OpenES「志望動機」の書き方のポイント

OpenESにおきまして、「志望動機」の項目は必須ではありません。そもそもOpenESは、共通項目と、企業によって提出が求められる独自項目の2つがあります。「基本情報」や「保有資格・スキル」、「趣味・特技」「学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容」「自己PR・PR写真」「学生時代に最も打ち込んだこと」に関しては必須項目になります。
一方で独自項目とは、企業によって3つまで独自に追加して質問できる項目となります。「志望動機」はこの独自項目に含まれます。そのため必ずしも用意しなければいけないわけではありませんが、「志望動機」は企業側からよく追加で質問される項目になります。そのため、「志望動機」も必須項目と思って、書き方もポイントを押さえて準備しておくことが重要です。

企業はなぜ志望動機を聞くのか理解する

OpenESの志望動機を記載するにあたって、先ほどもふれたように、なぜ企業は追加で志望動機を質問してくるのかという点をしっかりと理解しておく必要があります。企業側が志望動機を聞く理由は大きく2つあります。
1つは、なぜ自社を選んで応募したのか、自社でなければならないのかという点を確認したいためです。企業によっては数百人レベルでOpenESが送られてきます。その中で、本当に自社でなければならないのかという志望度合いの高さを判断しています。
2つ目は、自社の求める人材とのマッチ度合いです。企業が人材の募集を行う以上、こういった人材が欲しいという要望は必ずあります。そこにマッチした人材かどうかを見極めるために、志望動機を確認しています。そのため、志望動機を書く上では、このような企業側の要望を理解した上で、自身の強みをアピールしていく必要があります。企業側が志望動機に求める要素として、少なからずこの2つは押さえておくと効果的です。

志望業界についても理解しておく

志望動機を書く上で、対象企業以外にも関連する業界に関しても押さえておくと効果的です。対象の業界に対して強い思いを持って志望動機を書くことで、志望動機に深みが生まれ、自身の思いにおける信ぴょう性も高まります。

その企業でなければならない理由を具体的に記載する

更に、志望動機の書き方のコツとしては、その企業でなければならない理由を具体的に記載するという点があります。やはり、対象の企業にどうしても入りたいという思いをストレートに伝えることが一番重要になります。他社でも当てはまる漠然とした内容では、面接官には響きません。なぜ応募したのか、なぜこの企業だったのかという点を、分かりやすく強調することが重要です。
またこの内容は、具体的であった方が非常に効果的です。ただ単に「〇〇に魅力を感じた」「〇〇にとても興味があった」というだけでは、具体性が無く書き方としてはマイナスにつながりかねません。志望動機の書き方としては、だから何なのか、なぜそう感じたのか、どうしていきたいのか、という具体的な内容を加えていきましょう。

入社後にどう貢献できるかを記載する

最後に、入社後にどう貢献できるかを明記することも志望動機の書き方のコツです。先ほどふれた具体的な記載にもつながりますが、興味や関心のある企業のサービスや商品に対して、自身が入社後にどう活用していきたいと考えているのかを明記すると、面接官としても入社後のイメージがつきやすく、内定につながりやすくなります。

OpenES「志望動機」の書き方のポイント

OpenES「志望動機」の書き方の注意点

以上のようなポイントをもとに、OpenESで志望動機を記入していくと効果的ですが、一方で注意しなければならない書き方もあります。

しっかりと企業のことを把握しないまま書き進めない

まず初めに紹介するOpenES「志望動機」の書き方の注意点は、しっかりと企業のことを把握して書き進めるという点です。OpenESは、Web上から一括でエントリーシートを書くことができる仕組みですが、この志望動機は企業からの要望に応じて個別で用意していきます。そのため、他者に出した内容の転用はできません。同じ業種だからと言って、横着して他者と同じ内容を記載すると、内容がブレてしまい対象企業に則した内容にならず、マイナス影響につながる可能性が高いです。志望動機に関しては、事前にしっかりと企業のことを把握し、1社ずつオリジナルで書き進めましょう。

自分の希望ばかりを書かない

2つ目の志望動機の書き方における注意点は、自分の希望ばかりを書きすぎないという点です。企業に入ってこう活躍したいという希望を描いて書くことは問題ありませんが、そればかりに終始してしまうと、企業側からは自分勝手な人だと捉えられかねません。志望動機の書き方としては、アピールの部分と企業を理解した部分を合わせて構成することが重要です。

どの企業にも当てはまるような漠然とした内容を記載しない

OpenESにおける志望動機の書き方のポイントに関する部分でも紹介しましたが、具体性のない漠然とした内容では、やはり効果的ではありません。どの企業にも当てはまるような内容では、志望動機の項目を他社に出した内容と転用したのではと疑われ、マイナス影響につながる可能性もあります。対象企業への志望動機として、具体性を持った内容で構成することを心掛けましょう。

OpenES「志望動機」の書き方の注意点

OpenES「志望動機」の書き方の裏技

続いて、ポイントや注意点をふまえ、志望動機の書き方における裏技についてもいくつか紹介します。

文字数と書き進める順番を意識する

まず1つ目は、文字数と書き進める順番を意識するという点です。OpenESにおける志望動機には、特に文字制限はありませんが、一般的には400文字から800文字程度が多い傾向にあります。そのため、思いを端的に、分かりやすく記入する必要があります。その際に、「〇〇を行いたくて志望しました」「〇〇に携わりたく志望しました」というように結論を先に記載し、「なぜならば~」という形で理由を具体的に明記していくと効果的です。多くの就活生のOpenESを確認している面接官の目に留まるような、キャッチやインパクトのある表現を心掛けると良いでしょう。

志望企業の特徴を活かし、入社後の期待感を与える書き方を目指す

続いて2つ目は、志望企業の特徴を活かし、面接官に自身の入社後の期待感を与えるような書き方で志望動機を構成すると効果的です。先にふれた企業がなぜ志望動機の提出を求めるのかという点を考慮し、面接官が、「この人を採用してくれればこういった利益を会社にもたらせてくれるだろう」と思わせることが重要です。これをOpenESの志望動機の中で上手く表現していきましょう。

OpenES「志望動機」の書き方の裏技

まとめ

OpenESにおいて、必須項目ではないものの、企業側とすると採用か否かを判断する上で欠かせない要素が「志望動機」になります。だからこそ、企業側の意図をしっかりと汲み取り、且つそこに自身の強みやアピールポイントを合わせて構成していくと効果的です。本日紹介した志望動機の書き方のポイントや注意点、裏技などを活用し、内定につなげる志望動機で他者との違いをアピールしていきましょう。

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