし込むかのスキルが必要になってきますね。

エントリーシート書き方がわかるお勧め本の紹介

エントリーシートの書き方の本を読む上でのポイントと注意点

エントリーシートの書き方の本を読む上で注意点やポイントがあります。活用の仕方を誤ればあまり良いツールとは言えないものになってきますので、充分注意しましょう。

①エントリーシート書き方の本を読むときのポイント

エントリーシートの書き方の本を読むときのポイントを紹介します。

まさに、ポイントだけ読むというのがポイントです(笑)
つまり、全部本を網羅して、それをそのまんまエントリーシートに書くとなるとオリジナリティが全くないため、マニュアル的な物が出来上がります。そのため、数千人という大手企業のエントリーシート関門では、即落ちの可能性が高まります。

礼儀、基本的に守ること、そういう重要ポイントだけを押さえるような読み方をしましょう。

②エントリーシート書き方の本を読むときの注意点

上記の本を読むときのポイントと同じようなことですが、採用側もこういうマニュアル本は読んでいます。そのため、この本を読んでそのまんま書いているということもわかってしまいます。

それに多くの学生が同じことをしているので、埋もれるエントリーシートになってしまいます。ですので読む時の注意点として、全部網羅しない、真似しないということを頭にいれておいてください。

③エントリーシート書き方の本の活用の仕方

エントリーシートの書き方の本の活用の仕方は、大枠を捉えるための本だと認識しましょう。基本的なノウハウ、礼儀、失礼のない書き方、文章の基本などは本から学び、内容は自分で考え、オリジナルにすることです。

お勧めとしては、一度自分で何も考えないで文章を作成してみて、その後ノウハウ本を見て、添削をしていくのであれば、マニュアル的なものにならずに済むかと思います。

エントリーシートの書き方の本を読む上でのポイントと注意点

まとめ

エントリーシートの本を読むのであれば、
・エントリーシートの大枠、基本がわかる本
・文章能力をあげる本
・局所部分能力をあげる本
の使い分けをするつもりで購入しましょう。

決して、丸写しや真似などはせず、あくまでもオリジナルなエントリーシートになるよう、補完的要素で本を使うことをお勧めします。

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