5つのうち、どの志望動機が選考通過したでしょうか?

下記5つは昨年の先輩が実際に書いたエントリーシートの志望動機です。

1.お客様のニーズに応じた質の高い施術を提供できる点と自分にチャレンジ出来るフィールドがあり、自分も周りの仲間も向上心をもち、高め合える所に魅力を感じ、志望しました。

2.貴社で「自ら考え行動する」強みを発揮出来ると思い、志望します。

3.お客様と深い関係を築けるリテール業務を志望しているからです。

4.貴社のお客様の要望に応えるべく、1つとして同じ住宅がない、という自由度とデザイン性の高い家作りに大変魅力を感じています。

5. 総合職事務系を選んだのは、将来的に海外事業に携われる可能性が一番高いと感じたからです。
 
 
皆さんはこの志望動機の中でどの志望動機がエントリーシートで通過したかわかりますか?
 
 
実は、上記のすべてのエントリーシートが通過をしています。

就活生の勘違い

もしかしたら皆さんは、「いい志望動機」と「悪い志望動機」があると思っているのではないでしょうか。
 
 
志望動機そのものに「いい」「悪い」はありません。
 
 
就活はよく恋愛に例えられますが、自分が告白される理由に「いい理由」や「悪い理由」はありますか?
 
 
あるとすれば「なんで私なのかわからない」という理由で告白されると不安になることでしょう。

「優しいところが好き」

「誠実なところが好き」

「かわいいから好き」

「思いやりがあるから好き」
 
 
いろんな理由が挙げられますが、どの理由が告白される「いい理由」なのでしょうか?恐らくどんな理由でもいいのだと思います。

志望理由で大切なのは【結果】ではなく【経緯】

大切なのは「どうしてそのような理由を持ったか」ということです。
 
 
例えば「優しいところが好き」というのは、相手のどんなところを見てそう思ったのでしょうか?

「私はあなたが好きです。その理由は、あなたが優しいからです。以前あなたと一緒に道を歩いていたとき、泣いている子どもに対して声を掛け、なぜ泣いているかを子どもから話を聞いていました。私と一緒に歩いていたのであなたは私に『この子の親を見つけるのに時間をもらってもいいですか?』と質問しました。私は目の前で泣いている子どもに対して親身になれるあなたが優しい心を持った人だと思いました。だから私はあなたが好きです。」

かなり堅苦しい文章になってしまいましたが、このように「どうしてそのような理由を持ったか」ということに納得できると、志望理由が本当のことであると伝わります。
 
 
お客様のニーズに応じた質の高い施術を提供できる点と自分にチャレンジ出来るフィールドがあり、自分も周りの仲間も向上心をもち、高め合える所に魅力を感じ、志望しました。

それはどうしてか。

貴社で「自ら考え行動する」強みを発揮出来ると思い、志望します。

それはどうしてか。

お客様と深い関係を築けるリテール業務を志望しているからです。

それはどうしてか。

相手に「なるほどね!」と思ってもらえるように志望理由を伝えていきましょう。

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